森崎ウィン Aiming To Overseas
『初恋DOGs』深田恭子さんと僕が同級生に! プロってこういう方のこと
月2回連載
第145回

こんにちは。森崎ウィンです。
『初恋DOGs』観てくれていますか。僕が演じる相楽岳はやり手の起業家ということで、ちょっと怪しい場面もあったりして、今のところまだ何を考えているのか読めないところがあるキャラクターです。今夜が第7話のオンエアですが、ここから相楽がストーリーにどう絡んでくるのか、注目しながら楽しんでください!
僕にとっては、『クジャクのダンス、誰が見た?』に続き、今年2本目のTBSドラマ。こうやって何度もお仕事をさせていただけるというのは純粋にうれしいですし、ご縁を感じます。今回の現場もキャストのみなさんはもちろん、スタッフの方々も本当に素敵な方ばかりで、ここからまた何か新しいつながりが広がっていったらいいな、なんてことも思いながら、楽しく現場に通っています。

ご縁といえば、今回、深田恭子さんと久しぶりにご一緒させていただいているんですよね。深田さんとは、『学校じゃ教えられない!』という僕のドラマデビュー作品で以前共演させていただきました。あのとき、僕はまだ18歳とか19歳。もう15年以上前の話です。自分でも懐かしいな〜と思いますし、深田さんと現場で再会したときもその話が出て、うれしいような、ちょっとくすぐったいような不思議な気持ちになりました。
だって、そのときは深田さんが先生役で、僕が生徒役。そして今回は大学の同級生ですからね。それがまったく違和感がないところがすごい! これはもう深田さんのおかげです。深田さんがお綺麗なことくらい、僕が言わなくたってみなさんご存じだと思いますけど、僕は生の深田恭子さんをこの目で見てますからね(笑)。本当にあの頃と全然変わってない! 肌がものすごく綺麗なんです。これはもうすごいことですよ。芸能界の第一線にずっといらっしゃる方のすごさを改めて感じたというか、プロってこういう方のことを言うんだなと思いました。
何より、ずっと続けてきたことで、こうやってまた現場で再会できるのが俳優業の面白さ。頑張ってきて良かったなと思うし、これからももっともっと頑張って、また違う形で共演させていただけたらうれしいです。
さて、そんな僕の近況をちょっとお話しすると、ここ数ヶ月、ずっと続いていたハードな毎日がやっと落ち着いて、最近はスケジュール的にも気持ち的にもゆとりのある生活を送らせてもらっています。ということで、今しかできないことをやろうと思って、楽曲制作に打ち込んだり、毎日がいい感じです。ついさっきも新曲のアレンジが上がってきて、曲づくりの難しさに悲鳴が出て、思わずXでつぶやいたりしてました(笑)。

曲をつくること自体は、頑張ればみんなできると思うんです。でもそれをちゃんと世に出す価値のある「商品」にしていこうとすると、めっちゃ難しい。今はその難しさに頭を抱えているところですね。でも、これも僕がアーティストとしてより成長していくために必要なステップ。みんなにいい曲を届けられるよう、もっと自分を磨いていきたいです。
あとは自分を磨くという意味でも、インプットに力を入れていきたいなと。とにかく時間があるうちに映画をたくさん観たい! 綾野(剛)さんの『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は絶対に観たいし、山田(裕貴)くんの『木の上の軍隊』もマスト。あとは『国宝』もまだ観られていないので、どこかで時間をつくって観にいきたいです。みんなはもう観た? よかったらコメントで感想を教えてください。ただし、ネタバレ禁止で(笑)。
森崎ウィンでした。

★編集部より★
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プロフィール
森崎ウィン
1990年生まれ。ミャンマーで生まれ育ち、小学校4年生の時に来日、その後中学2年生の時にスカウトされ、芸能活動を開始。
2008年にダンスボーカルユニットに加入し、メインボーカルを担当。俳優としても様々な役を演じ活躍する中で、2018年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。その後も数多くの映画やドラマに出演し、2020年に映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞。主演を務めた連続ドラマ『本気のしるし』では釜山国際映画祭2021のASIA CONTENTS AWARDSにてBest Newcomer-Actor賞を受賞。その劇場版は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出。
また、ミュージカルの世界でも映画版『キャッツ』(20年日本公開)ではミストフェリーズ役の吹替えを担当。20年ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2で主演トニー役、21年ミュージカル『ジェイミー』(21年)で主演ジェイミー役を務めたほか、2022年に東急シアターオーブで開催予定のブロードウェイミュージカルの名作中の名作「ピピン」日本公演の単独主演、2023年には、ミュージカル『SPY×FAMILY』で主演のロイド役を務めるなど活躍中。
2020年、アジアから世界に発信するエンターテイナー“MORISAKI WIN”として7月1日に「パレード - PARADE」でメジャーデビュー。「パレード - PARADE」はスズキソリオバンディットCMソングに起用され、音楽配信チャート1位を獲得するなど話題に。5月26日には、1stアルバム「Flight」をリリースし、5つの音楽配信サービスで1位を獲得。2022年には、世界を意識した海外作家を起用したシングルのリリースを重ねる中、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主題歌も担当し、アーティストとしても幅広い活躍を魅せる。
また、2018年より母国ミャンマーで観光大使を務め、現地でもドラマの主演やCMに数多く出演し圧倒的な知名度を誇る。
撮影/梁瀬玉実、文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/吉井めぐみ、スタイリング/岩田友裕、衣装協力/GARNI