SHIN 音楽甘党遊戯
【Report】下北沢で味わう 「音楽ユニットのような」焼き芋スイーツ
隔週連載
第47回
アーティストのSHINさんがさまざまなスイーツを味わい、探求していく連載企画「音楽甘党遊戯」。
スイーツをこよなく愛するアーティスト・SHINさんがカフェや喫茶店を訪れ、新たな美味しさに出会います。
その味わいと魅力をSHINさんならではの言葉でお届け!
今回、訪れたのは「高級芋菓子 しみず」。関東、近畿、四国エリアに店舗がありますが、この日は関東エリア、下北沢店にお邪魔しました。
本多劇場のそばを歩いていくと、「芋」という看板が目を惹きます。
イートインスペースにも「芋」の光る看板が。
こちらのお店では食べ歩きをされる方が多いようで、メニューもテイクアウトしやすいものが多くあります。取材中にもテイクアウトメニューを購入される方が多くいらっしゃいました。
「えーっ、どれにしよう!?」と熟考したSHINさん。
結果、「焼き芋ブリュレ」と「ソフトパフェ」に決定!
そして注文したメニューを待っている間、お店の方のご厚意で芋チップス(プレーン、コンソメ)を試食させていただきました。
まずはコンソメから。一口頬張ると「パリッ」という良い音が響きます。
「うまい! コンソメだけど、芋の味がしっかりしていますね。プレーンはより芋の甘さが感じられます」
チップスだけれど、さつまいもを使っているとなると、少しヘルシーに感じて食べすぎてしまいそうです。
そんなふうにチップスをいただきながら、話題は連載の振り返りに。これまで2度ゲストをお呼びしていますが、「またそろそろゲストにも来てもらいたいですよね」とSHINさん。
「普段から交流がある方に来ていただくのがいいかな?」としつつも「でも、まだあまりお話をしたことがない方とスイーツを通じて打ち解けるのもいいかもしれないですね。ちょっといま、人見知りを克服しようかと思って」と意外な発言も飛び出しました。
そんなお話をしていると「焼き芋ブリュレ」が登場!
焼き芋ブリュレがゴロッと入っていた存在感大。アイスもたっぷりでインパクトある見た目です。
ブリュレされたばかりなので「カップを持つとほんのり温かいですね」。
お店の方曰く、「芋を一口食べたあとに、アイスをすぐに食べるのがオススメ」とのこと。
キャラメルリゼしたおいもとアイスを一緒にいただきます。
パリッとした表面をスプーンで割ると、中からはトロッとした芋が。
「おっとっとっ」と言いながら、まずは芋をぱくり。
「超、芋! なんだか懐かしいですね。あっ、でもあとからブリュレの風味が来ます。懐かしくて新しい!」
続いては、芋を食べてすぐにアイスを頬張ってみます。急いで、急いで!
「めちゃくちゃおいしい! アイスと一緒だと食べたことがないスイーツになりますね。こういうアイスがありそうでない。ハーゲンダッツに近いけどそれとも違って。芋が温かいからまた不思議な味わいですね」
さつまいもは、収穫してからすぐに食べるのではなく、最低40日間は熟成させて、甘味をアップ。さらに、一度焼き芋にして、ブリュレにすることでその甘味が増すのだと言います。「手間暇時間がかかっているのがうちのお芋のいいところですね」とスタッフさん。
そしてアイスクリームにも秘密が。
「いろんなアイスがある中でも、一番相性のいい、濃厚なものを使っています。ハーゲンダッツとは違いますが、それに引けを取らないものです」とSHINさんがおっしゃったとおり、とお店の方にもにっこりしていただけました。SHINさんも思わず良いドヤ顔に。
続いては、せっかくなので「紫芋ソフトクリーム」を手に食べ歩きしながら下北沢の街へ!
まずは芋チップスをパリッ。
少し照れくさそうなのは「こんな道路の真ん中でソフトクリームを食べることがないから!」とのこと。
でも、「めっちゃうまい。さっきのチップスの味だけど、さらに食べ応えがありますね」。
とはいえ、ソフトクリームを食べるのは時間との戦い! このあとはしっかりと味わいつつ、急いで頬張っていらっしゃいました。
「夏の日は要注意ですね」「チップスでソフトクリームの周りをぐるりとすくってから食べるのがいいのかも」とソフトクリームの食べ方についてスタッフと共に思案する場面も。
そして今日のスイーツを音楽に例えると?
「芋が主役だと思っていたら、アイスもそれに匹敵するぐらい大事。意外と引き立て合っていて、音楽ユニットのような感じでしたね。いいケミストリーを起こしていましたね」
「さつまいもって普段はなかなか食べる機会がないんですけど、本当においしかった! それに今回のような食べ歩きも楽しそうですね」とSHINさん。
ゲストの話も含め、これからの連載への楽しみも膨らませたのでした。
撮影協力
高級芋菓子しみず
住所: 東京都世田谷区北沢2-10-18 藤沢下北沢ハイタウンB棟
03-5738-7951
営業時間 11:00~21:00
定休日 なし
https://imoshimizu.com/
プロフィール
SHIN
2011年エピックレコードジャパンからヴィジュアル系ロックバンドViViDのボーカルとしてデビュー。
その圧倒的な歌唱力と魅力的なルックスを持ち合わせる逸材として話題となり、結成2年で日本武道館公演を行う。
2015年ViViD解散後、2016年12月六本木 EX THEATERでのワンマンライブでソロボーカリストSHINとして復活を果たす。
2018年にはYouTube channel「SHIN LOIDちゃんねる」を立ち上げ、登録者数は現在14万人を超える。
2023年5月、ボーイズバンドプロジェクト from ARGONAVISの新キャラクター、大阪出身の2人組ロックバンドST//RAYRIDE(ストレイストライド)Vo.淀川麟太郎役として抜擢され、続く10月にはスマートフォン向けアプリゲーム『ブラックスター -Theater Starless-』の新キャスト「青桐」でシンガーとして歌唱することも決定。
2023年12月6日にはデジタルシングル「NEON」リリース。
2023年12月20日SHIN ONEMAN LIVE「AWAKENING DREAMER」をZepp Shinjukuにて開催。
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撮影/友野雄、取材・文/ふくだりょうこ、企画・構成/藤坂美樹