サン・ ラーの宇宙船が空から降りてくる衝撃 『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』予告編
映画
ニュース
2021年1月29日に公開される映画『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』の予告編と場面写真が公開された。
本作は、アヴァンギャルド・フリー・ジャズの音源を大量に発表した土星から降臨した太陽神、超現実的宇宙音楽の創造者であり、1993年に地球を去ったサン・ラーによる、革新的SF映画。1969年頃に地球から姿を消していた大宇宙議会・銀河間領域の大使サン・ラーは音楽を燃料に大宇宙を航行する中、ついに地球と異なる理想の惑星を発見した。さっそく地球に戻り、ジャズのソウル・パワーによる同位体瞬間移動で米国にいる黒人のブラザーたちの移送計画を立てるが、その技術を盗もうとアメリカ航空宇宙局(NASA)の魔の手が迫る。
公開された予告編は、1969年6月頃、 ヨーロッパで消息を絶った大宇宙議会・銀河間領域の大使サン・ラーの乗る宇宙船が、大宇宙航行の末、地球に帰還すべく大気圏内に突入、 空から降りてくる様子をとらえた衝撃映像が映し出されている。宇宙船内部でサン・ラーが宇宙船の推進力でもある音楽のソウル・パワーで忙しく操縦している姿も確認できる。地上では、宇宙船を一目見ようと多くの人々、TVカメラ、レポーターが待ち受け、騒然としている。そして、宇宙船の2つの目玉のような部位からレーザー光線のようなものを発しながら現れた、超宇宙的物体を目撃した人々は、その神秘的もしくは独創的光景に唖然となる。
そして、予告編のなかでは、インターギャラクティック・ミス・ サイエンス・ソーラー・アーケストラ(銀河間神話科学太陽系アーケストラ)のジューン・タイソンによる歌声で“宇宙時代を生きている”という言葉が響きわたっている。
■公開情報
『サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス』
2021年1月29日(金)より、アップリンク吉祥寺・新宿シネマカリテほか順次公開
監督:ジョン・コニー
脚本:ジョシュア・スミス、サン・ラー
製作:ジム・ニューマン
音楽:サン・ラー
出演:サン・ラー、レイ・ジョンソン、クリストファー・ブルックス、バーバラ・デロニー、エリカ・レダー、ジョン・ベイリー、クラレンス・ブリュワー
撮影:セス・ヒル、パット・ライリー
配給:ビーズインターナショナル
1974年/アメリカ映画/81分/スタンダードサイズ/モノラル/北アメリカ恒星系プロダクション作品/原題:Space Is the Place
(c)A North American Star System Production / Rapid Eye Movies
公式サイト:SUNRA.JP