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山下幸輝「こきぴあ」

【特別編3】山下幸輝×鈴川直弥 対談「コキさんと一緒に仕事ができるのは奇跡みたいです」

月2回連載

第15回

WILD BLUE特集第3弾は、山下幸輝くんと鈴川直弥くんが登場! 中学・高校では先輩&後輩だった二人。同じグループのメンバーになった気持ちを聞いてみました。

コキさんと一緒に仕事ができるのは奇跡みたいです

── 勝手知ったる仲のお二人ですが、一緒にグループをやるというのはどんな気持ちですか。

幸輝 不思議やなと思います。こうして直弥が隣でメイクして衣装に着替えてインタビューを受けるっていうのは。ようやく慣れてきましたけど、まだ不思議な感覚はありますね。

直弥 先輩からダンス仲間、ダンス仲間から仕事仲間とどんどん関係が太く濃くなっている感じがして。中学からずっと一緒のコキ(幸輝)さんとこうして仕事を、しかも自分たちの好きなことができるのは、自分で言うのもなんですけど奇跡みたいです。

── メンバーという関係になって意識の面で変化が生まれたなんてことも?

幸輝 (直弥を見て)だってほら、敬語ですし(笑)。

直弥 普段から敬語なんですよ。もう先輩っていうのがあって抜けない(笑)。

幸輝 僕は別に敬語で話してっていうスタンスじゃないんですけど、陽向とかは普通にタメ語やし。でも直弥がタメ語やとちょっと気持ち悪い…(笑)。

直弥 逆にね(笑)。

幸輝 普段から敬語で慣れてるから。いきなりタメ語で来られたら、「ああ…!」ってなる。

直弥 わかりますよ。僕も「ウッ!」ってなりますから。ただ、ここで誤解がないように言っておきたいのが、敬語が抜けないだけであって、関係性はそれ以上なんで!

幸輝 おっ(と、うれしそうな顔)。

── そんな二人のグループを結成してからの思い出といえば?

直弥 ちょっと前なんですけど、二人だけで焼き肉に行って、そこで「最近どう?」とか「グループで不満なことない?」とかいろいろ聞いてくれたのがうれしくて。二人で2時間ぐらいただただしゃべっただけなんですけど、めっちゃあの日は幸せやった。

幸輝 直弥から「行きましょう」って誘ってくれたんですよ。そういう時間があんまりなかったからよかったね、あの時間は。

── ちなみにそういう場合、お会計は…?

幸輝 僕が出そうとしたんですよ。そしたら直弥が「コキさん、それは違うっす」と言ってきて。

直弥 コキさんにおごってもらったら、先輩後輩になっちゃうじゃないですか。もちろんそれは甘えたいですよ。でも、もう仲間なんでそこは折半にしましょうと。

幸輝 直弥が「俺はこれを食べるためにお金を持ってきたんですよ」って言うてくれて。

直弥 けど、結局コキさんが少し多く出してくれました(笑)。超優しかったです。仕事仲間であり、友達であり、いちばんの相談相手であり。コキさんは、俺の中でいちばん信頼している人ですね。

幸輝 (照れながら)ありがとうございます。

── 幸輝くんの直弥くんとのいちばんの思い出はなんですか。

幸輝 (考えて)…ないかなあ。

直弥 ないとか言わんといて(笑)。

幸輝 直弥とは思い出がありすぎて、いちばんって決められへんなあ。でも、僕もその焼肉はすごくいい思い出になりました。直弥からこういうアーティストになるんだというパワーが感じられて。もともと強い意志を持っている人ではあったけど、そのときに改めて感じましたね。

直弥のオカンとオトンは僕をめちゃくちゃリスペクトしてくれる

── 二人が同じグループを組むことを知って、同郷の友人や知り合いからはどんな反響がありましたか。

幸輝 何人か連絡が来ましたね。

直弥 高校時代、ダンス部で同じチームだった仲間がいるんですけど、そのママさんグループからめっちゃ来ました、「おめでとう」って。あとは仲良い友達数人からもお祝いしてもらいましたね。

幸輝 僕は友達じゃなくて、よく行く古着屋さんとか、お店の人とかから結構来たかも。

直弥 へえ。そうなんですか。

幸輝 よくお店に直弥を連れて行ってたやん?

