「プペル」OP主題歌にHYDEのハロウィン楽曲、西野「絵本はこの曲にあて書きしていた」
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左からHYDE、キングコング西野。
キングコング西野が製作総指揮を執るアニメーション「映画 えんとつ町のプペル」のオープニング主題歌をHYDE(L'Arc-en-Ciel)が担当。この発表にあわせて西野とHYDEのコメントが到着した。
西野が監督した絵本「えんとつ町のプぺル」(幻冬舎)を原作に、いつも厚い煙に覆われた“えんとつ町”で暮らすえんとつ掃除屋の少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間プペルが巻き起こす奇跡を描いた同作。STUDIO4℃がアニメーション制作を、廣田裕介が監督を務め、12月に公開される。
オープニング主題歌は、HYDEが主宰しているハロウィンイベントのテーマ曲「HALLOWEEN PARTY」に子供たちのコーラスを加えてアレンジしたもの。ハロウィンの日の物語である「えんとつ町のプペル」の世界観にマッチした仕上がりになっている。西野は「ハロウィンソングの中で『HALLOWEEN PARTY』がぶっちぎりでめちゃくちゃいいと思っていて、絵本を書くときもこの曲にあて書きでオープニングシーンを書いていました」と楽曲をもとに絵本を制作していたことを告白。「やっぱりこの曲でこの物語は始まってもらわないと困ると思っていたので、オファーを快諾してくださったと聞いて本当にうれしかった」とHYDEに感謝した。
「HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-」は10月16日に配信リリース予定。また、振付師・akaneが手がけたこの楽曲のダンスをえんとつ町に住むキャラクターたちが踊る「ハロウィン・スモーキーダンス」のメイキング映像がYouTubeにて公開された。
キングコング西野 コメント
ハロウィンソングの中で「HALLOWEEN PARTY」がぶっちぎりでめちゃくちゃいいと思っていて、絵本を書くときもこの曲にあて書きでオープニングシーンを書いていました。オープニング主題歌を決めるときに「ハロウィンの曲を制作してこの曲を超えられるのか?」と思い、ダメ元で依頼をさせていただきました。やっぱりこの曲でこの物語は始まってもらわないと困ると思っていたので、オファーを快諾してくださったと聞いて本当にうれしかったです。「えんとつ町のプペル」の絵本を作っているときに、日本でハロウィンが盛り上り始めて、この先ずっと続く文化になると思いました。せっかく日本でハロウィンという文化が生きているんだから日本に寄せようと思い、元々ヨーロッパ風の町並みだったえんとつ町の風景を白紙に戻して、日本の建造物を意識して作り直しました。日本のハロウィンの爆発力って本当にすごいと思い、一緒に心中する覚悟でいました。楽曲は間違いないです!! こういった形でお力をお借りしたので、それに見合うだけのものをきっちり作り上げ、お客様のところに届くまでがんばります。
HYDE コメント
元々「えんとつ町のプペル」が大好きだったので、今回オファーをいただいて本当にうれしかったです。脚本や絵コンテを見せていただいて、この町でこの曲が流れている雰囲気、えんとつ町の住人が踊っている様子を意識してみんなで意見を出し合ってアレンジをしていきました。ハロウィンがまだ日本に定着してない頃からハロウィンイベントを演っていて、ハロウィンに相応しい楽曲を自分の中で構想して作り上げたのが「HALLOWEEN PARTY」という楽曲です。この曲には僕の夢が詰まっていて、この楽曲を超えるハロウィンソングを作るのは正直難しいなと思っていたところに、今回のオファーがあったので、もう完璧じゃないかと思いました。「映画 えんとつ町のプペル」は今までにない独特な世界観で、クオリティも本当に高く、この作品に参加できたのは本当に光栄です。
(c)西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員