森崎ウィン Aiming To Overseas
新しく気になる曲を見つけました King & Princeの『Theater』がめちゃくちゃカッコいい!
月2回連載
第152回
こんにちは。森崎ウィンです。
ミュージカル『SPY×FAMILY』も山形公演を終えて、残すところあとは静岡と愛知のみ。いよいよ終わりが近づいてきて、無事に完走を迎えられそうな安堵感と、終わってしまうんだなという寂しさを感じながら、劇場に向かっています。
実は、この数ヶ月で自分を褒めたいことが一つあって。何かと言うとランニングが続いていること! 忙しい中でも継続できていることは我ながらエラいなと思います。今回ランニングが継続できている理由の一つが、走った分だけ、ちゃんと成果に表れているから。僕も30代半ばになって、気が緩むと肉がつきやすくなってきた。でも、走ってるとやっぱりラインがシャープになるなって。それは自分の写真映りを見ていても思う。今日の俺ビジュがいいなって思えると、やっぱり素直にテンションが上がるしね(笑)。
それに、いくら食べても、あとで走ればいいかと思うと罪悪感が湧かない(笑)。体の健康もそうだけど、メンタルヘルス的にも運動っていいなと思いました。何か体を動かしたいと思っているCREWのみんな、まずは走ってみてください。走るのって気持ちいいよ!
あと、ツアー公演が続く中で思うことが、東京を離れると結構生活のルーティンが変わるんですよね。まず車を使わなくなるので、移動手段がガラッと変わる。特に福岡公演は劇場の近くからいつも徒歩で通っていたから、その間新しく買ったヘッドフォンで好きな音楽を聴いている時間がちょっとした楽しみでした。ワン・ダイレクションとか、昔よく聴いてきた曲を聴き返して、当時のことをちょっと思い出したり。ブルーノ・マーズやエド・シーランを聴いて、やっぱり自分の好きな音楽はこういう音楽なんだなって原点に立ち返ったり。不思議だけど、歩きながら聴くと、よりスッと曲が胸に入ってくるんですよね。
おかげで、新しく気になる曲も見つけました。King & Princeの『Theater』です。聴いてみたら、めちゃくちゃカッコよくて。キンプリファンのみなさんはもちろん、音楽好きの玄人が聴いても「エグい!」ってなるくらい、いい曲なんです。初めて聴いたとき、「キンプリかっけえ! 一緒に歌いてえ!」って思いました(笑)。
実は、この『Theater』を手がけたAyumu Imazuさんがすごい人、と気づきました。6歳からダンスを始めて、14歳から3年半、ニューヨークに留学した経験を持つ本格派。業界ではずっと注目されている人なんだけど、いよいよ彼の時代がやってくるなと、『Theater』を聴いて確信しました。まだ25歳の若さで、この完成度はヤバすぎる。きっとこれから彼のつくる音楽が、日本の音楽の新しい「カッコいい」の基準になるんじゃないかな。それくらい何もかもが時代の先を行っている。ぜひCREWのみんなにも聴いてほしいです。曲を聴けば、僕の言ってる意味が一発でわかると思うから。
時代といえば、この間、ちょっと面白いことがありました。基本、僕はAIとかあんまり興味がなくて、普段は全然使ったりしないんだけど、Grokが占いもできるという話を聞いて、ちょっと暇つぶしに森崎ウィンのこれからについて占ってもらったんです。そしたら、めっちゃ良かった(笑)。Grok曰く、これから森崎ウィンの時代が来るそうです。それを聞いて、ちょっとうれしくなっちゃって。AIとか興味ないと言っておきながら、いいことを言われたらつい信じてしまいそうになる自分が単純で可愛いなと思いました(笑)。まあ、でもそういうもんだよね。
ただ、Grokに言われたからってわけではないけど、わりと自分の未来については最近ポジティブな気持ちでいます。もちろん今の自分に満足しているかと聞かれたら、まだまだ全然満足はできない。でも、これだけ頑張ってるんだし、絶対努力が実る日が来るはずだって、根拠もなく信じている。さすがに来年はちょっとまだアレだけど、2027年くらいにはドカンと何か来るんじゃないかなって。根本的に性格の暗い僕がそうやって前向きに思えるのって、自分で言うのもなんだけど、結構すごいことだと思うんですよね。そうやって未来を信じられるのはいいことだと思うから、この予感を現実のものに変えられるよう2026年もしっかり一つ一つのお仕事と向き合っていきたいと思います。
で、僕の時代が来た暁には、CREWのみんなに「昔から応援してたから」って思い切り古参顔してもらうつもりなので、よろしく!(笑)
では、2025年の更新はこれがラストです。今年も1年間読んでくれてありがとう。いつも言ってることだけど、応援してくれる人がいないと僕たちは何もできない。CREWの応援が、僕の力になっています。だから、CREWに近況を伝えられるこの場があるって、とても幸せだと思っていて。来年もここでみんなと話ができるのを楽しみにしているので、また覗きに来てもらえるとうれしいです。
今年もあと半月。みんな、1日1日を大切に過ごしていこうね!
森崎ウィンでした!
★編集部より★
森崎ウィンさんファンクラブのほうでは、ウラバナシを更新!
撮影/米玉利朋子、文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/高美希、スタイリング/岩田友裕、衣装協力/GARNI