【Report】ビジュアルは最先端、でも懐かしさを感じさせてくれるシティポップなソフトクリー ム

アーティストのSHIN さんがさまざまなスイーツを味わい、探求していく連載企画「音楽甘党遊戯」。

スイーツをこよなく愛するアーティスト・SHIN さんがカフェや喫茶店を訪れ、新たな美味しさに出会います。

その味わいと魅力をSHIN さんならではの言葉でお届け。連載も50 回を突破し、スイーツへの愛と理解は深まるばかりです。

今回、訪れたのは広尾駅から歩いて5 分程度のところにある「MELTING IN THE MOUTH」です。

立て看板からもわかるように、夏にぴったり！　なソフトクリームのお店になります。

お店の外観からしてオシャレ！ SHIN さんも「どこを撮っても絵になりますね」。このお店の前は、以前はよく通る機会があったそう。「こんなお店があったとは知らなかったな」と少し目を細めます。

そして、店内に入るとまた違った雰囲気に。打ちっぱなしのような壁、落ち着いた照明。乱雑に書かれた英語も海外のカフェに来たようでテンションがあがります。

こんなフォトジェニックな空間も。

こちらで写真を撮っているお客さんも多くいらっしゃいました。

レジ横のウインドウに焼き菓子がズラリと並びます。

「どれもおいしそう！迷うなあ」とSHIN さんも真剣な表情に。

こちらのクッキーなどは自分へのお土産にも、ちょっとしたお持たせとしても良さそうです。

焼きたてのマフィンが冷やされていると思ったら、インパクトの強いミラーがあったり、とかなりアーティスティックです。

SHIN さんも「この鏡が気になりすぎる（笑）」と興味を惹かれているよう。

そんなお店でメインのスイーツは何かというと、ソフトクリームです！

もちろん、SHIN さんもオリジナルソフトクリームをチョイス。そしてもう一品は悩んだ末に「ヴィーガンバナナブレット」を。

なんとも芸術的なフォルム！

「ソフトクリームだから、溶ける前に早く食べなきゃ！」と最初はあわただしかったのですが、こちらのソフトクリーム、なかなか溶けない！

ソフトクリームを手にフォトスポットを活用しているお客さんが多いのにも納得です。

では、さっそくいただきます！

「ビジュアルはあまり見たことがない、最先端ですけど、味はなんだか昔食べたことがあるような、懐かしさがありますね」とにっこり。

ソフトクリームだと、濃厚なものも多いかと思いますが、こちらは「さっぱりしていて食べやすいです」とのこと。

なかなか溶けないソフトクリームに「舌触り、というか噛み応えがあるようなアイスですね」。

ちなみに、店員さんになかなかアイスが溶けないことについてお聞きすると、「なんででしょうね？」とにっこり。企業秘密、ということかもしれません！

機械自体は特殊なものではないそうですが、クリームは牛乳を2 種類と、ソフトクリーム用のもの、合わせて3 種類ミックスしているとのこと。

「バナナブレッドとの相性も良さそう！　つけて食べてみよう」ということで、こちらもパクッ。「ヴィーガンバナナブレッドっていうことは、どういう材料を使ってるんだろう？」と分析もしつついただくのはさすがです。「フォークの入り方もサクッとした感じがありますね」と解説。

「使っている素材によるのかな、あんまり甘すぎなくて、ソフトクリームとはすごく合います。ソフトクリームだけを食べているとさっぱりしているな、と思ったんですけど、一緒に食べると、不思議と濃厚さも感じます」

ある意味、ソフトクリームとバナナブレッドのマリアージュから生まれる味わいなのかもしれません。

なので、「個人的にはこの組み合わせで食べるのをオススメしたいです。むしろ、これでセットでメニューにあってもおかしくないぐらい。SHIN‘s Select ということで！」

さらに、店員さんに「何を使って作られているんですか？」とインタビュー。

「動物性のものを使っていないので、バナナと、全粒粉、アーモンドミルク、あと、食感でチアシードを使っています」とのこと。ヘルシーなものが多いのかと思いきや、ヴィーガンの方向けに2 種類ほど作ったそう。いろんな人が楽しめるお店となっています。

SHIN さんもソフトクリームとバナナブレッドケーキをサラッと完食！「あっという間に食べちゃいました。おいしかった！」と満足げ。

そんなSHIN さんに今回のソフトクリームを音楽に例えていただくと？

「懐かしさがありますよね」と言い、しばし考え込むSHIN さん。

「シティポップ、かな！　ネオンの装飾や現代風の店内と、ソフトクリームというみんなが大好きなスイーツの掛け合わせ。メロディーラインがどこか懐かしさを感じるのに、アレンジがオシャレで夜が似合うシティポップのイメージです」

最後は店内になぜかあった王冠をかぶって撮影！　もうこんな機会はないでしょうね」と苦笑い。でもよくお似合いです！

素敵なお店の空間と、ソフトクリームを堪能したSHIN さん。

次回は夏真っ盛り！　どのようなスイーツをいただくのかお楽しみに。

撮影協力

Melting In The Mouth
住所： 東京都 渋谷区, 広尾5 丁目17 番10 号
03-6459-3838
https://www.mitmtokyo.com/

プロフィール

SHIN

2011年エピックレコードジャパンからヴィジュアル系ロックバンドViViDのボーカルとしてデビュー。
その圧倒的な歌唱力と魅力的なルックスを持ち合わせる逸材として話題となり、結成2年で日本武道館公演を行う。
2015年ViViD解散後、2016年12月六本木 EX THEATERでのワンマンライブでソロボーカリストSHINとして復活を果たす。
2018年にはYouTube channel「SHIN LOIDちゃんねる」を立ち上げ、登録者数は現在14万人を超える。
2023年5月、ボーイズバンドプロジェクト from ARGONAVISの新キャラクター、大阪出身の2人組ロックバンドST//RAYRIDE（ストレイストライド）Vo.淀川麟太郎役として抜擢され、続く10月にはスマートフォン向けアプリゲーム『ブラックスター -Theater Starless-』の新キャスト「青桐」でシンガーとして歌唱することも決定。
2023年12月6日にはデジタルシングル「NEON」リリース。
2023年12月20日SHIN ONEMAN LIVE「AWAKENING DREAMER」をZepp Shinjukuにて開催。
2024年8月18日SHIN ONEMAN LIVE -心動-をLIQUIDROOMにて開催。

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撮影／友野雄、取材・文／ふくだりょうこ、企画・構成／藤坂美樹