劇団Patchが“生でしか味わえない感動”届ける、中山義紘「気合い入りまくってます」
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左から三好大貴、中山義紘、田中亨、谷村美月、竹下健人、井上拓哉、吉本考志。
関西テレビ(以下カンテレ)と劇団Patchが関西から全国に向けて演劇を発信するプロジェクトの第1弾「音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』」。本公演に先駆けた囲み取材が、昨日10月28日に大阪府内で行われた。
12月から1月にかけて大阪と東京で上演される「マインド・リマインド」は、特定の香りからそれにまつわる記憶が呼び起こされる“プルースト現象”を題材にした音楽朗読劇。各回、劇団Patchのメンバーが3人ずつ出演し、ロボットのエンジニアをしている主人公の“僕”、主人公の彼女の弟、主人公が訪れるクリニックの医師を演じる。また、主人公の恋人である彼女役に谷村美月と入山法子がキャスティングされた。
昨日の会見には劇団Patchの中山義紘、井上拓哉、竹下健人、三好大貴、吉本考志、田中亨、ヒロイン役の谷村が出席。メンバー最年長の中山は「劇団Patchが8周年を迎え、“パッチ周年”として盛り上げていこうと計画していたのですが、さまざまなことが頓挫し、自分たちの仕事の意味を考え直しました」と今年の出来事を振り返りつつ、「魅力的なヒロインお二人をお迎えした劇団Patch、気合い入りまくってます。今までのフラストレーションを全部ぶつけて、生でしか味わえない感動を味わってもらいたいと思います。僕個人としては『この人、本当におかしいんじゃないか』と思われるような気持ち悪さを武器に、僕の出る回が一番面白いと思っていただきたいです」と今作への意気込みを語る。
大阪公演の初日に“僕”を演じる井上は「今回のプロジェクト(カンテレ×劇団Patch)の第1弾で、僕たちのこれまでの成長と、『演劇で関西から全国を元気に』という僕たちのモットーをお見せしたいと思っています」とコメント。ヒロイン役の谷村は「何年か前に演じてみたいと思っていた“人間ぽくない”役が、やっとやれるときが来たんだと思いました」と喜びを明かすと共に、「観に来られる方もいろいろな対策をして来てくださると思います。そんな中だからこそ、みんなでがんばっていけたらと思います」と意欲を見せた。
公演は12月26・27日に大阪・サンケイホールブリーゼ、来年1月28日から31日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで行われ、チケットの一般販売は10月31日10:00に開始予定。
カンテレ×劇団Patch プロジェクト「音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』」
2020年12月26日(土)・27日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
2021年1月28日(木)~31日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
脚本:古家和尚
演出:木村淳
出演:劇団Patch / 谷村美月(Wキャスト)、入山法子(Wキャスト)/ 青山郁代、秦コータロー、齋藤晋介