吉永小百合の主演作「いのちの停車場」に石田ゆり子、伊勢谷友介、小池栄子ら参加
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「いのちの停車場」追加キャスト。上段左から伊勢谷友介、石田ゆり子、南野陽子、柳葉敏郎。下段左から泉谷しげる、小池栄子、みなみらんぼう。
吉永小百合が主演を務める「いのちの停車場」の追加キャストが発表された。
南杏子の小説をもとにした本作は、救命救急医として大学病院で働いてきた医師・白石咲和子を主人公とする作品。父が住む石川の実家へ戻り、在宅医療を通して患者と向き合うまほろば診療所に勤めることになる咲和子の姿が描かれる。咲和子役の吉永のほか、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、田中泯がキャストに名を連ねた。
このたび、女流プロ囲碁棋士でがんが再発した咲和子の幼なじみ・中川朋子役で石田ゆり子、脊髄損傷の四肢まひ患者でIT企業の若き社長・江ノ原一誠役で伊勢谷友介、末期の肺がん患者で最後まで自分らしくあろうする芸者・寺田智恵子役で小池栄子、妻の治療をしようとする咲和子らに非協力的な夫・並木徳三郎役で泉谷しげるが出演。さらに、小児がんを患う幼い娘を持つ母親・若林祐子を南野陽子、まほろば診療所のスタッフが集うBAR STATIONのマスター・柳瀬尚也をみなみらんぼう、末期の膵臓がん患者で元厚生労働省の官僚・宮嶋一義を柳葉敏郎が演じる。
吉永は7名のキャストたちについて「今、素晴らしい仲間たちと手をたずさえて歩き出しました。困難を乗り越えて、皆さまの心を打つ作品を作ります」とコメント。なお、新型コロナウイルス感染防止対策として、全スタッフ・キャストがPCR検査を受けたうえで撮影に臨む。
「いのちの停車場」は2021年に全国でロードショー。「ふしぎな岬の物語」で吉永とタッグを組んだ成島出が監督を務め、吉永の主演作「母べえ」「おとうと」にも参加した平松恵美子が脚本を手がけた。
吉永小百合 コメント
今、素晴らしい仲間たちと手をたずさえて歩き出しました。困難を乗り越えて、皆さまの心を打つ作品を作ります。待っていて下さい、私達の映画を。
(c)2021「いのちの停車場」製作委員会