森崎ウィン Aiming To Overseas
『憧れの作家は人間じゃありませんでした』のアクションと京本大我くんのこと
月2回連載
第161回
こんにちは。森崎ウィンです。
今日は、ちょっと遅くなっちゃったんだけど、僕が出演させてもらったPrime Video『憧れの作家は人間じゃありませんでした』の話をしたいと思います。みなさん、もう観てくれましたか。今回僕が演じたのは“人狼”のジェイク。京本大我くん演じる御崎禅に弟を殺された憎しみから仇を討とうとする役です。
前に話した人生初の特殊メイクというのは、この作品のことで。特殊メイクは、肌の上に新しい肌を貼るという感覚で、すごく新鮮でした。あと、カラーコンタクトを入れたんですけど、コンタクトを入れるのって、めちゃめちゃ難しいね! 目に近づけると、反射的に目が閉じちゃうんです。これはいきなりやったら時間がかかるだろうなと思って、1週間前くらいから家に持って帰って練習しました(笑)。そんな努力の甲斐もあって、狼姿の僕はパッと見たら誰かわからない感じに仕上がっていると思います。変身シーンもすごくカッコいいことになっているので、まだ観ていないという方は今すぐPrime Videoでチェックしてください。
練習といえば、今回はアクションも頑張りました。撮影本番とは別日に事前にアクション稽古もあって。京本くんはワイヤーで吊られたりもしていたので、大変そうでしたね。僕も映像でがっつりアクションを今までそんなにすることがなかったから、いろいろ覚えなくちゃいけないこともあって苦労したけど、いい経験になりました。カメラワークも凝っていて、画としても面白いものになっていると思うので、見応えがあるんじゃないかな。ぜひそのあたりにも注目してもらえるとうれしいです。
京本くんとは初めましてだったんですけど、お互いミュージカルをやっていることもあって、ちょっと通じるところがあるなって思いました。僕の『ウエスト・サイド・ストーリー』を観に来てくれていたみたいで、そういう話をしたりとか。逆に僕は去年のカウントダウンミュージカルコンサートでミュージカル『Once』の楽曲を歌わせてもらったのですが、その『Once』で主人公のガイを演じていたのが京本くんということもあって、どこか親近感があって。敵対する間柄ではあるけど、現場では楽しく過ごさせていただきました。いつかまた京本くんがミュージカルをするときがあれば、そのときはぜひ観に行きたいなと思っています。
なんでも原作者の澤村御影先生がミュージカルが大好きだそうで。言われてみると、確かに京本くんもだし、山本耕史さんとか、ミュージカルで活躍されている方が今回の現場にはいたなあと。先生は、僕のロイドも観てくれていたそうなんです。今回呼んでいただけたのも、そういう先生のご意向もあったのかなと思うと、ご縁というのはありがたいものだなと思います。『SPY×FAMILY 2』は9月から始まるので、先生にもまたご覧いただけたらうれしいです!
『憧れの作家は人間じゃありませんでした』は京本くん演じる御崎が吸血鬼であり、ベストセラー作家であるという設定です。僕が好きな小説は道尾秀介さんの『向日葵の咲かない夏』。これがね、めちゃくちゃ怖いんです。ミステリーというよりは、僕の中ではホラーですね。すっごいぶっ飛んでるんですけど、そこも含めて面白かった! できれば実写化してほしいんですけど、設定的にたぶん実写化するのは難しいのかなって。これ以上話すとネタバレになってしまうので、気になる人は読んでみてください。たぶんびっくりすると思います。
ちなみにちょっと前のこのエッセイで読書にハマりかけているという話をしましたが、あれ以来、ほとんど読んでいません(笑)。ニーチェも途中で止まっています。まあ、そういうところも僕らしくていいのかなと。読書は無理矢理やるものでもないしね! また気が向いたときに読んでみたいと思います。
それじゃ、また来月にね。
森崎ウィンでした!
★編集部より★
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撮影/米玉利朋子、文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/高美希、スタイリング/岩田友裕、衣装協力/GARNI