舞台「魔法使いの嫁」第2弾開幕、工藤遥・神農直隆「最後まで走り抜きたい」
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舞台「魔法使いの嫁 老いた竜と猫の国」ゲネプロより。
舞台「魔法使いの嫁 老いた竜と猫の国」が、本日10月17日に東京・紀伊國屋ホールで開幕。これに先駆け、昨日16日に記者発表とゲネプロが実施された。
これは、ヤマザキコレによるマンガ「魔法使いの嫁」の舞台版第2弾。昨年10月に上演された第1弾に続き、テレビアニメ「魔法使いの嫁」の脚本を手がけた高羽彩が脚本・演出を担当し、劇中では原作コミックスの冒頭から「猫の国」編までのエピソードが描かれる。
今作では、主人公の羽鳥チセ役を工藤遥、チセを弟子・妻に迎える魔法使いエリアス・エインズワース役を神農直隆、シルキー役を広川碧が続投するほか、前作でオベロンを演じた結城洋平が今作ではミハイル・レンフレッド役で登場する。新キャストには、アリス・スウェーン役の齋藤明里、カルタフィルス役の櫻井圭登、リンデル役の三上俊、アンジェリカ・バーレイ役の西丸優子、そしてマシュー役の伊藤裕一、ミナ役の愛原実花らが名を連ねた。
記者発表で、工藤は「昨年とは状況が変わってしまって、演劇をやるということ自体が難しい中ではありました」と前置きしたうえで、「キャスト・スタッフ誰一人欠けることなく、ここまでやってこれたので、この先も気を抜かず、最後まで走り抜きたい」と言葉に力を込めた。神農も工藤の発言に同意しつつ「演劇をできることってぜいたくなことなんだな、と改めて思いました。稽古場で、みんなでわーわー言いながら考えられる時間って、尊く、幸せなものなんだなと。紀伊国屋ホールに来てからも、それを強烈に感じます。最後まで気を引き締めて、全員で一丸となってやっていきたい」とコメントした。
上演時間は、途中休憩ありの約2時間30分。公演は10月25日まで行われたあと、11月7・8日に大阪・サンケイホールブリーゼでも上演される。なお、24日18:30開演回では、Streaming+にて有料生配信を実施。視聴チケット購入者は、特典として出演者の座談会を観ることができる。併せてチェックしよう。
舞台「魔法使いの嫁 老いた竜と猫の国」
2020年10月17日(土)~25日(日)
東京都 紀伊國屋ホール
2020年11月7日(土)・8日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
原作:ヤマザキコレ「魔法使いの嫁」(ブレイドコミックス)
脚本・演出:高羽彩
出演:工藤遥、神農直隆 / 広川碧、結城洋平、齋藤明里、櫻井圭登、五十嵐愛、大上のの、七瀬彰斗 / 三上俊、西丸優子 / 伊藤裕一、愛原実花
(c)2020 ヤマザキコレ/マッグガーデン・舞台「魔法使いの嫁」製作委員会