ラトビアの戦争映画『ザ・ライフルマン』 主演俳優のコメント到着
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映画『ザ・ライフルマン』で主演を務めるオトー・ブランテヴィッツのコメント映像とインタビューが到着した。
10月23日から大阪・シネマート心斎橋、11月6日から東京・シネマ-ト新宿で開催される『のむコレ2020』で公開される同作は、第1次世界大戦下のラトビアが、ロシアやドイツに翻弄されながらも独立の道筋を付けた記憶を描く作品。原作である史実小説『BLIZARD OF SOULS』は第2次大戦後のソビエト連邦占領時代に禁書となり、原作者アレクサンドルス・グリーンスは処刑された。脚本をボリス・フルーミンが手掛け、監督をジンタルス・ドレイベルグスが務めた。
主人公アルトゥルス役を演じるオトー・ブランテヴィッツは、「この映画はラトビアが独立を獲得するいきさつを描くものであって――その事実は残念ながら殆ど知られていないのです。この映画を機に知っていただけたら大変嬉しいです」「ラトビアという『小さな民』、小さな国の国民が――列強から自分たちの自由を勝ち取ることができたという物語であります」とコメント。
またアルトゥルス役を演じることで自身に起こった変化について「映画の撮影が進むにつれて、私自身も成長していったと思います。以前の自分は無責任な側面が多くありました。アルバイトで稼いだお金をすぐに使ってしまったりして、楽しく生きる人生がいいと思っていました。アルトゥルスを通じて、ラトビアのライフル隊の日常がどれほどつらかったのかを体感し、13世紀に北方十字軍の侵略を受けてから1991年の独立回復に至るまで、みんなどれほど苦労しつらい思いをしたのか、また、どれほど多くの方々がむごたらしい死に方を遂げたのかを理解すると、私のなかで変化が生じて、自分の言動に責任を抱くようになりました。何よりラトビアという国が存在して、ラトビア語で自由に話せるありがたさを骨身に染みて感じました」と語っている。
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