SHIN 音楽甘党遊戯
【Report】神楽坂でいただく「YOASOBIのような唯一無二のフローズンスモア」
隔週連載
第55回
アーティストのSHINさんがさまざまなスイーツを味わい、探求していく連載企画「音楽甘党遊戯」。
音楽制作にも甘いものは欠かせない、というほどスイーツを愛するSHINさん。そんなSHINさんがカフェや喫茶店を訪れ、新たな美味しさに出会います。
その味わいと魅力をSHINさんが音楽になぞらえて表現し、みなさまにお届け!
今回は『ブラックスター-Theater Starless-』で共演中の藤田玲さんをゲストにお招きして、神楽坂でスイーツを楽しみます。
訪れたのは飯田橋駅から歩いて5分のところにある「神楽坂 茶寮 本店」。
少し裏路地に入ったところにある和カフェは、外観からしてしっとりと落ち着いた雰囲気が感じられます。
柔らかい照明で照らされる店内は、都内の喧騒から離れてくつろぐことができそう。窓から見える緑もホッとさせてくれます。
「神楽坂 茶寮」ではスイーツだけでなく、お料理の提供もあるので、さまざまなシーンで楽しむことができそうです。
店内にはお茶の販売も! そう、こちらの店舗ではお茶にもこだわりがあるのです。
随所にこだわりが光る店内に、藤田さんもSHINさんも興味深げに視線を向けていらっしゃいました。
そして、おふたりが選んだスイーツはこちら!
SHINさんは「生麩と白玉のクリームあんみつ」(左)、藤田さんは「京抹茶のフローズンスモア」(右)です。
スイーツに合わせて、お茶もチョイス。
「オススメはどれですか?」と言うSHINさんに藤田さんも「スイーツに合うのがいいですよね」。店長さんから直々にお茶の解説をしていただきます。
スモアは甘みが強いので静岡のお茶で渋み、苦みがあるものがオススメ。お抹茶が入っている玄米茶に反応した藤田さんは静岡の玄米茶「田ノ神」を。
藤田さんは以前、番組でお茶のコーナーを持っていらしたとのことで、「所作が美しいんですよね」とSHINさん。
あんみつにはさっぱりしているほうじ茶や煎茶、コクがある濃い口煎茶もオススメとのこと。SHINさんは京都の煎茶「古都」に決定です!
砂時計で計って、蒸らしもしっかり。蒸らす時間もお茶によって違うようです。
砂時計を見たSHINさんは「牙狼
そんなお話をしているうちに、スイーツも到着し、いただきます!
まずそのビジュアルに「わー!おいしそう!」と藤田さん。そしてスプーンを差し込み「カリフワだ!」。
一口いただいて、パッとその表情が華やぎます。「うんま!おいしい!」
「マシュマロが焦がしてあるのがクレームブリュレみたい。中はアイスが2種類あって、底はグラノーラかな。食感が三層になっているんですね」
SNINさんは「もう最高です!」。
「クリームと寒天、白玉が入っていて盛りだくさん。おいしいですね」ほかにもよもぎ生麩やあんこなども入っていますが、あんこは低糖質あんこを使用しているそうで、ダイエット中の方にもぴったりです。
途中で、お互いのスイーツを交換して食べる場面もあり、おふたりの仲の良さが伺えます。
藤田さんにスイーツについてお聞きすると、「大人になってから、さらに好きになりましたね」。
「子どものころはデザートの前に、おなかがいっぱいになっていたんですよね。デザートを食べる心の余裕がなかったんですけど、大人になったらデザートまで含めて食事なんだなと分かるようになって。今は一緒に食事に行ってそこでデザート食べなくても、食べ終わったあとに『やっぱり甘いもの欲しいな』となります」
『ブラックスター-Theater Starless-』のツアーでは一緒に全国を回ったおふたり。「ごはん付き合ってくれるんですよ」という藤田さんにSHINさんは「楽しいんですよ」。
さらに、こちらの名物でもある生搾りモンプランも実食。実際にモンブランを絞るところも見られるのも貴重な体験かもしれません。絹糸のようなモンブラン、まさに芸術品のよう!
