岡田健史にラブビームで貫かれた綾野剛、次の共演は「BLは入れとくわ」
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左から綾野剛、岡田健史。
「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」の大ヒット御礼舞台挨拶が本日11月22日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、キャストの綾野剛と岡田健史が出席した。
本作は闇サイトで依頼を受け人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デスに立ち向かう刑事の姿を描いたクライムサスペンス。綾野が破天荒な直感型刑事・犬養、北川景子が冷静沈着な頭脳派刑事・高千穂を演じ、岡田は新米刑事の沢田に扮した。
岡田が本作の舞台挨拶に参加するのはこれが初めて。彼は大好きだという綾野と2人で登壇することににやにやが止まらない様子で、その姿を見た綾野は「岡田健史のラブビームが僕を貫いてくる」「かわいくて仕方がない」と目尻を下げる。撮影中は岡田が綾野へ芝居に関する質問をたくさんしていたそうで、岡田は「1つ聞いたら10にも100にもして返してくれる。こんな人はなかなかいないです。真摯に向き合ってくれる方と出会えたことがうれしかった」と感慨深そうに話す。そんな岡田を綾野は“この作品の裏のヒロイン”と表現し、「スポンジのように吸収していく彼を見て、自分が今日まで経験してきたことをすべてシェアしていきたくなったんです。僕が何十年かけてやってきたことを健史は1、2年でやってしまえばいいと思って。彼のまぶしさにはハッとします」と称えた。
「次に共演するならどんな役がいい?」とのMCからの質問に、岡田は「徹底的に敵対する役! いかに僕のラブラブを消せるか。どれだけ好きでも、いつかは役者としてつけるべきスキルですよね」と目を輝かせながら俳優としての成長を望む。しかし綾野が「朝『おはようございます』入ってきても俺はガン無視よ?」と冗談を飛ばすと、岡田は「それはきついですね……」と口ごもった。
さらに観客から同じ質問が綾野に投げかけられると、岡田は「よくぞ聞いてくださいました!」と感謝の言葉を連呼し、「1つじゃなくてもいいんですよ」と綾野に期待の目を向ける。綾野は岡田の思いの強さに笑いながら「とりあえずBLは入れとくわ。健史をめちゃめちゃかわいがる役もいいね」とぽつり。目を閉じて喜びを噛みしめながら「いいですね」と相槌を打っていた岡田は、「『ラブ』ってタイトルで何かやる?」と綾野に聞かれ、「ドライブしたいです!」と満面の笑みで答えた。
「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」は全国の劇場で上映中。
(c)2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会