直弥 ああ、確かに。

幸輝 その人たちから結構言われました、「あの相方の子と?」って。

直弥 うれしいですね。相方なんで、僕は(笑)。

── 親御さんも二人が一緒にやると聞いてびっくりだったんじゃないですか。

直弥 うちは親から「このご縁は大事にしなさい」って言われましたね。

幸輝 大阪の親って感じやね。

直弥 オカンとオトンは、二人の関係性を知りすぎてるから、「え!」とかそういう驚きは特になくて。なんて言うんやろ。「もう本当感謝しなさいよ」みたいな、そういう感じです。

幸輝 直弥のオカンとオトンはありがたいことに僕をめちゃくちゃリスペクトしてくれてるんで。会うと毎回「(お父さんのモノマネで)いつも直弥をありがとう」って言ってくれるんです。

鈴川 真似せんでええねん、真似せんで。声真似してもオトンの声色は記事には載らんから(笑)。

── ちなみに幸輝くんのモノマネは似てました?

直弥 似てました(笑)。しゃがれてるんです、うちのオトンは。って、この情報もいらないっす(笑)。

コキさん家に泊まって夜中にファッションショーをしました

── 改めてになりますが、二人の学生時代の思い出も聞かせてください。

直弥 毎週水曜日は学校の食堂で2人でご飯を食べてました。教室までコキさんのこと迎えに行ってましたもん。休み時間はいつも寝てますから、この人。

幸輝 基本寝てました(笑)。

直弥 さすがに3年生の教室で食べるのは無理だったので唯一の共有スペースの食堂で、よく一緒に食べてました。今考えたら仲いいなって。しかも食堂のメニューを食べるんじゃなくて、お弁当を持ってきて(笑)。

幸輝 そう。だから食堂の売上に貢献はせえへん(笑)。

直弥 場所だけ借りてました(笑)。あと、コキさんの家に俺だけ泊まったことがあるっていう。これは結構レアやと思う。覚えてます? コキさんの誕生日にコキさん家で誕生日パーティーをしようってなって。

幸輝 ああ、あった!

直弥 みんなで寄せ鍋して、「あ〜、食った」みたいになったら、コキさんのお母さんから「ナオくん、もう今日泊まっていきや」って言われて「え?」みたいな。「明日も学校ですよ」とか言ってたんですけど、制服も洗濯できるしええやんみたいなノリで。

幸輝 泊まりましたね。

直弥 で、夜中に二人でファッションショーをやってました(笑)。

幸輝 やった(笑)。覚えてる。

直弥 コキさんの服着て、俺がバラみたいなのくわえて(笑)。夜中までケラケラ二人で笑って。次の日の朝、ヘトヘトのまま学校に行ったのを覚えてる。

幸輝 ありましたね。僕が洋服が好きなんで、この子をオシャレにしたかったんです。

直弥 僕はオシャレに疎いんで。僕のオシャレな服は全部コキさんからです(笑)。

幸輝 ファッションショーもできるだけランウェイに近いようなコンセプトで。いつか立つんかなと思って。

直弥 それがつながってるんや、TGCに。数年越しの伏線回収やわ(笑)。

鈴川直弥をよく知る11の質問

Q.目覚ましのアラームは何に設定してる? スヌーズは何回で止められる?

最強目覚ましアラームを2個使ってます!(笑)
スマホのアラームじゃ怖いんです、心配性で…!

Q.お部屋の中にあるお気に入りのアイテムを教えて!

Mac。DTM(Desk Top Music)をするときに絶対いるから!

Q.ラーメンを頼むときのこだわりは?

麺の固さは粉落としで間違いなし! 味は濃い方が好きです。

Q.LINEでよく使うフレーズは?

