森崎ウィン Aiming To Overseas
猫っぽい? 犬っぽい?
月2回連載
第6回
こんにちは。森崎ウィンです。皆さんは何か動物を飼っていますか? 僕は今は何も飼っていないんですが、ミャンマーに住んでいた時におばあちゃんが猫を飼っていたので、猫は大好きです。というか、めちゃくちゃ好きです。でも可愛いから、つい弄り過ぎる癖があって、顔とか「むにゅー」ってしたくなるんですよ。それでよく引っかかれたり(笑)。あー、思い出しても可愛いな。猫飼いたいな。でも今のマンションが動物不可だから、飼えないかなぁ。このエッセイのために撮りおろした写真で共演してくれた猫もめちゃくちゃ可愛いですよね!
ミャンマーで猫を飼っていたのは、僕が4歳か5歳の時。当時のミャンマーにはまだ野良猫や野良犬が結構いて、完全に室内飼いではなく、家猫ではないけど、「そこでご飯が食べられるから住み着いている」という感じでした。おばあちゃんの猫もそんな感じで、昼間は外に出かけるけど、夜になるとちゃんと家に帰ってくるみたいな。本当に自由な猫でしたね。猫はあどけなさというか、見ているだけで幸せになるというか、「癒しってこういうものなんだな」って思います。
「じゃあ、犬はどうなの?」って話になると思うんだけど、実は僕は犬が怖くて(笑)。なぜかというと、小さい時に友達の家に遊びに行ったら大きな犬がいて、僕自身小さかったから「大きな犬は怖い」っていう感覚があった上に「ワンっ」って甘噛みされちゃったから、完全に怖くなっちゃいました。今思うと、トラウマだよね。家に帰ったらおばあちゃんが慌てて狂犬病の注射を打ちに、僕を病院に連れて行きました。狂犬病の注射って1回じゃ終わらなくて、何度も打ちに行くんだよね。それで注射も怖くなるという(笑)。もうあるあるです。