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心理テストで今のあなたがまる分かり! 映画パーソナリティ伊藤さとり

【心理テスト】アナタの“裏の顔”を診断! おススメ映画と映画館で楽しめるホラー映画も紹介

毎月連載

第61回

【問題】
アナタは抽選に見事当たり、家をプレゼントされることになりました。ただし家族を家に呼んではいけないという条件付きで、この4つの家からひとつ選ぶように言われます。もちろんメンテナンス付き。さて、アナタはどれを選びますか?



このテストでわかること。それはアナタのもうひとつの側面。身近な人にも普段は見せない「秘密」の“裏の顔”が分かります。

Aを選んだアナタは
“人の気持ちに敏感な人”

思慮深く、人の気持ちに敏感な人です。だから実は自分の不満をなかなか言えない側面も。我慢強い分、ストレスを溜めやすいので、時々、自分の殻に閉じこもってしまうことも。そんなアナタは自分とは正反対の楽観的な人との相性がGOOD。繊細さを気にしない人との会話はややイラッとしても気を使わないのでガス抜きに最適。

今月アナタにオススメの映画は『バカ塗りの娘』。堀田真由と小林薫が親子を演じ、未来を描く物語から、想いを伝える大切さと発想の転換が生み出す可能性に心も潤います。新たなことを始めたくなるかも。

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Bを選んだアナタは
“大胆なことが出来てしまう人”

人も驚く大胆なことが出来てしまう人です。だから人との深い繋がりがないとどこまでも奔放になってしまいます。極度のストレスを与えられると逃げ出してしまうのもアナタの特徴。そんなアナタは自分の趣味を持っている人との相性がGOOD。干渉しないけれど愛情豊かな人であれば、アナタの衝動を抑える効果を発揮します。

今月アナタにオススメの映画は『ロスト・キング 500年越しの運命』。冷酷と言われたリチャード三世の真の姿を探ることに熱中した実在の女性の物語。歴史を鵜呑みにせず調べる情熱にきっと胸が熱くなるはず。

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Cを選んだアナタは
“成功することを願っている人”

成功することを願っている人です。自分の為なら頑張れるし、努力を惜しまないんですが、自分の時間を持てないと余裕がなくなるのが欠点。将来への不安を感じるとイライラが止められなくなるので、人を傷つけないよう気をつけて。そんなアナタは自分を慕ってくれる人との相性がGOOD。愛されること頼られることがエネルギーに。

今月アナタにオススメの映画は『ホーンテッドマンション』。ディズニーランドでお馴染みの「幽霊屋敷」アトラクションが映画に。楽しく笑えて刺激強め。登場人物誰もが魅力的で人と楽しむ喜びを実感します。

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Dを選んだアナタは
“あまり干渉されたくない人”

基本的にあまり干渉されたくない人です。運命に身を任せて生きていきたいのと、争いごとも嫌いだし、話し合いもどこかで面倒だと思ってしまうアナタ。誰かに合わせるのは得意なので一見、優しい人と思われているかもしれません。そんなアナタは自分を引っ張ってくれる人との相性がGOOD。しっかり者となら安心して頼れるはず。

今月アナタにオススメの映画は『スイート・マイホーム』。齊藤工監督、窪田正孝主演のミステリーは、アナタのお尻に火を付ける刺激的な作品。人任せにばかりしていたら取り返しのつかないことになるかも?

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伊藤さとりの今月のオススメ心理映画

今、ホラーがブームの兆し!

『スイート・マイホーム』 (C)神津凛子/講談社

ここ数年、アジアンホラーはじめジワジワときているホラー映画人気

ここ数年、ホラー映画がジワジワと人気で、『呪詛』を始めとした台湾ホラー、『女神の継承』といったタイホラーなどアジアンホラーがとっても元気でありました。特に女性ホラーファンはオカルトものが好きな傾向が強く、ライトなエンタメホラーで言えばこの夏、話題となった『ヴァチカンのエクソシスト』は、8月に逝去されたウィリアム・フリードキン監督の『エクソシスト』(1973)×ヒーローものといった韓国の『ディヴァイン・フューリー/使者』(2019)的なバディものオカルトホラーでした。

人は皆、見えないものへの好奇心が止められない。しかもお化け屋敷は体感型なので遠慮したい。そう考えると安全な場所から遠隔で恐怖を感じるには映画館はもってこいなんです。

8月、9月は邦画も洋画もホラー祭り!

『禁じられた遊び』 (C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

しかも8月、9月はジャパニーズホラー祭り! 現在公開中の『ミンナのウタ』は『呪怨』シリーズの清水崇監督×「GENERATIONS from EXILE TRIBE」による呪われたカセットテープに苦しめられるアーティストの物語。齊藤工監督×窪田正孝主演『スイート・マイホーム』は、家に潜む何かに怯える家族愛の物語。橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)の『禁じられた遊び』は『リング』の中田秀夫監督による、何かを生み出してしまった恐怖に怯える人々の物語。まさに同時期に日本映画だけでも3作も公開されるんだから、制作サイドもホラー作りに興味津々なのです。

これはハリウッドでも実は同じ。8月公開となったスティーヴン・キングの短編を映画化した『ブギーマン』は子供も楽しめる『IT/“それ“が見えたら、終わり。』のようなちょっとだけ怖い作り。9月にはディズニーランドのアトラクションがまたもや新たなストーリーで映画になった『ホーンテッドマンション』が公開。こちらも家族で楽しめるあまり怖くないエンタメホラーとして大のオススメ。 他にも吸血鬼伝説を映画化した『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』も公開されます。

『ホーンテッドマンション』  (C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

なんにせよこれだけホラーがブームになっている理由のひとつには、映画館で楽しめるジャンルであり、コロナ禍で溜まったストレス発散にも役立つ興奮を味わえるからかも。この機会に自分の怖さレベルに合いそうなホラー映画体験をあなたも映画館でしてみてはいかがでしょう?

『ミンナのウタ』
公開中

『スイート・マイホーム』
公開中
(C)神津凛子/講談社

『禁じられた遊び』
9月8日(金)公開
(C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

『ブギーマン』
公開中

『ホーンテッドマンション』
公開中
(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』
9月8日(金)公開

プロフィール

伊藤さとり(映画パーソナリティ)

映画コメンテーターとしてTVやラジオ、WEB番組で映画紹介の他、映画評論家として映画レビューを執筆。映画舞台挨拶や記者会見のMCもハリウッドメジャーから日本映画まで幅広く担当。TSUTAYA映画DJを25年務めた。