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秋之桜子×寺十吾「その男、ピッグテイル」開幕、宮崎秋人「アップデートは常に」

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「その男、ピッグテイル」より。(撮影:石川純)

「その男、ピッグテイル」が昨日11月22日に東京・あうるすぽっとで開幕した。

「その男、ピッグテイル」は、作を西瓜糖の秋之桜子、演出をtsumazuki no ishiの寺十吾が手がける新作。江戸から明治にかけての時代の転換期を舞台に、価値観の変化に戸惑いながらも明日へと向かう若者たちの姿が描かれる。

出演者には、宮崎秋人、大薮丘、一色洋平、前島亜美、町田マリー、加山徹、高山春夫、吉村公佑、今井勝法、中山朋文、碓井将仁らが名を連ねた。初日公演を終えた宮崎は「明治維新でそれまで当たり前だったモノが当たり前では無くなった時代。2020年もまさしくそんな年だったのではないでしょうか。しかし、規模は違えどその様なアップデートは常に起こり続けてるわけで、そんな流れに翻弄されている人間が描かれています」とコメント。前島は「日常を生きながら、光を見つけたい時、時の叫びやそれぞれの正義と熱を感じに、是非劇場へいらしてください」とメッセージを送った。

上演時間は約2時間10分を予定。公演は11月29日まで。

宮崎秋人コメント

まず、初日無事終えてホッとしたという気持ちが強いです。この情勢の中、作品をお届けできる喜びは格別です。そして観てくださった皆様の感想が気になりますね。すぐにTwitterをチェックします!

この作品、明治維新でそれまで当たり前だったモノが当たり前では無くなった時代。2020年もまさしくそんな年だったのではないでしょうか。しかし、規模は違えどその様なアップデートは常に起こり続けてるわけで、そんな流れに翻弄されている人間が描かれています。

是非、劇場でご覧いただければと、よろしくお願いします。

前島亜美コメント

先ずは、無事に幕が上がり本当にホッとしました。この時代に舞台に立てることが奇跡だと思っているので、1ヶ月励んできた稽古の結晶をお客様へお届けできて、凄く嬉しかったです。稽古では、独特な言葉の発音に最初苦労して、作家の秋之さんに何度かご指導いただきました。叫んだり、走り回ったりのシーンが多いので、声帯と身体のケアにも頑張りました。

私はこの作品の中に、現代の人々へ刺さる言葉が多く存在していると強く感じています。

日常を生きながら、光を見つけたい時、時の叫びやそれぞれの正義と熱を感じに、是非劇場へいらしてください。

「その男、ピッグテイル」

2020年11月22日(日)~29日(日)
東京都 あうるすぽっと

作:秋之桜子
演出:寺十吾
殺陣:六本木康弘
振付:スズキ拓朗
出演:宮崎秋人、大薮丘、一色洋平 / 前島亜美 / 町田マリー、加山徹、高山春夫 / 吉村公佑、今井勝法、中山朋文、碓井将仁 / 池田怜央、津田修平、川崎脩誠、山中博志、滝口巧、鈴木みや、安達千里、檜山友弥、水落斉平、舟山利也、日辻義昭、熊谷夏希、千村一真、清水凱、小野峻佑、福嶋浩康、梅木懐、井料明里、北野更、相今くる

※川崎脩誠の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。