柄本佑が在宅医役の映画『痛くない死に方』2月公開 共演に坂井真紀ら
映画
ニュース
©「痛くない死に方」製作委員会
映画『痛くない死に方』が2021年2月に東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。追加キャストが発表された。
『第23回上海国際映画祭』でワールドプレミア上映された同作は、兵庫・尼崎でクリニックと在宅医療を運営する医師・長尾和宏の書籍『痛くない死に方』『痛い在宅医』をもとにした作品。診断ミスで末期の肺がん患者を苦しませた末に死なせてしまった在宅医・河田仁が、約2年の歳月を経て末期の肺がん患者である本多彰を担当することになり、本多の妻しぐれと共に「痛くない死に方」を実践する姿を描く。在宅医療に従事する主人公・河田仁役に柄本佑がキャスティング。高橋伴明が監督と脚本を務めた。
新たに出演が発表されたのは、坂井真紀、余貴美子、大谷直子、宇崎竜童、奥田瑛二、大西信満、大西礼芳、下元史朗、藤本泉、梅舟惟永、諏訪太朗、田中美奈子、真木順子、亜湖、長尾和宏、田村泰二郎、東山明美、安部智凛、石山雄大、幕雄仁、長澤智子、鈴木秀人。
坂井真紀は末期の肺がん患者の父・敏夫のために「痛くない在宅医」を選択した智美役、奥田瑛二は河田仁の先輩である長野浩平役、余貴美子は長野と在宅医療を支える看護師の中井春菜役、宇崎竜童は河田仁が新たに担当する末期の肺がん患者・本多彰役、大谷直子は本多彰の妻しぐれ役、下元史朗は智美の父・井上敏夫役を演じる。
同作は一般公開に先駆けて11月14日に『第45回湯布院映画祭』秋の陣で日本初上映。今回の発表とあわせてポスタービジュアルが公開された。
さらに、原作者で医療監修を務めた長尾和宏のドキュメンタリー映画『けったいな町医者』が同時期に公開されることも決定。実際に在宅医として活動する長尾の現場を取材し、命の駆け引きの現場を収めた作品だ。ナレーションは柄本祐、監督は『痛くない死に方』のチーフ助監督の毛利安孝が務めた。
柄本佑のコメント
高橋組の一員になれるだけで最高なのに、主演という一番監督と長く居られる部署にまさか呼んでいただけるとは!高橋伴明監督の骨太な「ヨーイ、ハイ!」には人を突き動かす生命力に溢れていたように思います。たくましい人間ドラマを楽しんでいただけたら幸いです。