山下幸輝「こきぴあ」
【特別編2】山下幸輝×宮武颯 リーダー&サブリーダー対談「颯くんは言わなくても僕の考えていることをわかってくれる」
月2回連載
第14回
WILD BLUE特集第2弾は、山下幸輝くんと宮武颯くんが登場! 二人きりだから話せるリーダー&サブリーダー対談をお届けします。
コキの第一印象は、すごい変わってる人やなって(笑)
── では、まず二人の出会いから振り返っていただきましょう!
颯 コキ(幸輝)と初めて会ったのは、僕が韓国の事務所で練習生をやっていたとき。僕が先にいて、後からコキが入ってきて。
幸輝 第一印象はめっちゃイケメンな人やなと。「カッコいい、この人!」と思って。初めて芸能人に会ったぐらいの衝撃でした。
颯 やめてくれよ(照)。
幸輝 イケメンで、優しくて。あ、この人がこれからアーティストになるんやって。
颯 そのわりには全然話しかけてくることもなかったけどな(笑)。
幸輝 あのときはどうやって距離をつめていったらいいのか全然わからんかった(笑)。
颯 わかる。俺も一緒やから。ああいう場で人と仲良くなれない。
幸輝 自分としても「見られる側の人」になるというのにまだあんまり慣れていなくて。芸能界のこともよくわからん、知識も社交性もゼロの山下幸輝として韓国に行ったから、どう人とふれ合ったらいいのかほんまよくわからんかった。
颯 最初にこんにちはみたいな挨拶したきりで、その後はほとんど接点もなかったもんな。
幸輝 そう。颯くんから練習場所はここでとか、トイレはここでとか、ひと通り説明してもらって。あとはずっとひとりで練習してた(笑)。
颯 不思議なことに、それでもコキのことは印象に残ってた。すごい変わってる人やなって(笑)。
幸輝 はは(笑)。
颯 ただタイプが違う人やなと思って。これからそんなに関わらないかも、というのが当時の印象。実際韓国ではそこまで仲良くなることはなかったし、大阪に帰ってから実は1回コキを見かけたことがあって。
幸輝 たまたまね。
颯 本当にたまたま。でも、あえて声はかけないぐらいの距離感(笑)。だから、こうして一緒にグループを組んでるのがいまだにちょっと信じられへんというか、運命って不思議ですねって感じがする。
幸輝 僕は颯くんが入ってくれるってなって、めっちゃうれしかった。やっぱり1つ年上の分、僕より人生経験もあるから、相談相手になってくれる人ができて頼もしいなって。
颯くんと手をつないで御殿場を練り歩いたのが思い出です(笑)
── そんな二人の思い出を教えてください。
幸輝 この前、プライベートで御殿場のアウトレットにみんなで行ったんですよ。
颯 息抜きがてらにね。
幸輝 そこで颯くんと手つないで御殿場を練り歩いたのが思い出です(笑)。
颯 しかも恋人つなぎで(笑)。
幸輝 アウトレットで買い物をしたんですけど、颯くんがめっちゃ買ってて。颯くんって服についてめっちゃ詳しいんです。僕が初めて着た服で現場に来たら、「それ、初めて見る」とかちゃんと気づいてくれるし。
颯 人の服は結構見ますね。コキのファッションは俺と着方が正反対だから面白いんよ。俺はそのブランドのできた経緯とか知るのが好きで。コキは自分の感性に従って好きなのを着るタイプ。だから、どういうのを着るのか気になって、つい見ちゃう。あと、服ってその日の感度によって決まるところあるやん? 今日はこの気分みたいな。
幸輝 あるある。めっちゃある。
颯 そういうのがコキとはめちゃくちゃかぶる。ライダースにデニムで行こうと思って着ていったら、コキもライダースにデニムみたいな。
幸輝 めっちゃあるね。
颯 だから二人してお揃いの服を着てるみたいなことがよくあります(笑)。
── 二人でお互いのファッションコーディネートをするとしたら?
