峯田和伸(銀杏BOYZ)のどうたらこうたら

「お金」が「真の豊かさ」を満たしてくれるわけではない

毎週連載

第277回

前回まで「今年流行る風俗」を自信満々で喋り倒しましたけど、でも、これはマジの話で、今の日本はもう文化とか奥ゆかしさとかまで「お金」に飲み込まれちゃって、人間にとっての「真の豊かさ」みたいなものがなくなっているように思うんだ。だったら、はっきり「男女ともに性欲がある」「それをあからさまに満たす」といった店なりサービスがあって当然だろう、というのが僕の持論なわけさ。まぁ、これは冗談にしてもさ、マジでここまで「お金」のことだけで、人の気持ちとか機微みたいなものをいっさい無視する世の中って、ちょっと異常すぎやしないかと思う。