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「とんかつDJアゲ太郎」WOMB撮影に潜入、北村匠海と伊藤健太郎がライバル役に喜び

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「とんかつDJアゲ太郎」メイキング写真より、北村匠海(左)と二宮健(右)。

「とんかつDJアゲ太郎」の撮影現場にナタリーが密着。この記事では、東京・WOMBで行われた撮影の様子をレポートする。

イーピャオ原案による小山ゆうじろうの同名コメディマンガを、二宮健が映画化した「とんかつDJアゲ太郎」。劇中では、東京・渋谷の老舗とんかつ屋“しぶかつ”の跡取り息子・勝又揚太郎が、とんかつもフロアもアゲられる男“とんかつDJアゲ太郎”を目指すさまが描かれる。北村がアゲ太郎に扮し、ヒロインの苑子役を山本舞香、ライバルDJ・屋敷役を伊藤健太郎が務めた。

2019年10月に約1カ月掛けて撮影された本作。この日は実際のクラブを舞台に、アゲ太郎がDJイベントで“勝負のステージ”に立つシーンなどが展開された。現場には北村、山本、伊藤に加え、アゲ太郎の幼なじみ“三代目道玄坂ブラザーズ”役の加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉の姿も。フロアには観客役のエキストラがひしめき、きらびやかな照明やVJ映像が場内を彩った。

DISH//にDJ担当メンバーがいるため、オファーを受ける前からDJ機材には触れたことがあったという北村は「同じ事務所の子のイベントに声を掛けてもらって出演したときに、実際にDJブースでプレイしたことはあるんです。アゲ太郎がかけるのはヒップホップだけど、僕はハウスとかをプレイして」と語る。さらに「レコードを触るのは日常的なことでもあるんです」と述べ、「だからこそプレイで嘘をつきたくなかったので、すごく責任感を感じました。すごく特別な場所かもしれないです」とターンテーブルの前に立つ際の思いを明かした。

そして山本は、苑子という役について「明るい子でも暗い子でもどっちでも成立するんじゃないかなと思いました」と話し「現場でも監督と相談しつつ演じている感じです。そこまで作り込んでいる感覚はないです」と、二宮とともにキャラクターを作り上げたこと振り返った。

DJプレイは初挑戦ながら、カリスマDJという役どころだった伊藤は「フロアが盛り上がるのはクセになるなと思いました。楽しいですね。自分の好きな曲で、自分のタイミングでやれたらもっと楽しいんだろうなと。音楽はもともと好きなので、興味はすごく湧きました」と手応えを述べる。自身と屋敷の共通点は少ないと言うが「普段だったら匠海と役柄が逆なんですよ。それが面白いし、屋敷とアゲ太郎のライバル関係を、匠海と演じられるのが個人的にうれしい」とコメント。さらに伊藤は、2016年のドラマ「仰げば尊し」以来の共演となる北村とプライベートでも仲がいいそうで「今日はこれから一緒にセッションするシーンを撮るんですけど、練習ではまだ一緒にやっていないので、どうなるかめちゃくちゃ楽しみ。プライベートで会う時間のほうが長くなっていたから新鮮な感じもありつつ、匠海と一緒にカメラの前に立っているのは気持ちいいです」と撮影を楽しんでいる様子だった。

「とんかつDJアゲ太郎」は10月30日に全国公開。

(c)2020イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会