コンプレックスの塊だった男が“パンイチ”デートに挑戦 『100日間のシンプルライフ』本編映像
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12月4日公開の映画『100日間のシンプルライフ』より、本編映像が公開された。
フィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』をもとに、価値観の異なる男たちの大勝負を描く本作。2010年度のドイツ映画賞最優秀作品賞を受賞した『ヴィンセントは海へ行きたい』で主演と製作を務めたフロリアン・ダーヴィト・フィッツが監督・脚本を担当し、スマホ依存症の主人公・パウル役も務めた。パウルの対戦相手である幼なじみでコンプレックスの塊・トニーを、Netflixオリジナル映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』への出演も決定したマティアス・シュヴァイクホファーが演じる。
公開された本編映像は、トニーがすべての“モノ”を失ってから初めての自宅デートの様子を捉えたもの。外見にコンプレックスを抱え育毛剤や、高級スーツなど身だしなみを常に気遣ってきたトニーは似合わないメガネより使い捨てコンタクトを使い回すことを選んだが、大事なデート直前に目に大きなトラブルを抱えてしまう。1日1つしかモノを取り戻せないルールに従い、やむを得ず目を隠すことを優先し、ズボンとサングラスを交換することに。これまで高級スーツを身にまとうことでコンプレックスを隠していたトニーからは考えられなかった、下半身はパンツのみというスタイルで謎の美女ルーシーを迎える。
ムードの出る音楽をかけるため、紙で即席のスピーカーを作り、自分は鍋のまま食事をしたりするなど工夫の数々を凝らすトニー。とっておきのワインも、花を活けていたマグカップを使うことになる。トニーに招かれたルーシーは、最初こそ戸惑いの表情を浮かべていたが、やがて朗らかな表情へと変わっていく。“モノ”に囲まれていた頃とは違い、取り繕うことなく人と接しようとするなど、トニーの価値観にも変化が生まれ、ルーシーとの距離が縮まっていく。
■公開情報
『100日間のシンプルライフ』
12月4日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか全国順次公開
監督・脚本:フロリアン・ダーヴィト・フィッツ
出演:フロリアン・ダーヴィト・フィッツ、マティアス・シュヴァイクホファー、ミリアム・シュタイン
配給:トランスフォーマー、フラッグ
原題:100 Dinge/英題:100 Things/2018/ドイツ/111分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:吉川美奈子/PG-12
(c)2018 Pantaleon Films GmbH/Erfttal Film & Fernsehproduktion GmbH & Co. KG/WS Filmproduktion/Warner Bros.Entertainment GmbH
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