山下幸輝「こきぴあ」
この笑顔がずっと続いていきますように。WILD BLUE Special Event【ほりでい】リハーサル&楽屋潜入レポート
月2回連載
第33回
先週公開したWILD BLUE Special Event【ほりでい】のレポートはお楽しみいただけましたでしょうか。
今回の「こきぴあ」は、門外不出!【ほりでい】の舞台裏をお届けします。ここでしか見られない5人の写真も満載なので、楽屋にこっそりお邪魔した気持ちで楽しんでください。
颯くんの恋愛MBTIは隠れベイビー!
12月28日正午。気持ちいい冬晴れの空が広がる大阪。その澄んだ青色は、まさにWILD BLUE色。わぶとSTARRYの2025年最後のイベントを祝福してくれているかのようです。
NHK大阪ホールにぴあチームが到着すると、会場にはすでに本番の衣装に着替えたメンバーの姿が。今回のスタイリングのテーマは、もふもふ。ファー素材をあしらったアイテムがオトナの高級感を演出しつつ、颯くんの肉球グローブや直弥くんの尻尾アクセなどキュートなアクセントが5人にぴったり。今日もビジュが大爆発しています。
リハーサルが始まる前に、まずはイベント本編で使用するムービーを撮影。その後は、約2時間の空き時間に。5人それぞれリラックスしたひとときを過ごします(せっかくなので、5人に仲良しトークもしてもらいました。その内容は次回の「こきぴあ」でお届けしますので、お楽しみに!)。
そういえば、昨年末の「こきぴあ」で豊田裕大くんへ私信を送った幸輝くん。ホミのみなさまのお力添えのおかげで無事に豊田くんに届いたようで、幸輝くんもうれしそうな表情。「今度遊びに行くことになりました!」と笑顔で報告してくれました。「ひらけごましてます」と早くも2026年の目標を実現している幸輝くんに、ぴあチームもほっこりです。
颯くんはキング感のあるファーベストがお似合い。ミュージカル『アトム』で堂々の舞台初主演を務め上げ、活躍の場を広げる颯くん。「ドS男子の役が似合いそう!」という話で盛り上がっていると、ぼそっと「でも、僕、恋愛MBTIは隠れベイビーなんですよ」と一言。甘えん坊な颯くん、需要がありすぎるので、各局のプロデューサー、何卒よろしくお願いします!
ちょっとシャイな顔を見せてくれたのが、直弥くん。それぞれソロカットを撮り下ろす中、直弥くんのEラインの美しさを褒め称える声が飛ぶと、思わずはにかみ顔に。いつもいろんなボケを飛ばしてSTARRYを笑わせ、インタビューでも率先してトークを回す気配リストな直弥くん。でも、自分が褒められると、つい照れちゃう。そのギャップがまたキュートです。 (インタビューは後日、こきぴあで公開!)
ケータリングには、大阪名物551の豚まんが。廊下にも豚まんのおいしそうな匂いが漂っています。他にも、メンバーのお母様たちから「駄菓子屋」をテーマに大量の駄菓子の差し入れも。5人それぞれ気になるお菓子をパクパクしながら、お母様からの愛を受け取ります。
STARRYを誰一人置いていかない。それが、わぶの信念
しっかりエネルギーチャージをしたところで、さあ、リハーサルへ。ステージに現れた5人が準備を始めます。優斗くんのイヤモニが引っかかったのか、近くにいた陽向くんが直してあげる場面も。このゼロ距離、眺めているだけで心が洗われますね。
準備が整ったところで、まずは冒頭のライブパートの確認から。こうした場で率先してメンバーを引っ張るのは、颯くん。曲が流れている間、ひとりステージから客席に降りて、何かをチェックしています。何かと思えば、客席からのステージの見え方を確認していたのでした。
もともとライブパートではメンバーの客席降りも計画されていました。けれど、1階客席の中通路より奥に行くと、もう2階の客席からは何も見えなくなることが判明。みんなが同じように楽しめないなら、客席降りはやらなくてもいいんじゃないかという方向で5人の意見が一致。STARRYを誰一人置いていかない。わぶの信念が垣間見える一幕でした。
また、『Bubbles』ではサビのパートをSTARRYに歌ってもらおうというアイデアが生まれ、じゃあその前にどこで誰が声をかけるかなど、細かい段取りを打ち合わせていきます。
リハーサルの場には『Bubbles』の振付を担当したRyuseiさんの姿も。そうした心強い仲間はたくさんいますが、どんなライブにしたいかという根幹の部分は、わぶが主体。何をしたらSTARRYが喜んでくれるか。どうすればSTARRYと心を一つにできるか。自分たちで考え、自分たちでつくっていくのが、わぶスタイルです。
企画は5人が主体。手づくりだから、わぶのライブは温かい
