心理テストで今のあなたがまる分かり！ 映画パーソナリティ伊藤さとり
毎月連載
第63回
この心理テストで分かること。それはアナタがこの秋、挑戦すると良いことと幸運を呼ぶラッキー怪獣です。
Aを選んだアナタのラッキー怪獣は
“ゴジラ”
今まさに、ヤル気がメラメラしています。どんなことにも挑戦しようというエネルギーに満ちているアナタ。そんな季節に挑戦すると良いのは、今まで目を背けていたものの、やるべきだと思っていた課題にトライすること。なかでも語学を吸収しやすい時期なのでオススメ。幸運を呼ぶ怪獣キャラクターは“ゴジラ”。まさに放射熱線を天に向けて吐き出すように最大限の力を発揮して。
そんなアナタにオススメの映画は山崎貴監督版『ゴジラ-1.0』。令和版のゴジラは果たしてどんな姿なのか？ 登場シーンに興奮、世界中で人気のゴジラは北米公開も決定、ゴジラパワーをGET！
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Bを選んだアナタのラッキー怪獣は
“キングギドラ”
物事に対して前向きな気持ちになっています。どんなことも楽しんでやればなんとかなると思っているアナタ。そんな季節に挑戦すると良いのは、やりたいことを具現化し、人に話してみること。アドバイスを元に何度もトライすれば実現化する可能性大。文章を書くのが吉。幸運を呼ぶ怪獣キャラクターは“キングギドラ”。ゴールドの翼を広げ3つの顔で何度でも打ち勝つ力を。
そんなアナタにオススメの映画はフランソワ・オゾン監督の『私がやりました』。小粋なストーリーを生み出したオゾン監督のお洒落な映画から感情を磨いて、いざ、作家デビュー!?
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Cを選んだアナタのラッキー怪獣は
“ラドン”
ちょっと慎重気味になっています。それでも好奇心は膨らんでいるので何から手をつけて良いのか悩んでいるアナタ。そんな季節に挑戦すると良いのは、とにかく知識を吸収すること。さまざまな分野の本を読むと吉。今まで読んだこともなかったジャンルの本から、新たな発見を得ます。幸運を呼ぶ怪獣キャラクターは“ラドン”。阿蘇山から誕生した強く素早い反応力を手に。
そんなアナタにオススメの映画は稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗出演の『正欲』。人には言えない趣向をテーマにした朝井リョウの原作を映画化。ミステリーとしても満足度が高い作品です。
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Dを選んだアナタのラッキー怪獣は
“モスラ”
嫌な出来事にも軽やかに生きようと考えています。社会に対する不満を抱えていながらも自分の大切な人は幸せにしたいと思っているアナタ。そんな季節に挑戦すると良いのは、嫌なことがあったら物作りに励むこと。特に料理やDIYは、気分転換と共に腕が上がります。幸運を呼ぶ怪獣キャラクターは“モスラ”。平和の為に優しさで包み込もうとする生命力が安心感に。
そんなアナタにオススメの映画は韓国映画『人生は、美しい』。余命宣告を受けた妻から夫への願いは自分の初恋相手探し。夫婦愛と人生讃歌を切なく綴る感涙物語。愛することって素晴らしい。
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Eを選んだアナタのラッキー怪獣は
“コング”
失敗しても茶目っ気ある対応で人を癒します。正義感を持っているものの、押し出しすぎると火傷をすることに気づいてきたアナタ。そんな季節に挑戦すると良いのは、心を穏やかにする為に音楽や絵を描くこと。特に楽器演奏は、アナタの今後の本格的な趣味にも繋がりそう。幸運を呼ぶ怪獣キャラクターは“コング”。正義と戦いの象徴であるその姿は、まさにアナタそのもの。
そんなアナタにオススメの映画は、ドキュメンタリー映画『1%の風景』。医療施設ではなく自宅での出産を選択した女性たちとサポートする助産師たちの奇跡の物語。命の尊さを再確認。
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『ゴジラ』シリーズを愛し、西武園ゆうえんちの「ゴジラ・ザ・ライド」制作に携わった日本を代表する監督・山崎貴がついに『ゴジラ』生誕70周年を記念して『ゴジラ』映画を担当！あの名曲、伊福部昭による「ゴジラのテーマ」を、「ゴジラ・ザ・ライド」、『ALWAYS 三丁目の夕日』（2005）、『永遠の0』（2013）などで山崎監督と組んできた佐藤直紀が蘇らせます。
しかも「ゴジラ・ザ・ライド」で遭遇したゴジラのビジュアルは歴代の中でも美しく、銀座の街をゴジラの姿を目の前に進む（宙に浮きながら）ライドには興奮と高揚しました！ ライドにはキングギドラも登場しましたが、映画には他の怪獣は登場するのか、そこも気になります。そんな山崎版の映画『ゴジラ』は果たしてどんな作品なのか？
本作は1954年公開『ゴジラ』の前日弾のような第二次世界大戦後から始まる物語。神木隆之介演じる特攻兵はゴジラを目撃してしまう。そんな戦争の生き残りとなった空軍兵が、焼け野原の東京で出会うのが浜辺美波演じる子連れの女性。なんとなく想像するに1作目の少し前が舞台なら、きっと様々なオマージュシーンがあるはず。
今までも「ゴジラ」はその作品ごとに姿を変え、サイズも変わっていきました。日本で生まれた「ゴジラ」は、昭和ゴジラ15作品、平成ゴジラ7作品、2000年以降のミレニアムゴジラが6作品、庵野秀明監督による『シン・ゴジラ』(2016)で30作品となる。ここにアニメを足すと33作品に及ぶが、海外でも人気を博し海外版ゴジラは5作品が今まで誕生しています。果たして今回はどれくらいの大きさなのか？
公開は、1954年に1作目の『ゴジラ』が公開された11/3、「ゴジラの日」に70周年記念作品として全国ロードショー。しかもモンスター級の500スクリーンで上映だそうな。ファン悶絶間違いなし、そして家族で映画体験をするのに相応しい怪獣映画がこの秋日本に旋風を巻き起こすのです。
『ゴジラ-1.0』
11月3日(金)公開
(C)2023 TOHO CO.,LTD.
伊藤さとり（映画パーソナリティ）
映画コメンテーターとしてTVやラジオ、WEB番組で映画紹介の他、映画評論家として映画レビューを執筆。映画舞台挨拶や記者会見のMCもハリウッドメジャーから日本映画まで幅広く担当。TSUTAYA映画DJを25年務めた。
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