半分にカットしてみてください、と言われて「えっ、絶対に俺だとダメな気がする」と言うSHINさんでしたが、藤田さんに「大丈夫、大丈夫!」と励まされて、いざ、入刀!
美しい断面図が! モンブランの中がしっかりと層になっているのがよく分かります。
そしてもちろん一口いただいて「うん、大人のスイーツ! 苦みもありますし、ベリーソースが効いてる」という藤田さんに「そう、最後ベリーソースが締めてくれますよね」とSHINさんも頷きます。
そして今回は、藤田さんに「京抹茶のフローズンスモア」を音楽に例えていただきました!
「アーティストで言うとYOASOBI。絶対的にうまくて、YOASOBIにしか出せないものでありながら、ジャンルが層になっているところがぴったりだと思います」
スイーツを待っている間も終始、楽しそうにお話をされていた藤田さんとSHINさん。そんなおふたりのインタビューは次回お届けします!
『ブラックスター-Theater Starless-』ツアーでのお話など盛りだくさんなのでお楽しみに!
撮影協力
神楽坂 茶寮 本店
東京都新宿区神楽坂3-1
03-3266-0880 ※ご予約不可
営業時間 11:30~22:00(期間限定)
https://saryo.jp/
プロフィール
藤田玲
1988年9月6日生まれ。東京都出身。2003年『仮面ライダー555』にて本格俳優デビュー。主な出演作は、舞台「呪術廻戦」シリーズ、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、MANKAI STAGE『A3!』シリーズ、舞台『パリピ孔明』(主演)、Butlers’歌劇『悪魔執事と黒い猫』~薔薇薫る舞踏会編~(主演)、舞台『私に会いに来て』(主演)、Vネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』、TV/映画『牙狼/絶狼』シリーズ、ドラマ『片恋グルメ日記』シリーズなど。ロックバンド「DUSTZ」のヴォーカルとしてもアニメやゲームの主題歌を数多く担当。
藤田玲Xアカウント(@Ray_FJT)
https://x.com/Ray_FJT
藤田玲オフィシャルファンクラブ『lebordel』
https://fujitaray.com
藤田玲オフィシャルファンコミュニティ『れいこみゅ』
https://fanicon.net/fancommunities/2113
DUSTZ
http://dustz.jp/
プロフィール
SHIN
2011年エピックレコードジャパンからヴィジュアル系ロックバンドViViDのボーカルとしてデビュー。
その圧倒的な歌唱力と魅力的なルックスを持ち合わせる逸材として話題となり、結成2年で日本武道館公演を行う。
2015年ViViD解散後、2016年12月六本木 EX THEATERでのワンマンライブでソロボーカリストSHINとして復活を果たす。
2018年にはYouTube channel「SHIN LOIDちゃんねる」を立ち上げ、登録者数は現在14万人を超える。
2023年5月、ボーイズバンドプロジェクト from ARGONAVISの新キャラクター、大阪出身の2人組ロックバンドST//RAYRIDE(ストレイストライド)Vo.淀川麟太郎役として抜擢され、続く10月にはスマートフォン向けアプリゲーム『ブラックスター -Theater Starless-』の新キャスト「青桐」でシンガーとして歌唱することも決定。
2023年12月6日にはデジタルシングル「NEON」リリース。
2023年12月20日SHIN ONEMAN LIVE「AWAKENING DREAMER」をZepp Shinjukuにて開催。
2024年8月18日SHIN ONEMAN LIVE -心動-をLIQUIDROOMにて開催。
YouTube『SHINロイドちゃんねる』
Twitter
Instagram
TikTok
SHIN OFFICIAL WEB SITE
撮影/友野雄、取材・文/ふくだりょうこ、企画・構成/藤坂美樹