そのポリシーを強く実感したのが、その後の企画パート。ユニークな企画が盛りだくさんですが、これもわぶの5人がアイデアを出し合ってつくったのだとか。まさに5人による手づくりの【ほりでい】。だからでしょうか。5人の笑顔も自然体。改まったイベントというより、仲良し男子高生5人の放課後のような空気が流れています。
1本目の企画は、「四字熟語をあわせろ This is 以心伝心」。リハーサルでは動物が入った四字熟語というお題に挑戦。みんなで回答を揃えようと、お互いの思考を読み合います。
そこで、ふわふわ天然ボーイの陽向くんに合わせるべく、すっかり陽向くんの代名詞になった「フェニックス」にちなんで、幸輝くんが「不死鳥超」、直弥くんが「不死鳥好」と回答。気になる陽向くんの回答はというと……「不死鳥雲」! う〜ん、惜しい! ニアピン賞を贈りたくなる名回答ですが、残念ながらゲームとしては失敗。本番に向けてリベンジを誓いました。
エチュード企画「そのエンディングをむかえろ 即興わぶ劇場」では、カードを引いて、そのカードに書かれた役を演じながら、5人が即興劇を繰り広げます。
1回目は、幸輝くんが次男(中1)、颯くんが長男(高3)、直弥くんが母、優斗くんが末っ子(小1)、陽向くんが父という設定。颯くんがその場で思いついた「父と母がキスをする」というエンディングに向けて5人が芝居合戦を繰り広げます。
まったりこたつでトークをしていたかと思いきや、終盤になって突然父を演じる陽向くんと、母を演じる直弥くんがのろけ出し、家族団欒が突然ピンクな雰囲気に。ラスト10秒、直弥くんと陽向くんがあわやキス!? というところで、二人の間に入った幸輝くんがお茶をこぼして邪魔をするというオチで終了。見事なオチのつけ方、さすが演技経験豊富な幸輝くんです。
2回目は、幸輝くんが生徒会長、直弥くんがマドンナ、颯くんがオタク、優斗くんがヤンキー、陽向くんが優等生という配役に。開始早々、幸輝くんが「明日は文化祭だ」と言い出し、急遽文化祭の出し物を決めるという流れに。さらにオタク役の颯くんが「僕は聖剣エクスカリバー!」と言い出したことで、即席RPGが爆誕。本番でいきなり冒険モノをやり出したのも、リハでこんな前振りがあったからなのでした。
ひと通り進行を確認したところで、リハーサルも終わりの時間に。最後は幸輝くんがリーダーらしく「短い時間になりますが、年末らしく1年を締めくくりましょう!」とスタッフのみなさんに挨拶をして、わぶは楽屋へ戻ります。
2026年も5人の笑顔がいっぱいでありますように
本番までの過ごし方は、五者五様。印象的だったのが、優斗くんです。廊下に出ると、優斗くんの伸びやかな歌声があちこちから聞こえてきます。しっかり最高のパフォーマンスができるよう仕上げに余念がありません。さすがわぶの歌唱の要を担う存在。喉の調子を確認するように、自分のパートを何度も復習する姿に、優斗くんの真面目な性格が窺えます。
本番直前の最終確認で、気をつけるべきポイントをみんなに共有していたのが、陽向くん。その頼もしい姿に、愛され末っ子とはまた違うストイックな顔が見えました。ちなみにぴあチームが会場に着いたとき、陽向くんはケータリングのおまけでついていたピンポンキャッチャーで遊んでいました。そういう無邪気なところは、やっぱり末っ子。どちらの陽向くんも魅力的です。
最終打ち合わせを終えて、わぶは会場へ。さっきまでのほんわかとした空気が、自然ときゅっと引き締まります。エレベーターに乗り込む5人の眼差しにも真剣な光が。
そして、ステージに集まると、いつも通りの円陣で気合い入れ。緞帳のすぐ向こう側にSTARRYの気配を感じながら、みんなでいい時間をつくろうと誓います。
最後は影アナをみんなで読み合いっこ。微妙にたどたどしいところがあるのも、いつものわぶ。そんな飾らない姿にSTARRYも元気をもらったり心を癒されたりしているのです。
気づけば、エレベーターに乗り込む直前の緊張感もほぐれ、5人もまるで今からパーティーが始まるような楽しそうな表情。この笑顔が、来年も、再来年も、ずっとずっと続いていきますように。そんな祈りを込めながら、【ほりでい】の幕が上がっていくのでした。
プロフィール
山下幸輝(やました こうき)
2001年11月7日、大阪府生まれ。B型。
2020 年の第33回ジュノンボーイ・コンテスト、ファイナリストとなり俳優デビュー。’ 5人組ボーイズグループ・WILD BLUEとしても活動中!
撮影/米玉利朋子、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