「マリー・アントワネット」花總まり&笹本玲奈が美声響かせるダイジェスト公開
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ミュージカル「マリー・アントワネット」より。左から田代万里生演じるフェルセン伯爵、花總まり演じるマリー・アントワネット(中央)。(写真提供:東宝演劇部)
ミュージカル「マリー・アントワネット」が、去る9月14日に福岡・博多座で開幕。また本作のダイジェスト映像が、本日19日に博多座のYouTubeチャンネルで公開された。
遠藤周作の「王妃マリー・アントワネット」をもとにした本作は、ミヒャエル・クンツェとシルヴェスター・リーヴァイが、それぞれ脚本・歌詞、音楽・編曲を手がけたミュージカル。「100万のキャンドル」をはじめとする名曲に彩られた本作が、ロバート・ヨハンソンの新演出により、新曲や新要素を交えて上演される。
9月14日の初日公演で実施された特別カーテンコールにて、マリー・アントワネット役の花總まりは「不安もありましたが、皆様の温かい拍手のおかげで無事によいスタートを切ることができました」と挨拶。マルグリット・アルノー役のソニンは「今日までいろんな方の力があって幕が開いたと思うと、とても感慨深いです。最後まで役を生き抜きたい」と宣言した。
また9月15日の特別カーテンコールでは、マリー・アントワネット役の笹本玲奈、マルグリット・アルノー役の昆夏美がコメント。2006年上演版でマルグリット・アルノー役を演じていた笹本は「無事に開幕してホッとした気持ちです。ご観劇の皆様にぜひ感想を広げていただきたい」と観客に呼びかける。続く昆は本作について、「誰に感情移入するかによって、見方が変わってくる作品。生まれたてのこの作品を皆様に楽しんでほしいです」と語った。なお特別カーテンコールの模様を収めた動画は、同劇場のYouTubeチャンネルで公開中だ。
このほかキャストにはフェルセン伯爵役の田代万里生と古川雄大、オルレアン公役の吉原光夫のほか、LE VELVETSの佐藤隆紀、原田優一、駒田一、彩吹真央、坂元健児、彩乃かなみらが名を連ねている。公演は9月30日まで博多座で行われたのち、10月8日から11月25日まで東京・帝国劇場、12月10日から21日まで愛知・御園座、来年19年1月1日から15日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて行われる。
新演出版 ミュージカル「マリー・アントワネット」
2018年9月14日(金)~30日(日)
福岡県 博多座
2018年10月8日(月・祝)~11月25日(日)
東京都 帝国劇場
2018年12月10日(月)~21日(金)
愛知県 御園座
2019年1月1日(火)~15日(火)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出:ロバート・ヨハンソン(遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より)
キャスト
マリー・アントワネット:花總まり、笹本玲奈
マルグリット・アルノー:ソニン、昆夏美
フェルセン伯爵:田代万里生(福岡、東京のみ出演)、古川雄大
ルイ16世:佐藤隆紀、原田優一
レオナール:駒田一
ローズ・ベルタン:彩吹真央
ジャック・エベール:坂元健児
ランバル公爵夫人:彩乃かなみ
オルレアン公:吉原光夫
ロアン大司教:中山昇
ギヨタン博士:松澤重雄
ロベスピエール:青山航士
ラ・モット夫人:真記子
荒田至法、石川剛、榎本成志、小原和彦、川口大地、杉山有大、谷口浩久、中西勝之、山本大貴、横沢健司、天野朋子、石原絵理、今込楓、岩崎亜希子、首藤萌美、堤梨菜、遠山さやか、原宏実、舩山智香子、山中美奈、吉田萌美
※岩崎亜希子の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。