1972年、荒井由実名義でデビューを飾って以来、数々の名曲/名盤で時代を彩り、時代を作って来たシンガーソングライター・松任谷由実。2018年には45周年を迎え、これを記念した3枚組のベストアルバム『ユーミンからの、恋の歌。』が大ヒットを記録、ファンはもちろん、若い世代のアーティストからもリスペクトの声がやまない。来るべき50周年に向かい、2019年4月まで、実に半年を超えるアリーナツアー「松任谷由実 TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」を敢行するなど、さらに精力的な活動を見せる彼女に、デビュー当時から現在に至るまで、自身が生み出して来た名盤とその時代について、大いに語ってもらった。
(取材・文=森朋之/写真=飯田かずな)