【Report】表参道で出会った「愛が詰まったハートのチョコレート」

今回訪れたのは、表参道の大通りより一本奥に入った通りにある「bubó BARCERONA（ブボ・バルセロナ）表参道店」。静かな街の中に佇む建物の存在感。どんなスイーツがいただけるのか心が弾みます。
「bubó BARCERONA」は「バルセロナ」というワードからも分かるように、スペイン発のパティスリーです。
バレンタインを間近に控えているということで、素敵なチョコレートとケーキをいただきます！

お店に入って1階正面にあるウインドウに並ぶのがキューブボンボンを始めとしたチョコレートです。
「綺麗ですね」とSHINさんもじっくりとチョコレートを見つめます。

こちらは大粒のナッツをチョコレートでコーティングした「チョコフルーツ」（2190円～／税込み、以下同）。マカダムやブラウニー、ジンジャー、トリュッフォなど種類も豊富です。パッケージがカラフルでかわいい！

「たくさんあって選ぶのも楽しそう！迷っちゃいますね」とSHINさん。

店内ではチョコレートのほかに、マカロンやケーキなども並んでいます。

スイーツの美しさを堪能したあとは、2階にあるカフェへ。
まずいただくのは「ショコラショー」（850円）。パーセンテージの違う3種類の高カカオチョコレートを使ったホットチョコレートドリンクです。
「こちらはテイクアウト（テイクアウトは650円）もしているので、クリスマスの時期はイルミネーションを観ながら飲むお客様もいらっしゃったんですよ」と広報の河上さん。
あつあつをいただきます！

「あつあつですが、すごくおいしいです。飲み物なのに、歯ごたえがあるような感じがして、食べる飲み物みたい。おなかがいっぱいになるし、満足感がすごい！」とSHINさん。「今まで飲んだ飲み物の中で一番濃厚です。すごすぎる、これは！」
「次のケーキもあるから、控えたほうがいいかもしれないんですけど、おいしくて飲んじゃいますね」と外を眺めながらまた一口。あっという間にカップは空に。
「朝、コーヒーとチョコを食べるのが好きなんですけど、どっちも満足させてくれるような1杯です」

と、ここで、スタッフから「今日のお衣装、すごくかっこいいですね」の声が飛ぶと、「服、買いました！これからがんばります！」とSHINさんが笑顔を見せる場面も。

そこに、ケーキプレートが登場です！　表参道店でも人気のメニューなのだそう。

ブボのケーキプレート（1760円）はお好みのケーキとマカロンを選ぶことができるほか、「本日のチョコレート菓子」に、フルーツ、エディブルフラワーが添えられています。
プレートが登場すると、SHINさんも思わず「かわいい！　ご褒美感がある一皿ですね」。

「何から食べようかな」と少し悩みつつ、まずはケーキを。
SHINさんが選んだケーキは「ジェイド」。翡翠という意味ですが、まさに宝石のようにキラキラとしたビジュアルの、トロピカルで爽やかなムースケーキです。

一口いただいて、「うまっ！　酸っぱさがいいですね。好きな酸味かも。さっきのショコラショーは濃厚でしたけど、こっちはすごくさっぱりしています」。
食べ進めていくと、「あっ、中に何かゴロッと入ってる！」。ムースケーキの中にはパイナップルのコンポートが入っています。「ちょっと冷たくて。それがまたいいですね」
幸せそうに召し上がるSHINさんから、そのおいしさが伝わってきます。
ちなみに、表参道店で並んでいるケーキはスペイン本国のレシピを日本で忠実に再現しているのだそう。

「ケーキの土台にもこだわりがあって、一度シュトロイゼルという生地を作って砕いて、もう一度固めて型抜きをすることでザクザク感を出しているんです」と河上さん。
そのお話をうけてSHINさんは「すごいですよね。ケーキ作るのってすごく考えられているんだな、ってこの連載をやっていて思います」。
そして「このケーキも曲みたいな。イントロがあってＡメロあって、Ｂメロあって、サビで、生地で締まる感じがします。ケーキだって、試行錯誤しながら作ってるんですもんね。曲もそういうところは同じだな、と思います。で、ケーキの見た目はジャケット的な」。

