森崎ウィン Aiming To Overseas

ちょっとキャパオーバー気味です みんなのリフレッシュ方法を教えて!

月2回連載

第144回

こんにちは。森崎ウィンです。

気づけば7月ということで、もう2025年も折り返し地点を過ぎました。今月から下半期。きっとこの感じでいくと、あっという間に今年も年末になってるんだろうなと思いながら日々過ごしています。

今日はみんなに聞きたいことがあるので、その話をするね。みんなさ、リフレッシュの方法って何かある?

ありがたいことに毎日忙しく過ごさせてもらっていて。その日のやるべきことを一生懸命クリアしていくうちに、あっという間に1日が終わっている。そんな日々がずーっと続いていくと、どうしたって心も体もすり減っていっちゃうよね。パソコンで言えば、ハードディスクの容量がいっぱいいっぱいの状態。本当なら容量を増設しなきゃいけないんだけど、それができなくて、もうずっと動作が重い感じが続いています。

この間も打ち合わせがあって、その前に自分が何をしたいのか考えようとしたんだけど、何にも出てこないのね、アイデアが。やっぱりキャパオーバーの状態じゃ、アイデアも枯渇するんだなってちょっとショックだった。せっかく自分の力を必要としてもらっているのに、100%の全力で返せていないことが悔しくて、もどかしくて、モヤモヤするっていうダメなループに最近ハマりがちです。よくないですね、これは。

いちばんの解決方法は、思い切って休むことだっていうのはわかっている。今はとにかく長い休みがとれたら、海外に行きたい! 別にどこの国に行きたいとか、そういうのはなくて、単純に日本から離れて、誰も知り合いがいないところでぼーっとしたい。やばいね、俺、めっちゃ疲れてる人みたいじゃん(笑)。

若い頃は仕事があることがうれしかったし、休みをとることでチャンスを逃してしまうのが怖くて、まだまだ自分はできますってやりがちだったんだけど、僕も今年で35歳。そろそろ休むことを覚えてもいい頃合いなんじゃないかというのは自分でも感じています。だから、これからは心を鬼にして休むときは休むことをしていきたい。それは大前提。

ただ、実際問題、自分の都合のいいタイミングで休みをとれるわけでもないからさ。必要なのは、そういう慌ただしい毎日の中で、なるべく短い時間でサクッと心と体をリフレッシュさせる方法だと思ったわけです。

ちなみに今のところ僕のリフレッシュ方法は何もありません(笑)。あるとしたら、寝るだけ。単純ですね。まあ、睡眠は大事なんだけど、できればそれ以外にも何か対策がほしい。

要は、パソコンの電源をオフにするみたいに、すっと気持ちを切り替えられる方法を見つけたいって感じかな。やっぱり仕事をしていると、どうしてもずっとアドレナリンが出ていて覚醒状態なんですよね。それを上手にクールダウンできるようになりたい。

強いて言うなら今はお酒がそれかな。仕事が終わって1杯飲みながらお気に入りのYouTubeをだらっと観るのが、僕のナイトルーテイン。で、気づいたら深夜1時とか2時になってて、やばい、もう寝なきゃってベッドに潜り込むのが定番の流れになっています。

これをね、もっと心にも体にも優しい方法にアップデートしたい。みんな、何かやってることある?

俳優と音楽。両方やっていくと決めたのは僕自身。その選択に1ミリも悔いはないけど、仕事の幅が広がっていけば広がっていくほど、その日その日でやることが全然違っていて、どうしても切り替えに頭がついていかなかったりするんだよね。そこのスイッチを上手に変換できるようになるためにも、もっと自分に合うリフレッシュ方法を見つけたいなと思っています。

みんながやっていることがあったら、ぜひコメントで教えてください。一緒に自分をいたわる方法を見つけていきましょう!

森崎ウィンでした。

★編集部より★
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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ。ミャンマーで生まれ育ち、小学校4年生の時に来日、その後中学2年生の時にスカウトされ、芸能活動を開始。
2008年にダンスボーカルユニットに加入し、メインボーカルを担当。俳優としても様々な役を演じ活躍する中で、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。その後も数多くの映画やドラマに出演し、2020年に映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞。主演を務めた連続ドラマ『本気のしるし』では釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDSにてBest Newcomer-Actor賞を受賞。その劇場版は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出。
また、ミュージカルの世界でも映画版『キャッツ』(20年日本公開)ではミストフェリーズ役の吹替えを担当。20年ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2で主演トニー役、21年ミュージカル『ジェイミー』(21年)で主演ジェイミー役を務めたほか、2022年に東急シアターオーブで開催予定のブロードウェイミュージカルの名作中の名作「ピピン」日本公演の単独主演、2023年には、ミュージカル『SPY×FAMILY』で主演のロイド役を務めるなど活躍中。
2020年、アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”として7月1日に「パレード - PARADE」でメジャーデビュー。「パレード - PARADE」はスズキソリオバンディットCMソングに起用され、音楽配信チャート1位を獲得するなど話題に。5月26日には、1stアルバム「Flight」をリリースし、5つの音楽配信サービスで1位を獲得。2022年には、世界を意識した海外作家を起用したシングルのリリースを重ねる中、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主題歌も担当し、アーティストとしても幅広い活躍を魅せる。
また、2018年より母国ミャンマーで観光大使を務め、現地でもドラマの主演やCMに数多く出演し圧倒的な知名度を誇る。

撮影/梁瀬玉実、文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/吉井めぐみ、スタイリング/岩田友裕、衣装協力/GARNI