心理テストで今のあなたがまる分かり! 映画パーソナリティ伊藤さとり

【心理テスト】2026年あなたの推しカラーは何? おススメ映画も診断

毎月連載

第89回

映画パーソナリティーであり心理カウンセラーでもある伊藤さとりさんによる心理テストです。

【問題】
山にキラリと光る石が落ちていました。それは普段は輝かないのですが、アナタがある言葉をその石に囁いていると光り出す不思議な石でした。さて一体、どんな言葉でしょうか?

気になる診断結果は?

この石に囁いた言葉で分かること。それはアナタが言われたい言葉であり、この言葉の裏に今年の自分に必要なメッセージが隠されているのです。

更に今年のラッキーカラーもお伝えします。

Aを選んだアナタは
“赤”

人も動物も愛されて安心感を得られるもの。ズバリ、今年のあなたに必要なのは、愛してくれる人からの言葉。もしかして、ちょっと寂しい気持ちや物足りない気持ちを抱えていませんか?あなたにパートナーが居るならば、この機会に「言葉で安心する」と伝えてみるのもアリかも。それと自分から「愛してる」と伝えることで、相手も言いやすくなるので意識して伝えてみるといいかも。2026年は“愛されている自信”を胸に毎日を楽しんで。

ラッキーカラーは情熱の“赤”。

そんなアナタにオススメの映画は『恋愛裁判』。深田晃司監督が元・日向坂46の齊藤京子主演で描く、アイドルの恋愛禁止と権利を巡る裁判映画。実際の裁判から着想を得たストーリーは、恋愛をきっかけに夢を手にする為に私生活を諦める意味について問う作品です。

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Bを選んだアナタは
“水色”

人は外見ではないと言うけれど、実際のところ見た目は大事。そんなことに気づいているアナタの今年、目標にすべきは“清潔感”。体重管理もそうですが、身だしなみを意識するだけで、人からの印象は変わります。

実は外見で仕事も交友関係も変化が起こるので、服装を意識するのは大切。アナタ自身が今まで好んで着ていた服を客観的に見た時に違和感を感じたならば、お洒落な友達と買い物に出かけると新たな自分の発見に繋がるかも。

ラッキーカラーは浄化の“水色”。

そんなアナタにオススメの映画は『サリー』。マッチングアプリで出会った男性に求愛されるも周囲からはロマンス詐欺だと言われる主人公が、真実の愛を確かめにパリへと向かう物語。人は誰かを好きになると自然と綺麗になっていく。幸せの意味についても考える作品。

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Cを選んだアナタは
“黄色”

自分の存在を認めて欲しいというのは誰もが持っている思い。自分のことを愛していれば本来はそれで良しだけど、必要以上に過小評価されるのはよろしくない。ただし、自己アピールをし過ぎると結果的に印象を下げることにもなるので、アナタの魅力に気づけない人のことは気にしないが一番。大事なのは通常運行しながら関わった人に“感謝”を伝え続けること。それができるアナタは最高だし、自然とアナタの人柄が周囲に浸透していきます。

ラッキーカラーは輝く“黄色”。

そんなアナタにオススメの映画は『ランニング・マン』。グレン・パウエルが扮する主人公が、娘の医療費の為に大金が手に入るデスゲームに挑むアクション映画。スティーブン・キングが別名義で書いた原作の映画化。愛の為に命を賭ける男を応援しながらハラハラ。

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Dを選んだアナタは
“ピンク”

つい人目が気になってしまう。それは仕方がないことですが、気にし過ぎると疲れてしまいます。人から良く見られたいという思いは持っていてもいいけれど、大事なのは“自分が好き”ということ。規律に囚われ過ぎると人にも厳しくなってしまいかねないので要注意。今年は、週に一度は自分を甘やかす日を作ってみるのも良いのでは? 良いところも悪いところもあるのが人間で、完璧じゃない人は魅力的、と思ったら自分をどんどん好きに。

ラッキーカラーは愛を呼ぶ“ピンク”。

そんなアナタにオススメの映画は『グッドワン』。カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)ノミネート。17歳の女の子が父親とその友人と出かけたキャンプで気付かされる男たちの鈍感さを表情や些細な言葉で見せた作品。「良い子だね」って言葉は毒にもなる。

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伊藤さとりの今月のオススメ心理映画

理解し合えない関係って親子でもある『グッドワン』

『グッドワン』

ストーリーがシンプルながら、人間心理を行動や些細な言葉で描いたことでカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)ノミネートとなった映画『グッドワン』。

17歳の女の子サムが、父親とその旧友に付き合わされ、キャンプに行くだけのお話なのだから、これで89分の映画になるのかと思うでしょ?でもご安心あれ、監督の人間ウィッチングと映画愛が炸裂するショットの連打で、サムの気持ちが手に取るように分かり、実は少女の内面を探る映画になっているのです。

『グッドワン』

まずは冒頭からサムと友人が部屋でくつろぎ、サムが生理であることが分かる描写があります。え?なんでそんな行動をわざわざ撮るの?と思いきや、これが後から彼女の感情を理解する鍵にもなっていくのです。

17歳って少女と思いきや、もうすっかり身体は女性。そんな彼女が自分の父親とその友人男性と三人だけで山へキャンプに行く、しかもトイレだってない山の中。これが母親だったら自分が生理であることを伝えられるかもしれないけれど、異性の親となると話は別。

そんな彼女が山の中で父親の鈍感さにこれでもかと打ちのめされるのです。

観客の注意力と想像力が試される映画

『グッドワン』

ちなみに、サムの本音はほぼ描かれていないのもこの映画の興味深いところ。あくまでも出来事の描写と彼女の表情とリアクション。父親とその旧友が自分たちの話ばかりをする中、サムは静かに大人の男たちの言葉に耳を傾けたり、彼らが決めていくことに逆らえずに過ごしていきます。

でもこれは、もしかすると男親だからという訳でもない気が…。気の知れた友人と話していたら、子どもの気持ちをついおざなりにしてしまうかも。そんなことに気付かされる観客の注意力と想像力が試される映画でありました。

『グッドワン』
1月16日 (金) 全 国 公 開
(C)2024 Hey Bear LLC.

プロフィール

伊藤さとり(映画パーソナリティ/映画評論家)

映画コメンテーターとしてTVやラジオ、WEB番組で映画紹介の他、映画評論家として映画レビューを執筆。映画舞台挨拶や記者会見のMCもハリウッドメジャーから日本映画まで幅広く担当。TSUTAYA映画DJを25年務めた。

「ひるおび」(TBS)「めざまし8」(CX)にて映画解説レギュラー。「ぴあ」、「otocoto」、「GLOW」他で映画コラム、「伊藤さとりのシネマの世界(東映チャンネル)」、「新・伊藤さとりと映画な仲間たち(Youtube)」俳優対談&監督対談番組。心理カウンセラー活動から映画心理本も出版、心理テストをパンフレットや雑誌に掲載。日刊スポーツ映画大賞&石原裕次郎賞、日本映画批評家大賞、日本映画プロフェッショナル大賞、女性記者&ライター映画賞などの審査員も→→公式HP