颯 コキ、前言ってくれたよな。俺にめっちゃ細めのパンツを履かせたいって。
幸輝 そうそう。普段、ダボッとしてる格好が多いから、あえて昔の男子ギャルみたいな感じのファッションとかやってほしいなって。スキニーデニムとか履いてほしい。
颯 俺は、コキに俺の服を着させたい。
幸輝 おお、いいね。
颯 二人とも服は好きやけど、全然服装が違うやん? コキはわりと色使いも多いし、重ね着もするし、いろいろ工夫してオシャレをするタイプやけど、俺は物頼み(笑)。メインに強めのアイテムを使って楽にオシャレに見せたいタイプで、色も黒ばっかり。だから、コキにも1回そういう格好をさせてみたい。あ、それで思い出したんやけど、コキが着てた黒のジャケットが格好良すぎて、すぐ同じのを買ったということがありました(笑)。
幸輝 あった。しかも次の日には買っててびっくりした(笑)。
颯 そのジャケットがほんまに格好良くて。コキに頼んで1回着させてもらったんです。そしたら自分もほしくなって、すぐ買ったっていう。
幸輝 まさかほんまに買うとは思わんかった(笑)。
── じゃあ逆に颯くんの持ってるアイテムでほしいものはありますか。
幸輝 颯くんの靴が好きなんですよ。ボテッとした大きめの靴をよく履いてて。KENZOの黒ブーツが格好いいんで、あれもらいます(笑)。
颯 え〜! あれお気に入りやからなあ(笑)。
颯くんは言わなくても僕の考えていることをわかってくれている
── リーダー、サブリーダーとしてグループを引っ張っていく立場の二人。WILD BLUEをもっとこうしていきたいと二人で話し合うこともあるんですか。
幸輝 僕らがリーダー、サブリーダーをやるってちゃんと決まったときに、颯くんからLINEをもらったことがあります。俺はこうしていくから、幸輝にはこうしてほしい的なことを。
颯 行くぞってゴリゴリ引っ張っていくだけがリーダーじゃないから、そういう固定観念に縛られず、無理せずコキがやれるリーダーをやってほしいなというのがあって。人には得手不得手があって、無理するのがいちばん良くない。だから、コキのやり方で引っ張ってほしかったし、逆に僕は嫌われ役を買って出るのは得意なんで、そういうのはやるよって送った記憶があります。
幸輝 実際に一緒にやってみて感じることは、颯くんはほんまにすごい。すでに僕の想像してたサブリーダーを超えてきてくれています。アーティストとしての知識量があるのはもちろんやけど、僕が言うか言わないか迷っているところをスパッと言ってくれる場面が結構あって。大人なんですよ、マジで。
颯 いやいやいや(照)。
幸輝 大人! ありがとうございます。助かります。
颯 そうですね(照)。
幸輝 まだ二人で改めてじっくり話したことがないので、近いうちに一緒にご飯に行きたいですね!
── では、最後にお互いの尊敬しているところを聞かせてください。
宮武 え〜。こんな恥ずかしい感じなんですね(照)。
山下 そうです。ぴあさんの連載はいつもこういう感じです(笑)。
宮武 次から覚悟しておきます(笑)。難しいなあ。パフォーマンスとかビジュアルはもう当然のことなので、俺からは言わんとして(笑)。コキの持ってる気というか、オーラみたいなものがあると思ってるんですよ。WILD BLUEをこうやって引き寄せたのも、根っこはコキ。コキがいなかったら、俺らにはここにいない。大袈裟に聞こえるかもしれへんけど、コキが地球に存在したおかげで、その引き寄せが働いてみんなが集まったわけで、尊敬というか感謝の気持ちはめちゃくちゃありますね。
山下 颯くんは背中で見せるタイプ。しかも単に背中を見せるだけじゃなくて、ちゃんといいタイミングで振り返って必要な言葉を投げてくれる人です。僕が自分の思っていることをなかなか言えない人間だからこそ、ちゃんと言葉にできることがすごいなって思います。それこそ、僕が思っていることを颯くんが他のメンバーに言ってくれたことが何度もあって。きっと何も言わなくても、颯くんは僕の考えていることをちゃんとわかってやってくれてるんやろうなという信頼と安心がある。言わなくても人の気持ちを汲み取れるアンテナを持っていて、颯くんのそういうところを尊敬しています。
宮武 ありがとうございます。うわあ、これ恥ずかしいな(照)。
宮武颯をよく知る11の質問
Q.目覚ましのアラームは何に設定してる? スヌーズは何回で止められる?
