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森崎ウィン Aiming To Overseas

声出しOKのライブが嬉しい! 音楽の偉大さを再確認しています

月2回連載

第98回

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こんにちは。森崎ウィンです。

MORISAKI WINとしては初めての全国ツアーも、昨日の福岡を終えて、残すはあと東京のみ。やってみると、あっという間だったなというのが正直な感想です。

最初に決まったときはミュージカル『SPY×FAMILY』の公演期間と完全にかぶってるし、本当にできるのかな?って不安も正直あった。でも、全国のいろんな都市をまわることはずっとやりたいことだったし、その夢をいろんな人の支えで実現できたんだから、どんなにキツくてもこれは絶対やるしかないと思って。そして、ラスト東京公演を控えた今思うことは、やって良かったという素直な気持ちです。

ミュージカルとは同じ歌と言っても歌唱法から全然違うし、公演期間中にライブを入れて、ちゃんとやれるのかなという心配もありました。実際、共演者のみんなから「今、ツアー中でしょ?」と驚かれることもあって(笑)。そのあたりは自分でもよくやっているなと思うんだけど、意外とね、その切り替えは大丈夫かも。これはやってみての感想なんだけど、わりとそこはスムーズにできたというか。現場に行って、音楽が流れたら、自然とそれに合わせた歌い方ができていた。これは僕がどうこうというより、音楽がそうさせてくれるんだと思う。音楽って偉大だなと改めて思いましたね。

あとは全国ツアーの何がいいって、たぶん僕自身が旅好きというのもあると思うけど、地方に行くとそれだけで気持ちが開放的になれるんです。いつも自分が過ごしている街とは全然違う場所にいる。それだけでワクワクしてくるし、また新鮮な感覚でライブに臨むこともできる。やっぱりたまらないですね。

特に今回は声出しがOKになったじゃない? それが本当にうれしい! MORISAKI WINとしてデビューしたときはコロナ禍の真っ最中。そもそも無観客からのスタートだったから、今だから言えるけど正直最初はやっぱりすごく寂しくて。そこから少しずつお客さんを会場に入れられるようになって。目の前に聴いてくれる人がいるっていうだけで、やっぱり気持ちは全然違ったし。そして今回はリアクションとしてよりわかりやすい形でみんなとコミュニケーションができるようになった。ステージに立つ者として、こんなにうれしいことはないですよ。

今回は会場もわりとちっちゃめなライブハウスだったりして。その分、よりみんなと距離が近いというか、一緒に会話をしている感じがすごくあった。この感覚は久々だなと思ったし、でもやっぱりこれがライブの良さだなと再認識したので、もっともっとこういう場を増やしていきたいなと思いました。

そのためにも、残る東京公演を最高の形で終えたいね。いいツアーの締めくくりにするので、みんな楽しみにしていてください。

森崎ウィンでした!

★編集部より★
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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ。ミャンマーで生まれ育ち、小学校4年生の時に来日、その後中学2年生の時にスカウトされ、芸能活動を開始。
2008年にダンスボーカルユニットに加入し、メインボーカルを担当。俳優としても様々な役を演じ活躍する中で、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。その後も数多くの映画やドラマに出演し、2020年に映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞。主演を務めた連続ドラマ『本気のしるし』では釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDSにてBest Newcomer-Actor賞を受賞。その劇場版は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出。
また、ミュージカルの世界でも映画版『キャッツ』(20年日本公開)ではミストフェリーズ役の吹替えを担当。20年ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2で主演トニー役、21年ミュージカル『ジェイミー』(21年)で主演ジェイミー役を務めたほか、2022年に東急シアターオーブで開催予定のブロードウェイミュージカルの名作中の名作「ピピン」日本公演の単独主演、2023年には、ミュージカル『SPY×FAMILY』で主演のロイド役を務めるなど活躍中。
2020年、アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”として7月1日に「パレード - PARADE」でメジャーデビュー。「パレード - PARADE」はスズキソリオバンディットCMソングに起用され、音楽配信チャート1位を獲得するなど話題に。5月26日には、1stアルバム「Flight」をリリースし、5つの音楽配信サービスで1位を獲得。2022年には、世界を意識した海外作家を起用したシングルのリリースを重ねる中、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主題歌も担当し、アーティストとしても幅広い活躍を魅せる。
また、2018年より母国ミャンマーで観光大使を務め、現地でもドラマの主演やCMに数多く出演し圧倒的な知名度を誇る。

撮影/映美、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/内田あゆみ、衣装協力/トップス¥26,400-、パンツ¥44,000- 共にHOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE TEL:03-5454-1705)
カーディガン¥24,200- tangenet(tangenet MAIL:mitsuruyoshiya@gmail.com)
シューズ¥24,800- BajoLugo(FatheR (BajoLugo) TEL:078-380-5281)
メガネ¥40,700-tonysame:(株式会社トニーセイムジャパン TEL:03-5860-9662)
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