続いてはマカロンを！　SHINさんがチョイスされたのはピスタチオ。
bubó BARCELONAのマカロンは大きめサイズなのが特長のひとつ。
マカロンの中のガナッシュはホワイトチョコレートベースになっているのだそう。

「おいし。濃厚ですし、これひとつでも満足感がありますね。僕、マカロン好きでときどき食べますけど、一番、中がギュッと詰まっている気がします」

バレンタイン間近ということで、赤のキューブボンボンが。

お次は「本日のチョコレート」へ。
「このプレートすごいですね。次々とお楽しみが待っている感じがして」とニコニコ。
「ホワイトチョコレートが好きなので、これは最後に取っておいて」まずいただいたのはキューブボンボン ラブの「コーン、ラズベリー」。

「なんだかサクサクしていますね」というSHINさん。サクサクのコーンパフの生地をミルクチョコレートでコーティングしているのだそう。
次はチョコフルーツの「ジャンドゥーヤ」を。

「今までのは1個だけでも満足感があったんですけど、これは何個でも食べたくなっちゃうような、やみつきの味ですね」とSHINさんがおっしゃるように、実は塩が効いてるのがやみつきの秘密のようです。
「うん、これは無限ループできます！　サクサクいけちゃうし、危険なやつ」

最後のお楽しみにとってあった『マンディアン ミックス』のホワイトチョコレート。
「ホワイトチョコレートの中に緑を感じます」というSHINさんでしたが、緑の正体はピスタチオのようです。ピスタチオのほかにも松の実が入っていて、香ばしさも感じられるお味になっています。
「チョコレートの食べ方としてはよかったかもしれないです。最後に締まった感じがして」と言い、しっかり、完食です！

最後に登場したのは2023年1月12日に発売したばかりの「チョコスカルプチャー マイハート プティ（2990円）」。
宝石をイメージした手のひらサイズのハートのチョコレートです。
なんと、このチョコレートを、割ります！

専用のハンマー（330円）で、コンコン、コン。
「あっ、意外と固い！」と言いながら、少し力を込めて「ブロークンマイハート！」。
綺麗に真ん中から割れました！

割れたチョコレートの中からは、お味の異なる3つのハート形チョコレートが。
広報の河上さんからも「なかなかこんなに綺麗に真ん中から割れないんですよ！」とお褒めのコメントをいただいて、SHINさんから思わず照れ笑いが。
ハートを割るなんて！　と思われるかもしれないんですが、割ったチョコレートからたくさんの愛があふれ出てくるイメージなんだそう。

もうすぐバレンタイン。SHINさんからの愛が届きますように！

撮影協力

ブボ・バルセロナ　表参道店
住所：東京都渋谷区神宮前5-6-5 Path表参道B棟
電話：03-6427-3039
https://bubojapan.com/pages/shop-japan

プロフィール

SHIN

2011年エピックレコードジャパンからヴィジュアル系ロックバンドViViDのボーカルとしてデビュー。
その圧倒的な歌唱力と魅力的なルックスを持ち合わせる逸材として話題となり、結成2年で日本武道館公演を行う。
2015年ViVID解散後、2016年12月六本木 EX THEATERでのワンマンライブでソロボーカリストSHINとして復活を果たす。
2017年に1stアルバム『Good Morning Dreamer』をリリースし、2018年にはYouTube channel「SHIN LOIDちゃんねる」を立ち上げ、登録者数は現在12万人を超える。
2020年より咲人(ナイトメア)とのプロジェクトSEESAWも始動するなど、その活動は多岐に渡る。

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SHIN OFFICIAL WEB SITE

撮影／友野雄、取材・文／ふくだりょうこ、企画・構成／藤坂美樹