「よろしくお願いいたします」
LINEはお仕事のことが多いんです(笑)。

Q.現時点でのLINEの未読件数は?

13件でした。
お仕事のことはすぐに確認します。基本早い方です!

Q.家に帰ったら最初にすることは?

手洗いうがい! 鏡に映る自分を見ちゃう。

Q.寝る前のルーティンを教えて!

1日に感謝して机を叩く(明日の起きる時間分叩く!)

Q.よく観ている動画は?

YouTubeだとHow to DTMや東海オンエアさん、しもふりチューブ。
あとはNetflixやDisney+も。最近は『地面師たち』を観ました。

Q.落ち込んだときの対策法は?

Disney作品を観る。
父親と話す。

Q.人生最後のひと皿、何が食べたい?

母の料理。ハンバーグかな〜?

Q.応援してくれるファンのみんなに今伝えたいことは?

いつも応援ありがとうございます。
僕はみんなが大好きだよ。
僕はまだまだだけど、みんなと一緒に成長したいです。
楽しく、長〜く、音楽しようね〜!

撮影協力

マクセル アクアパーク品川
〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)
TEL.03-5421-1111 <音声ガイダンス>
品川駅(高輪口)から徒歩約2分。
https://www.aqua-park.jp/aqua/

WILD BULE メンバープロフィール

©︎YK MUSIC ENTERTAINMENT

山下幸輝(やました こうき)★リーダー

第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストファイナリストTBS系火曜ドラマ『君の花になる』(2022年)に出演し話題に。その後、日本テレビ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』、TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』など話題作に出演。現在はフジテレビ『ビリオン×スクール』に出演中。2024年8月30日には主演映画「マンガ家、堀マモル」が公開。

宮武 颯(みやたけ はやて)★サブリーダー

<プロフィール>
●英語表記:Miyatake Hayate
●生年月日:2001年1月25日
●出身地:兵庫県
●趣味:サッカー観戦、アニメ鑑賞
●特技:ダンス、歌、韓国語、野球、バドミントン
●経歴
モデルプレス「男子高校生ミスターコン2022」出場。JTBCグローバルK-POPチャレンジ番組「ステージK」出演。その後、韓国の事務所で練習生を経験。2023年から日本にて活動開始。山下とともにリーダー2人体制でグループを支えていく。グループの長男。

鈴川直弥(すずかわ なおや)

<プロフィール>
●英語表記:Suzukawa Naoya
●生年月日:2003年9月22日
●出身地:大阪府
●趣味:アニメ鑑賞、絵を書くこと、筋トレ、インテリア
●特技:ダンス、歌、DTM(作詞・作曲)
●経歴
高校生の頃からさまざまなダンス大会に出場し、入賞。その後、韓国の事務所に練習生として所属。2022年から日本を拠点に活動開始。

池田 優斗(いけだ ゆうと)

<プロフィール>
●英語表記:Ikeda Yuto
●生年月日:2005年6月25日
●出身地:埼玉県
●趣味:ランニング
●特技:バスケ、歌
●経歴
幼い頃から子役として活動。舞台「エリザベート」、TBS系金曜ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」をはじめ、さまざまなドラマ・映画・舞台に多数出演。培ってきた豊かな表現力を活かして、アーティスト活動に挑戦。

鈴 陽向(すず ひなた)

<プロフィール>
●英語表記:Suzu Hinata
●生年月日:2005年11月8日
●出身地:大阪府
●趣味:音楽を聴くこと、ゲーム、映画鑑賞、人間観察、ファッション
●特技:ダンス、写真を撮ること、ケン玉、振りづくり
●経歴
韓国の事務所に練習生として所属。日之出出版「FINE BOYS」9月号にてモデルデビュー。グループの末っ子。

撮影/友野雄、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/吉井めぐみ、新地琢磨、スタイリング/岩田友裕
衣装協力/GARNI、DEAL DESIGN、DAMAGE DONE 2ND