森崎ウィン Aiming To Overseas

心と体はつながってる ランニングと水泳にハマってます

月2回連載

第122回

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こんにちは。森崎ウィンです。

最近、体を動かすことにハマっています。僕も今年で34歳。そろそろ30代後半の自分というものを意識するようになりました。年齢を積み上げても、いいパフォーマンスを続けるには、やっぱり体って大事だなと思ったんですよね。

先輩たちを見ていても思うんですよ。50代60代になっても一線でライブをし続けている方たちって、みなさんちゃんと体を鍛えている。しかもそういう人たちって昨日今日トレーニングを始めたわけじゃないんですよね。たぶん僕と同じくらいの年齢の頃から意識してトレーニングをしていて、その積み重ねがあるから、あの体がある。そう考えたら、僕もこの年齢から将来を見据えて始めなきゃなと思ったんです。

今やっているのはランニングと水泳。どちらもまだ始めて1ヶ月くらいだけど、楽しんでやっています。ちょうどGarminを買ったのもあるんですけど、Garminをつけながら走ると、今の自分の心拍数とか走った距離とか全部表示されるのが面白くて、めちゃくちゃスポーツしたくなる!

Garminのすごいのが、もう有酸素運動は十分しているので、今日はペースを上げましょうとか、いろいろアドバイスをしてくれるんですよ。たとえば昨日は8km走ったんですけど、最初の15分は1km5分45秒のペースで走って、次は15秒ダッシュで走って、また3分ペースを緩めて、というふうにプランを立ててくれる。本当、コーチみたいな感じで。今はとにかくGarminの言われた通りに走っています。超疲れるけど!(笑)

走りはじめて、マネージャーのパクチー澤井さんのすごさを知りましたね。あの人は走るのが好きで、毎日走っているんです。しかも、1km4分台で走るから、めちゃくちゃ速いんですよ! 僕はまだ4分台は無理だけど、1年くらい頑張って、いつか一緒に10kmを走ってみたいなと思っています。

水泳はまだ2回くらいしかやってないけど、今日は1km泳ぎました。25mをひたすら往復して、だいたい30分くらい。水泳は肺活量を鍛えるのにいいので、僕の仕事的にも合っているんじゃないかなと。理想は3日あったら、そのうち2日はランニング、1日は水泳というペースで交互にやっていけたらなと考え中。

運動が習慣化してくると、体を動かすのがどんどん楽しくなって。もっと日頃から運動を取り入れていきたいなと思って、電動自転車を買いました。これがまた気持ちいいんです! 仕事の移動も都内なら自転車でも全然いけるしね。今日もNHKからTokyo FMまで自転車で移動しました。まだ今ぐらいの気候ならそこまで暑くもなくて。むしろ自転車を漕いでると風が起きるから涼しいぐらいです。自転車は簡単に取り入れやすい運動だから、CREWのみんなにもオススメ!

僕が買ったのは、「BESV」というブランドのJF1というモデルです。カラーリングは黒。今回、電動自転車を買おうと思っていろいろ調べたんですけど、もうこれしかないとベタ惚れしました。決め手は、間違いなくビジュアルです! やっぱり自分が普段から乗るものって見た目が大事だと思うんですよね。JF1はひと目見たときからカッコいいなと思って。パッと見が、全然電動自転車っぽくないんですよ。すごくクールでスマート。モーターが取り外せて、充電も楽チン。実際の乗り心地も快適だし、最高ですね。

ちゃんと自転車に乗るときはヘルメットもかぶってますよ! 安全が大事ですからね。ヘルメットもいろいろ探して可愛いやつを買いました。昔の自分だったらヘルメットをかぶって自転車に乗っているのを人から見られたら恥ずかしいなと思っていたんですけど、今は全然気にならない。それより怪我なく安心して走るほうが大事だなと考えるようになりました。みんなはヘルメットつけてますか? 去年から着用が努力義務になったので、できる人から始めてみてはいかがでしょうか?

自転車って体にもいいし、排気ガスが出ないから環境にも優しい。自分のためにも、地球のためにも、健康的な移動手段なんじゃないかな。もちろん車は車で大好きだし、これからも乗り続けるけど、状況に応じて使い分けられたらいいなと思っています。

それに、やっぱりこうやって体を動かしていると、心もリフレッシュされるんですよね。僕は悩みやすい性格だから、たとえば作品と作品の間でちょっと時間が空くと、このままで大丈夫だろうかとか不安になっちゃうんだけど、日々体を動かすようになってから、すごく前向きになれた。運動のいちばんのメリットは、それかもしれない。体が健康であれば心も健康になれる。体と心ってつながっているんだなと改めて実感しました。

だから、もし気持ちがちょっと塞ぎ込みがちだなという人がいたら、騙されたと思って、ちょっと体を動かしてみてください。ひと通り汗をかいたら、少しは気持ちが軽くなっていると思います。

それじゃ、またね。

森崎ウィンでした!

★編集部より★
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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ。ミャンマーで生まれ育ち、小学校4年生の時に来日、その後中学2年生の時にスカウトされ、芸能活動を開始。
2008年にダンスボーカルユニットに加入し、メインボーカルを担当。俳優としても様々な役を演じ活躍する中で、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。その後も数多くの映画やドラマに出演し、2020年に映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞。主演を務めた連続ドラマ『本気のしるし』では釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDSにてBest Newcomer-Actor賞を受賞。その劇場版は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出。
また、ミュージカルの世界でも映画版『キャッツ』(20年日本公開)ではミストフェリーズ役の吹替えを担当。20年ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2で主演トニー役、21年ミュージカル『ジェイミー』(21年)で主演ジェイミー役を務めたほか、2022年に東急シアターオーブで開催予定のブロードウェイミュージカルの名作中の名作「ピピン」日本公演の単独主演、2023年には、ミュージカル『SPY×FAMILY』で主演のロイド役を務めるなど活躍中。
2020年、アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”として7月1日に「パレード - PARADE」でメジャーデビュー。「パレード - PARADE」はスズキソリオバンディットCMソングに起用され、音楽配信チャート1位を獲得するなど話題に。5月26日には、1stアルバム「Flight」をリリースし、5つの音楽配信サービスで1位を獲得。2022年には、世界を意識した海外作家を起用したシングルのリリースを重ねる中、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主題歌も担当し、アーティストとしても幅広い活躍を魅せる。
また、2018年より母国ミャンマーで観光大使を務め、現地でもドラマの主演やCMに数多く出演し圧倒的な知名度を誇る。

撮影/友野雄、文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/岩田友裕、衣装協力/SUS-SOUS、GODSIZE ⁡