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森崎ウィン Aiming To Overseas

NODA・MAP『正三角関係』を観劇 松本潤さんがこの作品で体現されたものに感動しました

月2回連載

第127回

こんにちは。森崎ウィンです。

先日、我らが父上・松本(潤)さん主演のNODA・MAP『正三角関係』を観に行きました!

感想は、とにかく今の僕たちが観るべき舞台だなと。国籍関係なく、この地球に生まれた一員として忘れてはいけない出来事が舞台を通して描かれていて。こんなことは二度と繰り返しちゃいけないなと、作・演出の野田秀樹さんからのメッセージが胸の奥まで深く響き渡る、素晴らしい作品でした。この『正三角関係』は日本のみならずロンドン公演も決定しているんですよね。野田さんのメッセージが海を越えて、世界の観客に届けられるというのは本当に意義深いことだと思うし、そんな作品を日本で観られたことは僕の大きな財産になったんじゃないかなと思います。

そして、『どうする家康』で父上の背中を見てきた者として、松本さんがこの作品をやることの意味みたいなものをすごく感じて。大河が終わった後も、いろんなオファーがあったと思うんですけど、その中からこの作品を選んだ松本さんの気持ちが伝わってきたんですよね。『どうする家康』で、家康はずっと「戦なき世」を目指していました。その平和への祈りを松本さん自身が『どうする家康』が終わった後も引き継いで、この舞台で体現されている気がして、そこに僕は感動したんです。

エンタメに携わる者の一人として、エンタメを通してでないと伝わらないメッセージってあると僕は信じています。その責任を背負って舞台に立ち続ける松本さんの姿に刺激を受けたし、僕ももっと頑張らなくちゃなと気持ちが引き締まりました。

終わった後、楽屋挨拶に行かせていただいたんですけど、松本さんと直接お話しさせていただくのは久しぶりで。不思議なんですけど、顔を見た瞬間、なんだかホッとしたんですよね。それくらい僕の中で『どうする家康』で過ごした時間は大きかったんだなと思ったし、また落ち着いたらゆっくりお話しさせていただきたいです。

まだまだ公演期間は続きますので、松本さんをはじめカンパニーのみなさんが怪我なく最後まで走り切れることを祈っています。全人類に刺さる作品になっているので、これからご覧になる方も楽しみにしていてくださいね。

さて、そんな父上の姿に大いに刺激を受けた僕ですが、近況をお話しすると、この夏は英語に力を入れようかなと思っています。1年くらい前からオンラインで英語が学べる『DMM英会話』というのをやっていまして。ちょっと最近は忙しくて休みがちだったんですけど(笑)、『SSFF & ASIA 2024』でグランプリをいただいたのをきっかけに、また英語を勉強したいなとやる気に火がついています。

『DMM英会話』は1回のレッスンが25分。自分の好きな時間に指定できるので、僕みたいにスケジュールが読めない仕事をしている人間でも、スキマ時間を活用してレッスンを受けられるから、すごく便利! それに、自分でプランが選べて、コースによってはネイティブスピーカーとマンツーマンで話ができるんですね。僕はわからないところは日本語で質問もしたいから、日本人の先生を選べるプランにしていて。レッスン中も、その人の英語レベルに合った教材をもとに話せるので、まだ英語に自信のない方でも安心じゃないかな。

僕が今推してる先生は、沖縄の離島に住んでいる方で。東京で生活していたら、離島暮らしの人と話す機会なんてそうそうないじゃないですか。でも、オンラインなら遠く離れた人とも簡単につながれるところが面白い。レッスンの中には英語でフリートークの時間もあって。先生の住んでいる島ではちょっと前に台風が来たらしくて停電になっちゃったみたいなんです。そういう島暮らしの話とかを聞けるのも楽しい!

今回のジョージ・ルーカスアワードで米アカデミー賞短編部門への推薦をいただいたので。もしこれで本当にノミネートされたら、ついに本場のレッドカーペットに立つことになります。そのときにはちゃんと英語でスピーチしたいなという夢もあって、ここからまた英語スキルを上げていきたいです。

いくつになっても学ぶことって大切。みんなは最近学んでいることはありますか。これだけ暑いと、つい気持ちが折れそうになるけど、暑さに負けず一緒に頑張っていきましょう!

森崎ウィンでした!

★編集部より★
森崎ウィンさんファンクラブのほうでは、今週はダイアリーを更新!

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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ。ミャンマーで生まれ育ち、小学校4年生の時に来日、その後中学2年生の時にスカウトされ、芸能活動を開始。
2008年にダンスボーカルユニットに加入し、メインボーカルを担当。俳優としても様々な役を演じ活躍する中で、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。その後も数多くの映画やドラマに出演し、2020年に映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞。主演を務めた連続ドラマ『本気のしるし』では釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDSにてBest Newcomer-Actor賞を受賞。その劇場版は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出。
また、ミュージカルの世界でも映画版『キャッツ』(20年日本公開)ではミストフェリーズ役の吹替えを担当。20年ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2で主演トニー役、21年ミュージカル『ジェイミー』(21年)で主演ジェイミー役を務めたほか、2022年に東急シアターオーブで開催予定のブロードウェイミュージカルの名作中の名作「ピピン」日本公演の単独主演、2023年には、ミュージカル『SPY×FAMILY』で主演のロイド役を務めるなど活躍中。
2020年、アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”として7月1日に「パレード - PARADE」でメジャーデビュー。「パレード - PARADE」はスズキソリオバンディットCMソングに起用され、音楽配信チャート1位を獲得するなど話題に。5月26日には、1stアルバム「Flight」をリリースし、5つの音楽配信サービスで1位を獲得。2022年には、世界を意識した海外作家を起用したシングルのリリースを重ねる中、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主題歌も担当し、アーティストとしても幅広い活躍を魅せる。
また、2018年より母国ミャンマーで観光大使を務め、現地でもドラマの主演やCMに数多く出演し圧倒的な知名度を誇る。

撮影/友野雄、文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/岩田友裕、衣装協力/SUS-SOUS、GODSIZE ⁡