森崎ウィン Aiming To Overseas

ライブ漬けだった3連休 また呼んでもらえる日のために力をつけていきたい!

月2回連載

第125回

こんにちは。森崎ウィンです。

みなさんは7月の3連休どう過ごしましたか? 僕はおかげさまでライブ三昧の3連休でした!

まず初日は「LuckyFes」でChilliesのみなさんと同じステージに。一緒にライブをするのは初めてだったので、めちゃくちゃ楽しかったです。日本だけじゃなく、もっといろんな国でこうやってステージをやりたいなって、また一つ目標が広がったというか。自分のやりたいことがさらにクリアになった1日だった気がします。

そして2日目は「毎日が夏祭り」! 『STAR IT OVER』を今度のライブツアーである〜MODULATION〜用にアレンジしたバージョンを初めて披露させていただきました。もともとこの歌はちょっとしっとりした感じの曲だったんですよね。でも今回は、どうすればいいか悩んでいた時期を越えて一歩踏み出した感じのアレンジになっていて、すごく前向きなイメージになったんじゃないかなと思っています。僕のYouTubeやインスタにもアップしているので、会場に来られなかったCREWのみんなはぜひチェックしてください。

ラスト3日目は「ミュージカルは最強です!」へ。サルゴリラさんとコントをさせてもらいました。すごく楽しかったんだけど、まだまだできるなと思ったね。次のチャンスに向けて、コントがもっと上手くなりたいなと思いました。

まずは頭の一曲目のJET JACKET『MID DAY』は、主催の方々からぜひ歌ってほしいと声をかけていただいて選ばせていただきました。他の曲については、僕からはせっかくこういう場なので、ミュージカル曲を歌いたいなと思って。でも、あまりレパートリーがないからどうしようと考えていたところ、以前お世話になったPARCOのプロデューサーさんから『レ・ミゼラブル』の『夢やぶれて』がいいんじゃないかと提案してもらったんです。『夢やぶれて』は本来女性曲なんですけど、YouTubeに男性がギター1本でカバーしている動画があって、それがエド・シーランみたいでカッコよかったんですよ。それで、自分もやってみたいなと思ってアコギ1本でチャレンジさせてもらいました。

来ていただいた方々は知っていると思いますが、歌唱前にギタリストの方のアコギの音が出なくなったんですよ。で、急遽袖からマイクを持ってきてカバーしたんですけど、こういうハプニングもライブの醍醐味。ちょっとやそっとのことでは動じない柔軟さみたいなのも身についてきたなと自分でも感じています。

シュガー(佐藤隆紀)さんとのデュエットは僕からのリクエストです。誰とコラボしたいですかと言われて、シュガーさんとPARCOイベントの縁もあって、こういう場でまた一緒に何かやりたいなと。『ひこうき雲』にしたのは、パワーのある声量が魅力のシュガーさんが、柔らかい歌声で歌っているのを聴いてみたいなと思ったからなんですけど、狙い通り本当に素敵でした。隣にいながら、思わず聞き惚れちゃいましたね。

「ミュージカルは最強です!」は去年に続き2度目の参加。アッキー(中川晃教)さんや城田優くんと、おなじみの人たちに会えたこともうれしかったです。去年はもうちょっとアウェー感を感じていた気がするんですよ。でも今年はなんだかすごいホームな感じがして。でも、完全なるホームではない不思議な感じ。

前までは自分が根っからのミュージカル畑じゃないことにちょっと気後れするところがあったんだけど、知り合いも増えたせいか、今はあんまりそういうことを気にしなくなったというか。たぶんアッキーさんにしても優くんにしても、いろんな場所でそれぞれ自分のやりたいことをやってそこで得たものを、定期的にこういう場所に集まって発揮しているんじゃないかなという気がしたんです。そういう意味では、そんなに変わらないのかなと。僕にとっても「ミュージカルは最強です!」は日頃やってきたことの成果を出す場所。また呼んでもらえる日のために力をつけていきたいなと思いました。

そんなライブ漬けの3連休を終え、次の日は「毎日が夏祭り」でご一緒した松室政哉さんとレコーディングに。以前、ラジオでご一緒して、そのときからむちゃくちゃ意気投合して、何か一緒につくりたいねという話をしていたんですよ。その約束を果たしてきました。政哉さんのつくる曲に、僕がベースとなる歌詞を書いて。そこからさらに2人でブラッシュアップしながら1曲完成させました。いずれみんなにも聴いてもらえる日が来ると思うので、楽しみに待っていてください!

あと、昨日は明治さんの「チョコレートのないカカオのお店」発表会に行ってきました。今、明治さんではカカオを食品以外で活用できる方法を研究していて、カカオ新素材を使った新商品を開発したり、新しい取り組みをされているんです。

カカオについて知らないことが多かったんで、シンプルに楽しかったですね。僕がどれくらい無知かというと、カカオがフルーツであることも知らなかったぐらいです(笑)。だから、もうびっくりすることだらけ。発表会では、明治さんがファッションブランドのCLOUDYさんと共同で制作したデニムのセットアップも着させてもらって。こんなこともやってるんだ! って驚きでした。

きのこの山のイヤフォンから始まって、明治さんとはいろいろとご縁があって、こうしてイベントに呼んでいただけるのはうれしい限りです。実は裏で(株式会社明治代表取締役社長の)松田社長ともお会いして、きのこの山の日焼けしちゃったバージョンを発売された話とか面白いお話を聞かせていただいたんですけど、そのときも言っておきました、僕はたけのこ派です、と(笑)。たけのこへの愛は、社長を前にしても変わりません!

「チョコレートのないカカオのお店」ポップアップショップは、今日から月末の31日まで東京プラザ原宿ハラカドで開設されています。興味のある方はぜひ遊びに行ってみてください。

森崎ウィンでした!

★編集部より★
森崎ウィンさんファンクラブのほうでは、今週はダイアリーを更新!

ファンクラブ入会はこちら

プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ。ミャンマーで生まれ育ち、小学校4年生の時に来日、その後中学2年生の時にスカウトされ、芸能活動を開始。
2008年にダンスボーカルユニットに加入し、メインボーカルを担当。俳優としても様々な役を演じ活躍する中で、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。その後も数多くの映画やドラマに出演し、2020年に映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞。主演を務めた連続ドラマ『本気のしるし』では釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDSにてBest Newcomer-Actor賞を受賞。その劇場版は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出。
また、ミュージカルの世界でも映画版『キャッツ』(20年日本公開)ではミストフェリーズ役の吹替えを担当。20年ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2で主演トニー役、21年ミュージカル『ジェイミー』(21年)で主演ジェイミー役を務めたほか、2022年に東急シアターオーブで開催予定のブロードウェイミュージカルの名作中の名作「ピピン」日本公演の単独主演、2023年には、ミュージカル『SPY×FAMILY』で主演のロイド役を務めるなど活躍中。
2020年、アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”として7月1日に「パレード - PARADE」でメジャーデビュー。「パレード - PARADE」はスズキソリオバンディットCMソングに起用され、音楽配信チャート1位を獲得するなど話題に。5月26日には、1stアルバム「Flight」をリリースし、5つの音楽配信サービスで1位を獲得。2022年には、世界を意識した海外作家を起用したシングルのリリースを重ねる中、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主題歌も担当し、アーティストとしても幅広い活躍を魅せる。
また、2018年より母国ミャンマーで観光大使を務め、現地でもドラマの主演やCMに数多く出演し圧倒的な知名度を誇る。

撮影/友野雄、文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/岩田友裕、衣装協力/SUS-SOUS、GODSIZE ⁡