中井美穂 めくるめく演劇チラシの世界
KAAT×新ロイヤル大衆舎 vol.2『花と龍』
毎月連載
第76回
KAAT×新ロイヤル大衆舎 vol.2『花と龍』チラシ(表面)
KAAT1階アトリウムの特設劇場で上演された『王将-三部作-』(2021)が話題を呼んだKAATと「新ロイヤル大衆舎」が再びタッグ。第二弾は明治の終わり、石炭産業で盛り上がる北九州を舞台に生命力あふれる男と女を描く火野葦平の『花と龍』。物語に込められたエネルギーがほとばしるようなチラシを手掛けたデザイナーの吉岡秀典さん、そのサポートをした伊藤総研の星杏沙妃さん、そして打ち合わせの段階からチラシに深く関わった山内圭哉さんにお話を聞きました。