Petit Rabbit'sの『Daydream café』。かかる前のバイブ音で起きます。
Q.お部屋の中にあるお気に入りのアイテムを教えて!
アニメのフィギュアとライダースジャケット。
Q.ラーメンを頼むときのこだわりは?
もやし、メンマ、ネギ抜きです(笑)。
Q.LINEでよく使うフレーズは?
おねしゃす
Q.現時点でのLINEの未読件数は?
22件です。返信はゆっくり返します(笑)。
Q.家に帰ったら最初にすることは?
まずはお風呂に入ります。
Q.寝る前のルーティンを教えて!
眠くなるまでアニメを観て寝ます。
Q.よく観ている動画は?
過去のスポーツの鳥肌シーンとかはよく観ます。
Q.落ち込んだときの対策法は?
ショッピングをします!! 服が大好きなので!
Q.人生最後のひと皿、何が食べたい?
塩むすびですね!!
Q.応援してくれるファンのみんなに今伝えたいことは?
たくさんのアーティストの方の中から僕たちを応援してくださってありがとうございます。 そしてもし僕を推してくれている方はもっとありがとうございます。 推し変しないでね。
「NAKED MOMIJI AQUARIUM」は11月17日(日)まで開催中。行楽日和の秋。みなさんも「体感2秒」の思い出をつくってみては。
撮影協力
マクセル アクアパーク品川
〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)
TEL.03-5421-1111 <音声ガイダンス>
品川駅(高輪口)から徒歩約2分。
https://www.aqua-park.jp/aqua/
WILD BULE メンバープロフィール
山下幸輝(やました こうき)★リーダー
第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストファイナリストTBS系火曜ドラマ『君の花になる』(2022年)に出演し話題に。その後、日本テレビ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』、TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』など話題作に出演。現在はフジテレビ『ビリオン×スクール』に出演中。2024年8月30日には主演映画「マンガ家、堀マモル」が公開。
宮武 颯(みやたけ はやて)★サブリーダー
<プロフィール>
●英語表記:Miyatake Hayate
●生年月日:2001年1月25日
●出身地:兵庫県
●趣味:サッカー観戦、アニメ鑑賞
●特技:ダンス、歌、韓国語、野球、バドミントン
●経歴
モデルプレス「男子高校生ミスターコン2022」出場。JTBCグローバルK-POPチャレンジ番組「ステージK」出演。その後、韓国の事務所で練習生を経験。2023年から日本にて活動開始。山下とともにリーダー2人体制でグループを支えていく。グループの長男。
鈴川直弥(すずかわ なおや)
<プロフィール>
●英語表記:Suzukawa Naoya
●生年月日:2003年9月22日
●出身地:大阪府
●趣味:アニメ鑑賞、絵を書くこと、筋トレ、インテリア
●特技:ダンス、歌、DTM(作詞・作曲)
●経歴
高校生の頃からさまざまなダンス大会に出場し、入賞。その後、韓国の事務所に練習生として所属。2022年から日本を拠点に活動開始。
池田 優斗(いけだ ゆうと)
<プロフィール>
●英語表記:Ikeda Yuto
●生年月日:2005年6月25日
●出身地:埼玉県
●趣味:ランニング
●特技:バスケ、歌
●経歴
幼い頃から子役として活動。舞台「エリザベート」、TBS系金曜ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」をはじめ、さまざまなドラマ・映画・舞台に多数出演。培ってきた豊かな表現力を活かして、アーティスト活動に挑戦。
鈴 陽向(すず ひなた)
<プロフィール>
●英語表記:Suzu Hinata
●生年月日:2005年11月8日
●出身地:大阪府
●趣味:音楽を聴くこと、ゲーム、映画鑑賞、人間観察、ファッション
●特技:ダンス、写真を撮ること、ケン玉、振りづくり
●経歴
韓国の事務所に練習生として所属。日之出出版「FINE BOYS」9月号にてモデルデビュー。グループの末っ子。
撮影/友野雄、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/吉井めぐみ、新地琢磨、スタイリング/岩田友裕
衣装協力/GARNI、DEAL DESIGN、DAMAGE DONE 2ND