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布袋寅泰 GUITARHYTHMという人生
1988年のBOØWY 解散後、同年10月5日にリリースされた布袋寅泰の1stソロアルバム『GUITARHYTHM』は、パンキッシュかつアートなチャレンジ精神に富んだ日本ロック史に残る大傑作アルバムであり、問題作でもあった。当時、布袋寅泰は26歳。GUITAR+RHYTHM=GUITARHYTHMという明快かつインパクト十分のコンセプト、全曲英語詞、テクノロジーと向き合った乾いた疾走感のあるコンセプチュアルなサウンドの妙。あの衝撃から31年。シリーズ前作から10年ぶりに最新作『GUITARHYTHM Ⅵ』が届いた。