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早野勘平の切なさ、長右衛門の苦悩「12月文楽公演」に「忠臣蔵・桂川連理柵」

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「令和2年12月文楽公演」チラシ

「令和2年12月文楽公演」が、12月3日から15日まで東京・国立劇場 小劇場で上演される。

「12月文楽公演」は毎年、中堅や若手の技芸員が大役・難役に挑む公演として行われている。今年は第1部に時代物「仮名手本忠臣蔵」、第2部に世話物「桂川連理柵」がラインナップされた。「仮名手本忠臣蔵」からは「二つ玉の段」「身売りの段」「早野勘平腹切の段」、「桂川連理柵」からは「六角堂の段」「帯屋の段」が披露され、第1部では主君・塩谷判官のあだ討ちに参加できなくなった早野勘平の切ない思い、第2部では妻がありながら隣家のお半に思い煩う長右衛門の苦悩が描かれる。

上演時間は、第1・2部共に約1時間30分。

「令和2年12月文楽公演」

2020年12月3日(木)~15日(火)
東京都 国立劇場 小劇場

第1部「仮名手本忠臣蔵」

「二つ玉の段」
「身売りの段」
「早野勘平腹切の段」

第2部「桂川連理柵」

「六角堂の段」
「帯屋の段」