「ラヴクラフトカントリー」主演俳優がオファーに号泣「感激して床に崩れ落ちた」
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「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」キーアート
HBOドラマ「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」で主演を務めたジョナサン・メジャース。「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」「ザ・ファイブ・ブラッズ」でも注目を集めた彼が、ドラマのオファーと制作現場を振り返った。
本作はクトゥルー神話の始祖として知られるH・P・ラヴクラフトが生み出した世界観をもとにしたSFファンタジーホラー。主人公アティカス・フリーマンが失踪した父を探すため、黒人差別が根強い1950年代のアメリカ南部を旅するさまを描く。
「ゲット・アウト」のジョーダン・ピールと「スター・ウォーズ」シリーズで知られるJ.J.エイブラムスが製作総指揮を担当した本作。メジャースは主演が決まったときのことを「ただただ泣きました。そのときサンフランシスコで『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』を撮影中で共演者と一緒にいたのですが、2人で映画を観に行こうとしていたところで電話をもらい、感激して床に崩れ落ちて泣きました。とってもうれしくて、感謝の気持ちでいっぱいでした」と振り返る。
「私の人生が大きく変わった瞬間」と出演の喜びを明かしつつ、本作のテーマである人種差別にも言及。「私自身が抱いている怒りや苦しみがあるから、細かく演技指導をしてもらう必要はありませんでした。HBOがこれだけの規模で、これほどサポートしてくれるとは当初考えていなかった。今振り返っても素晴らしかったです」と語った。
非現実的なモンスターが登場するなど、超自然的な描写も多い本作。メジャースは「子供の目には空想上のものが見えたりしますが、モンスターと戦うシーンは少年の夢が叶うようなもの。ほとんど演技をしていたとは言えないかもしれません」と、その描写に興奮を隠さない。そして「私たちの祖先が経験したことを誠実に演じられるように、過酷なシーンはできるだけリラックスした状態で挑みたかった。そのために自分の中ではモンスターのような想像上の存在を覆い隠したんです」と、現場での心構えを明かした。
「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」はAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で毎週土曜に1話ずつ更新。BS10 スターチャンネルでは11月26日より放送される。
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