四獣「ワンダーガーデン」続編をリーディング上演、4姉妹の娘たちが登場
ステージ
ニュース
四獣×玉造小劇店トライアル・リーディング公演 第2弾「ワンダーガーデンSeason2」出演者
四獣×玉造小劇店によるリーディング公演「ワンダーガーデンSeason2」が、10月29日から11月1日まで東京・シアター711で行われる。
「ワンダーガーデン」は、わかぎゑふが花組芝居の桂憲一、植本純米、大井靖彦、八代進一によるユニット・四獣(スーショウ)に書き下ろした作品。2009年、2012年、2018年と上演が重ねられ、今年7月には東京・CBGKシブゲキ!!でリーディング形式で披露された。
「ワンダーガーデンSeason2」は、「ワンダーガーデン」に登場した4姉妹の娘たちを描く続編で、今回は本公演に向けたトライアルリーディングとなる。出演者には四獣の4人のほか、スタジオライフの曽世海司が名を連ねた。なお曽世は、リーディングのセリフだけでは伝わりにくいシーンを語りで補う。
四獣は「いったいどこまで続くのか『ワンダーガーデン』シリーズ、乞うご期待!」とメッセージを送る。わかぎはリーディング版「ワンダーガーデン」を観て「この人ら、子供おるな~。次の四姉妹作れるやん」と思い浮かんだと言い、「シーズン2は昭和21年から始まる娘たちのお話。母たちの世代と違っていきなり敗戦後からの出発。それだけでも親たちより人間臭い人生を過ごすことになりそうです」とコメントした。
四獣コメント
先ずは我々四人、わかぎゑふ作「ワンダーガーデン」という作品をこよなく愛しておりまして。役をとっかえひっかえして現在までに3バージョン上演してきました。そして今回いよいよシーズン2。時代は戦後に移り、シーズン1の四姉妹の、今度はその娘たちが動き出します。もちろん彼女たちに絡む男たちも四獣が瞬時に演じ分けます。今回は本公演実現に向けたトライアル・リーディング公演ということで、曽世海司君が「語り」で参加してくれます。わかぎゑふさんも“リーディング専用”の新たな物語を書き下ろしてくれました。
いったいどこまで続くのか「ワンダーガーデン」シリーズ、乞うご期待!
わかぎゑふコメント
まさかのシーズン2。
なんでまたシーズン2?
やっちゃいますシーズン2。
私の頭の中で、まだこんな言葉が駆け回ってる。だけど、もう書いてしまった。新しい四獣姉妹の暴走は止められない
実はシーズン2を書こうと思い立ったのは今年7月1日に四獣がリーディング公演を行った時だった。彼らにとっての十八番芝居「ワンダーガーデン」、あの日舞台袖から見ていて頭の中に四姉妹の子供たちの事が頭に浮かんだ。「この人ら、子供おるな~。次の四姉妹作れるやん」そんな気軽な感じだった。
ところが書き出すと新しい四姉妹は一気に喋りだし、生々と動き、恋をし、あの庭でお茶を飲み始めた。「あー、この物語は生きてるんだな」と書いてるのは自分なのに感心したりした。
シーズン2は昭和21年から始まる娘たちのお話。母たちの世代と違っていきなり敗戦後からの出発。それだけでも親たちより人間臭い人生を過ごすことになりそうです。
どうぞお楽しみに!
四獣×玉造小劇店トライアル・リーディング公演 第2弾「ワンダーガーデンSeason2」
2020年10月29日(木)~11月1日(日)
東京都 シアター711
作・演出:わかぎゑふ
出演:桂憲一、植本純米、大井靖彦、八代進一
特別出演:曽世海司