森崎ウィン Aiming To Overseas
ブルーノ・マーズのライブで受けた刺激 僕は古参オタクです(笑)
月2回連載
第87回

こんにちは。森崎ウィンです。
この間、ブルーノ・マーズのドームツアーに行ってきました。いやあ、もう泣いたね。2回泣きました。
特に泣いたのはMCのとき。東京ドームのステージに立っているブルーノ・マーズが「東京ドームは僕のドリームなんだ。ここに立てたのは本当にみんなのおかげだ。ありがとう!」って頭を下げた瞬間に、もう涙です。
こんな言い方をするのもアレだけど、僕はブルーノ・マーズが売れる前から大好きで。ずっと応援していたからこそ、彼が夢を叶えたことがうれしくって。
その日のライブに知り合いも行ってましたけど、彼の昔の曲を歌える人はいないわけです。でも、僕は世界的にメジャーになる前の曲とかも全部歌えるから! ステージで昔の楽曲を当時のアレンジのまま歌ってくれたりするとわかるんですよ、僕は。彼が昔やっていたフェイクとか全部できる(笑)。絆があるわけです、僕とブルーノ・マーズの間には。まあ絆と言っても、僕からの一方的な絆なんですけど(笑)。こういう話をしていると、僕って古参オタクなんだなと思いました(笑)。

でもこの気持ち、CREWならわかってくれるんじゃないかな? 僕自身もそういうところがあるから、やっぱり今こうやって僕を応援してくれているみんなのことは、いつか僕が大きな夢を叶えたときも、ちょっと特別扱いしたいなって気持ちがある。それはもう間違いないです。
そういう証をね、つくりたいなと思っているくらい。ライブのグッズとかでさ、昔のあのライブでしか手に入らなかったアイテムとかあるじゃない? そういう特別な絆が感じられる何かを、MORISAKI WINとしてもやっていきたいなと改めて思ったので、またカタチにできればと思います。
ということで、ライブについてですが、11月20日に松下優也くんと大阪で2MANライブを行います! 優也くんとはグループ時代に対バンで一緒になったことはあるんだけど、直接がっつり話したことはなくて。だから、どんな人なのか知りたくて、この間、『バイ・バイ・バーディー』という優也くんの出ているミュージカルを観に行かせてもらったんですよ。これがまたすごく素敵な作品でした。エルヴィス・プレスリーが徴兵されたときのエピソードをもとにしたお話で、音楽も60年代テイストで僕好みだったし、優也くんの歌もお芝居も本当に良くて。
しかも、優也くんは大阪時代に(清水)大樹と同じスクールに通っていたんだよね。そういうちょっと不思議な縁のある存在で。同世代で、音楽もお芝居も頑張っている人ってなかなかいないので、親近感があるし、もちろんライバル意識もある。同じステージに立つことができたら、きっと大きな刺激をもらえるだろうなと今からテンションが上がっています。本当にこの日だけの貴重なステージになると思うので、お時間の合う方、ぜひ遊びに来てください!

あ、あと来週11月15日からNetflixにて『逃走中 Battle Royal』が配信スタートとなります。これはね、もう観てのお楽しみですが、頑張りましたよ。あんなスレスレの戦いをしたのは初めて。正直ちょっとトラウマになったぐらいです(笑)。この言葉の意味は観てもらえればわかると思うので、どうぞお楽しみに。
この『逃走中』はスケジュールもすごくハードで。長崎のハウステンボスで撮影したんだけど、前日朝から別の取材をしてて、そのまま夜に長崎に前乗りして、深夜一晩かけて撮影を行い、明け方、撮影が終わったと同時に空港に行って東京に帰り、そのまま『うたコン』の生放送という、2日くらいつながったスケジュールになりました。おかげで最後の方はちょっと死にそうになってました(笑)。
ちなみに『うたコン』の現場に入ってシャワーを浴びたんだけど、ドライヤーがなくて。その日はHey!Say!JUMPも一緒だったので、(髙木)雄也くんに電話して、Hey!Say!JUMPの楽屋にドライヤーを借りに行きました(笑)。そしたら、その話がネットニュースになってて、ちょっと面白かったです。Hey!Say!JUMPのみなさんへ。あのときはドライヤーをありがとうございました(笑)。
それでは。また再来週にね。
森崎ウィンでした!

★編集部より★
森崎ウィンさんファンクラブのほうでは、今週はウラバナシを更新! ウィンさんが毎日どんな日々を過ごしていたのかが読めちゃいます!
プロフィール
森崎ウィン
1990年生まれ、ミャンマー出身。小学校4年生の時に日本へ渡る。2008年よりダンスボーカルユニット・PRIZMAX(現、解散)のメインボーカルとして活躍した。俳優としても様々な映画、ドラマ、舞台に出演し、2014年には『シェリー』で映画初主演を務める。2018年、日緬共同制作映画『My Country My Home』に出演、そのスピンオフであるドラマ版『My Dream My Life』では主演を務め、現地のテレビ局mntvで冠番組「Win`s Shooow Time!」を持ち、様々な広告に出演するなどミャンマーで大ブレイク。スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』のオーディションでメインキャストであるダイトウ/トシロウ役に抜擢され、ハリウッドデビューを果たした。近年の映画出演作に、『海獣の子供』『トゥレップ』『蜜蜂と遠雷』(19)、『キャッツ』(20)などがある。映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。またメ〜テレ制作の連続ドラマ『本気のしるし』(19)にて初の連ドラ主演を果たした。2020年は世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版Season2(主演:トニー役)に出演。
撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/内田あゆみ(creative GUILD)、衣装協力/グレーニットベスト¥30,800-VEIN(Sakas PR TEL:03-6447-2762)、
ダークブルーパンツ¥35,200-STEAF(STEAF SHOWROOM TEL:03-6721-0549)、白ワッフルロングTシャツ¥6,380-JOURNAL STANDARD relume(JOURNAL STANDARD relumeルミネ池袋店 TEL:03-5954-8182)、黒ニット切替スニーカー¥42,900-
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