山下幸輝「こきぴあ」

山下家のカレーを再現! Coki’s Cookingへようこそ

月2回連載

第43回

前回、茶道に挑戦した幸輝くん。では、今回のチャレンジは何かと言うと、ホミのみなさんは覚えておいでしょうか。昨年末の「こきぴあ」で幸輝くんが来年は料理ができるようになりたいと語っていたのを。

今こそその伏線回収をするときがやってきました……!

今回の「こきぴあ」は幸輝くんが料理に挑戦。しかも、幸輝くんの大好きな山下家のカレーの味を再現します。さあ、はたしてうまくいくのでしょうか?

ようこそ、Coki’s Cookingへ!

普段はまったく自炊をしないという幸輝くん。ただ、上京する前に何度か料理をしていたことはあるそう。キュートにエプロンを身にまとい、意気込みを聞くと「余裕っしょ」とドヤ顔。このビッグマウスがブーメランになるのか。さあ、Coki’s Cookingの開幕です。

まずは具材を切るところからスタート。ちなみに今回の具材は、幸輝くんに家のカレーに何が入っていたかを思い出してもらって用意しました。見たところ菌類が多めなのが特徴かも? カレーに何を入れるかって、ご家庭それぞれの個性が出るところなので面白いですよね。

ひとまず野菜から切っていきます。包丁を握ること自体、「何年ぶりやろ……」と恐ろしい発言をかます幸輝くん。お願いだから怪我はしないでね〜!

と言ってる間に、力を入れすぎたのか、包丁を入れた途端、切った玉ねぎがコロンと転がり、バランスを崩す幸輝くん。わかる〜、玉ねぎって転がるよね〜。慣れない包丁さばきに、なんだか不安ムードが……。早くも「余裕っしょ」が盛大なフラグになっている気がしてなりません。

野菜を切り終えたら、次はお肉です。ちなみに山下家のカレーはチキンです。もも肉を前に「これ、どうやって切ったらええんや……」という顔で固まる幸輝くん。もも肉は余分な筋や脂があって、確かに戸惑うところかもしれません。とりあえずひと口サイズにぶつ切りに。慣れてきたのか、少しずつ手際もスムーズになってきました。お? 意外と料理のセンスがあるのかも……?

具材を切り終えたところで、フライパンを火にかけます。いい感じに温まってきたところで、まずはお肉から投入! 油ハネに及び腰の幸輝くん。パチパチッと油の爆ぜる音に「ああっ!」と短く悲鳴をあげます。その一生懸命なところが可愛くて、見守るスタッフも思わずほっこり顔。

にんにくチューブを混ぜて、味付け。さらに野菜も入れ、キッチンににんにくの香ばしい香りが広がっていきます。

いい感じに火が通ったところで、水をくわえ、煮込みます。表面にアクが浮き出てきたので、しっかり取り除いていきましょう。

具材が柔らかくなってきたら、ルウの投入です。ここで思わずフリーズする幸輝くん。

「ルウって、どれくらい入れたらいいんですか?」

教えてあげたいところですが、ここはあえてノーヒントで! 「薄かったら足してったらええか」ということで、まずはひとかけら割り入れます。

ここで大事なポイント! ルウを投入するときは、一旦火を消します。

なぜかと言うと、沸騰している状態でルウを入れると、ルウが溶けにくくなり、ダマになってしまうのです。

ルウを入れ、しっかり混ぜてから再び火をつけ、焦がさないように弱火で煮込んでいきます。

味を確かめてみる幸輝くん。「ん?」と首を傾げます。どうやらいつも食べている山下家のカレーに比べると味が薄い模様。そこでルウを追加投入。しっかり混ぜて、とろみをつけていきます。

もう一度、味見。さっきよりはカレーらしい味になってきたようですが、山下家のカレーの味とは何かが違う……。「う〜ん」と考え込んではみたものの、解決策は見えてきません。

山下家のカレーに欠かせない隠し味とは?

ということで、禁断の秘技を使うときが来ました──。

幸輝くんのお母さんに電話です! 山下家のカレーにはきっと市販のルウ以外にも何か隠し味があるはず。今こそ門外不出のレシピが明かされるときが来ました。

早速電話に出てくれたお母さんによると、山下家のカレーのポイントは、トマトジュースとケチャップ。この二つを入れることで、味にコクが出るそうです。

お母さんのアドバイスに従い、トマトジュースとケチャップを入れて味見をしてみると、「おいしー!!」と目を輝かせる幸輝くん。今までとは表情がまるで違います。「すげえ。こんな違うんや」と本人も驚きの色を隠せません。

お母さんの秘策はこれだけではありません。ここからさらにしょうゆをひと回し入れます。これによって、味がグッと締まるのだとか。

仕上げにチョコレートをひとかけら加えて、より風味豊かに。「こんなにもいろいろ入れてたんや!」と幸輝くんもびっくり。いつも「おいしい!」と食べていたカレーには、お母さんのいろんなアイデアと工夫が隠されていたのでした。

カレーの味が整ったところで、あとは焦げつかないように注意しつつ、付け合わせのサラダとフルーツも用意します。

そうしている間に、いよいよ山下家のカレーも完成。さあ、実食です。

お味はいかがでしょうか。

「おー! うめー!」と三つ星の笑顔。幸輝くんがおいしそうにもぐもぐしているだけで、ホミもハッピーです。

「すごい山下家のカレーの味がします。ちゃんと血を引いてますね」と幸輝くん。これで東京でも大好きな山下家のカレーが食べられますね。

自力でカレーをつくってみての感想を聞くと、「混ぜてるときがいちばん楽しかった」とニコニコ。「とろみが出てくるのがわかるし、香りが立ってるのがワクワクする。料理しているって感じがしました」と自炊の楽しさに目覚めた様子。初めてのCoki’s Cookingは大成功で終了となりました。

もちろん料理をするのもしないも自由だけど、できることが一つ増えるのはシンプルに楽しい。ぜひこれを機に幸輝くんにはどんどん自炊にトライしてほしいです。ホミのみなさんも今回のレシピを参考に、山下家のカレーに挑戦してみください。

幸輝くん、お疲れ様でした。そして、幸輝くんのお母さん、ありがとうございました!

プロフィール

山下幸輝(やました こうき)
2001年11月7日、大阪府生まれ。B型。
2020 年の第33回ジュノンボーイ・コンテスト、ファイナリストとなり俳優デビュー。’ 5人組ボーイズグループ・WILD BLUEとしても活動中!

撮影/杉映貴子、取材・文/横川良明、ヘアメイク/BON.、スタイリング岩田友裕