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森崎ウィン Aiming To Overseas

Snow Man 向井康二くんと映画を撮りました! 国境を越えた作品づくりに参加できて本当にうれしい

月2回連載

第135回

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こんにちは。森崎ウィンです。

先週は情報解禁がいろいろありました。みんな、チェックしてくれましたか。

まずは『(LOVE SONG)』について。こうちゃん(向井康二)と映画をやりました! もうみんなに早く言いたくて言いたくて。みんなの反応を見ながら、「やっと言えた〜!」ってちょっとスッキリしました(笑)。

今回は、撮影スタッフはタイの方たち。国を超えた作品づくりに参加できたことが、本当にうれしくて。世界で仕事がしたいと言い続けてきた僕にとって、また一歩前に進める作品になったんじゃないかと思います。

この間、アフレコのためにちょっと映像を見させてもらったんですけど、画が本当に綺麗で。カメラマンさんもタイの方だったんですけど、とっても素敵な人で、見ながら撮影のときのことを思い出して、じんわり胸が熱くなりました。

チャンプ監督は『2gether』という有名な作品を撮られた方です。クランクインの前に「勉強のために観ておいた方がいいですか」と尋ねたら「任せる」とおっしゃっていただいたので、なるべくフラットな状態で臨んだ方がいいかなと思って、あえて観ずに現場に入ったんですね。あ、でも気になって予告だけ観ました! そしたらメインの男の子がマジでイケメンすぎて、「これは惚れるな」と思いました(笑)。

お話は、すごくピュアなラブストーリーです。僕が演じるのは研究員のソウタ。学生時代から、こうちゃん演じるカイのことがずっと好きで、そんなカイと赴任先のタイで再会する、というところから物語は始まります。ここから先は、まだ上映は来年なので、お楽しみということで(笑)。

僕にとっては、ミャンマー、アメリカ以外で三つ目の海外作品だし、これをきっかけにアジアにどんどん進出していきたいなと本気で思っています。僕の人生を懸けた作品にするつもりで気合を入れて臨んだので、ぜひ応援してもらえるとうれしいです。

そして、『外道の歌』も! 僕は原作でも人気のキャラクターである園田夢二を演じます。このお話をいただいたときはめちゃくちゃテンションが上がりましたね。というのも、この園田というのが俳優としてやりがいのある役どころなんです。CREWのみんなが観たらショックを受けちゃうんじゃないかなというくらい、今までの僕のイメージとは全然違った姿を見せられると思います。

白石(晃士)監督の現場に参加できたこともいい経験になったし、撮影中はもうしびれるような時間でした。作品自体も白石監督らしいバイオレンスたっぷりの、地上波ではできないような、配信ならではの攻めた内容になっています。

『外道の歌』はDMM TVにて、毎週金曜に1話ずつ配信されています。すでに配信がスタートしていますので、まだ観ていない方は今すぐチェックしてください!

あとこれはCREWのみんなにぜひお願いしたいんだけど、今月発表された僕の出演作の写真をね、並べてみてください。『ふたりソロキャンプ』と『(LOVE SONG)』と『外道の歌』。どれも全然違いすぎて、これ全部同じ人がやってるの!?ってびっくりしてもらえるんじゃないかな(笑)。これだけビジュアルの違う役どころが同じ時期に集中するって、今までの俳優人生でもなかったと思うし、いろんな引き出しを求めてもらえることは俳優として本当にありがたいことです。

このエッセイも年内はこれが最後の更新になりますが、1年の締めくくりをこんな感謝の気持ちで迎えられたことが幸せだし、こうやってお仕事をみんなに発表できることが今年1年頑張った一番の証だと思っています。なので、僕と一緒にやりたいと言ってくれるプロデューサーさんにも、みんなからも「ありがとうございます!」って伝えておいてください。そしたら、また一緒にお仕事できるかもしれないしね(笑)。

実はこれ以外にもまだ発表できないお仕事のお知らせがあるんですよ。その解禁はもう少し先なんだけど、きっとみんなにも喜んでもらえるんじゃないかな。という匂わせだけして(笑)、今回は終わろうと思います。その作品の写真も上の出演作に並べてくれたらまた面白いかも(笑)

また来年の更新を楽しみに待っていてください。

森崎ウィンでした!

★編集部より★
森崎ウィンさんファンクラブのほうでは、今週はウラバナシを更新!

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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ。ミャンマーで生まれ育ち、小学校4年生の時に来日、その後中学2年生の時にスカウトされ、芸能活動を開始。
2008年にダンスボーカルユニットに加入し、メインボーカルを担当。俳優としても様々な役を演じ活躍する中で、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。その後も数多くの映画やドラマに出演し、2020年に映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞。主演を務めた連続ドラマ『本気のしるし』では釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDSにてBest Newcomer-Actor賞を受賞。その劇場版は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出。
また、ミュージカルの世界でも映画版『キャッツ』(20年日本公開)ではミストフェリーズ役の吹替えを担当。20年ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2で主演トニー役、21年ミュージカル『ジェイミー』(21年)で主演ジェイミー役を務めたほか、2022年に東急シアターオーブで開催予定のブロードウェイミュージカルの名作中の名作「ピピン」日本公演の単独主演、2023年には、ミュージカル『SPY×FAMILY』で主演のロイド役を務めるなど活躍中。
2020年、アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”として7月1日に「パレード - PARADE」でメジャーデビュー。「パレード - PARADE」はスズキソリオバンディットCMソングに起用され、音楽配信チャート1位を獲得するなど話題に。5月26日には、1stアルバム「Flight」をリリースし、5つの音楽配信サービスで1位を獲得。2022年には、世界を意識した海外作家を起用したシングルのリリースを重ねる中、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主題歌も担当し、アーティストとしても幅広い活躍を魅せる。
また、2018年より母国ミャンマーで観光大使を務め、現地でもドラマの主演やCMに数多く出演し圧倒的な知名度を誇る。

撮影/梁瀬玉実、文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/吉井めぐみ、スタイリング/岩田友裕、衣装協力/GARNI