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高圧的なオーナーに女性たちが立ち向かう、「サポート・ザ・ガールズ」上映

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「サポート・ザ・ガールズ」ポスタービジュアル

アンドリュー・ブジャルスキーの監督作「サポート・ザ・ガールズ」が、10月24日に日本初上映される。

本作の主人公はスポーツバーでマネージャーとして働くリサ。彼女は高圧的で人種差別主義者であるオーナーのカビーに嫌気が差しており、客が従業員の女性たちに行う嫌がらせやセクハラにも頭を悩ませていた。ある日、リサは彼氏からDVを受けて裁判沙汰になっている店員シャイナのため、「シスターフッド・ファンド(姉妹のための募金)」と名付けた洗車サービスを開始。しかしカビーからその違法なサービスをとがめられ、得た金をすべて没収されそうになる。もとよりそりが合わない2人はぶつかり合い、カビーはリサにクビを宣告。しかしリサを慕う店員のメイシーやダニエレはこの解雇に反発し、スポーツバーがにぎわう格闘技の試合がある夜にストライキを行うことを画策する。

リサを演じたのは「ヘイト・ユー・ギブ」のレジーナ・ホール。彼女は同役で第85回ニューヨーク映画批評家協会賞の主演女優賞を獲得している。「スウィート17モンスター」のヘイリー・ルー・リチャードソンがメイシー、ラッパーのジャングルプッシーとしても知られるシャイナ・マクヘイルがダニエレを演じた。なおアメリカの前大統領バラク・オバマ氏は、本作を2018年のお気に入りの1本に挙げている。

「サポート・ザ・ガールズ」は東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)にて、カルチャーの祭典「P.O.N.D.」の企画として1夜限定で上映。本来4月にスクリーンにかけられる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期され、今回の日本初上映が決まった。チケットは劇場の公式サイトで販売中。YouTubeでは予告編も公開されている。

サポート・ザ・ガールズ

2020年10月24日(土)東京都 WHITE CINE QUINTO
開映 19:15
料金:一般 1900円 / 大学生、専門学校生 1500円 / 高校生、中学生、小学生 1000円 / 幼児(3歳以上)1000 円