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深川麻衣の主演映画『おもいで写眞』1月公開 高良健吾、井浦新ら共演

映画

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CINRA.NET

©「おもいで写眞」製作委員会

映画『おもいで写眞』が2021年1月29日から公開される。

映画『君に届け』などの熊澤尚人が、「人が生きる豊かさと年を重ねる美しさ」を描いた同名小説を自ら映画化し、まなべゆきこと共に脚本を手掛ける『おもいで写眞』は、芸能プロダクション・テンカラットの25周年企画作品。頑固な性格が災いして美容部員の仕事をクビになった音更結子は、母の代わりに自分を育ててくれた祖母が亡くなったことを知って故郷に戻るが、幼なじみの星野一郎から遺影撮影の仕事をしてみないかと誘われ、やがて思い出のある場所で写真を撮る「おもいで写真」を始めるというあらすじだ。

出演者は深川麻衣、高良健吾、香里奈、井浦新、古谷一行、吉行和子。主演の深川麻衣は東京でメイクアップアーティストを志すも、夢と祖母を失って帰郷する音更結子役、高良健吾は役所に勤める星野一郎役、吉行和子は一人暮らしの老人・山岸和子役を演じる。

なお、原作『おもいで写眞』の文庫版が11月11日に刊行。表紙に音更結子の写真が使用されている。

深川麻衣のコメント

今回、初めてご一緒させていただく熊澤監督と、素晴らしい出演者の皆様と、物語の舞台である富山県で撮影をしてきました。
撮影の日々はとても刺激的で、苦しくもあり、あたたかくもあり、自分にとって何ものにも代え難い大切な時間になりました。
写真を通して人と人とが繋がり、結子が成長していく姿を感じていただけたら嬉しいです。

高良健吾のコメント

台本を読んだ時に驚いた事があります。主人公が祖母の遺影を見て感じたことを、自分も祖父の葬式の時に感じました。これはどこにでもある問題なんだと。
だとしたら、映画を通じて世の中になにかを投げかけられると。
このおもいで写眞の物語は主人公の喪失感から始まります。
主人公の不器用さにハラハラしますが、彼女の真っ直ぐさから伝わるものがあります。
この映画があることによって、おもいでというものの価値観も変わるのではないでしょうか。
正真正銘本当であるという事がすべてなのか。
是非、楽しみにしていてください。

香里奈のコメント

大切な思い出や記憶は、人は何歳になっても自分の心の中に大事にしまわれていて、それを思い起こすことでまたキラキラできる。
「おもいで写眞」は、写真を通して若者と年配の方々それぞれの角度から、本当に大切なことは何かと気づかせてくれるような温かい映画になっています。
今回、たくさんの素敵な俳優さん方とご一緒できて、私にもまたひとつ、大切なおもいでが増えました。

古谷一行のコメント

「おもいで写眞」公開決まりましたね。
とても待ち遠しかったし、嬉しいです。
昨年の夏に暑い富山ロケで、北陸新幹線も初体験しました。
深川麻衣さん、健吾君、香里奈さん、
ホテルのエレベーター前でいきなりバッタリ紹介者なしで4人が自己紹介。
そんなロケの始まりでした。
現場では、3人共先輩に気を遣ってくれて、よく話もはずみましたね。
最後の写真展のシーンは、とても温かな撮影でした。
映画のテーマ通り手作りのやさしい現場でした。

吉行和子のコメント

おもいで写眞に出演して、心が軽くなりました。としよりと言われて、人生がだんだんぼやけていく中で、若い人のアイディアで自分の一生が呼び起こされ生き生きとしてくる。
ラストの写眞展のすばらしさ。ちからづよいメッセージが溢れています。撮影中は深川麻衣さんの若さとチャーミングさにうっとり!

熊澤尚人監督のコメント

このオリジナルストーリーを書いたのは9年前。何度か映画化できそうになりましたが上手く行かず、推敲を重ねて粘り強く頑張った所、深川麻衣、高良健吾という魅力溢れる俳優と出会え、やっと映画になりました。映画は主人公がお年寄りと触れ合い、希望を見出す話です。吉行和子、古谷一行という名優と映画作りをさせて頂き、僕も大きな希望を得ることができました。