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ラトビア独立の激闘を描く「ザ・ライフルマン」主演俳優のインタビュー到着

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「ザ・ライフルマン」ビジュアル

ラトビア独立戦争を題材とした「ザ・ライフルマン」より、主演のオトー・ブランテヴィッツのコメント映像がYouTubeで公開された。

ソ連占領時代に禁書となった小説「Blizard of Souls(吹き荒れる魂)」をもとにした本作は、第1次世界大戦下のラトビアが独立の道筋を付けた激闘を描く戦争アクション。撮影にはラトビア軍が協力し、本国で歴代興行記録を更新した。

主人公アルトゥルスを演じたブランテヴィッツは、映像で「ラトビアという『小さな民』、小さな国の国民が列強から自分たちの自由を勝ち取ることができたという物語です」と本作を紹介。また、インタビューでは「クリスマスの戦いのシーンが、精神的にも体力的にもきつかったですね。撮影中に気を失ってしまったことがあったんですよ。おかげで主人公の気持ちには近付けたと思いますが(笑)」と苦労を語り、戦闘シーンについて「爆発の轟音に慣れるまでが大変でした。腹ばいになった自分の真下の土が揺れたときは怖かったですし、めまいを起こしそうにもなりました」と振り返る。

役を演じたことでの変化を問われると「ラトビアのライフル隊の日常がどれほどつらかったのかを体感しました。13世紀に北方十字軍の侵略を受けてから1991年の独立回復に至るまで、みんなどれほど苦労したのか、また、どれほど多くの方がむごたらしい死に方を遂げたのかを理解すると、私の中で変化が生じて、自分の言動に責任を抱くようになりました」と述懐。そして本作で映画デビューを果たしたブランテヴィッツは「撮影に参加してわかったのは、このときの自分は俳優になりたいという気持ちより、歴史と戦争のありさまを知り、追体験したかったのだということでした」と明かし、「俳優としてやっていける手応えがつかめたら、続けるかもしれません。現実的なところで、今年は就職して、来年、大学に進学する予定です。将来は政治家になりたいという目標もあります」と展望を語った。

ジンタルス・ドレイベルグスが監督を務めた「ザ・ライフルマン」は、11月6日から東京・シネマート新宿、10月23日から大阪・シネマート心斎橋にて特集上映「のむコレ2020」内で公開。

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