田中泰の「クラシック新発見」

肉屋の資格を持つ鉄オタ、ドヴォルザーク

隔週連載

第119回

来る9月8日は、チェコの作曲家アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)の誕生日だ。交響曲第9番『新世界より』の第2楽章が、『家路』のメロディとして多くの小学校の下校時間のテーマソングとして使用されてきたことから、日本においては特に有名な作曲家のひとりに違いない。“肉屋の資格を持つ唯一の作曲家”であることや、“生粋の鉄道オタク”だったことなど、逸話の多いドヴォルザークとは一体どのような人物だったのだろう。