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若葉竜也が吉沢亮との対決への心境を語る 『AWAKE』冒頭映像公開

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リアルサウンド

 12月25日より公開される吉沢亮主演映画『AWAKE』の冒頭映像が公開された。

 2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中からグランプリに選ばれた本作は、ニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた山田篤宏が脚本・監督を務めた商業映画デビュー作。2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得たオリジナルストーリーが描かれる。

『AWAKE』冒頭映像

 公開されたのは、棋士VSコンピュータの世紀の対決が始まろうとしている瞬間を切り取った冒頭映像。浅川陸七段(若葉竜也)が美しい指し手で、ロボットアームが精密な動きで、それぞれ王と玉の駒を配置する対比的なシーンから始まる。「まもなく、人間対コンピュータの世紀の対決が始まろうとしています」とリポーターが話す姿が映るパソコン画面には、「始まるううううううう」「キタキタキタキター」などのコメントが映し出され、対決を待ちわびる観客の様子も映し出されている。

 また、「コンピュータなんかに人間は負けないから」と棋士の勝利を信じる子ども、「いよいよこの日がやってきてしまいました……」と複雑な心境を語る解説者、そして“人工知能が人類を超える日”と大々的に報じるマスコミの姿も収録。そして今年は、AIが6億手を読んで導き出した最善手を、藤井聡太二冠がわずか23分で導き出し「AI超え」が話題になったが、2015年は真逆の「人類超え」が話題になっていたことがわかる。かつて互いに切磋琢磨したライバル・清田英一(吉沢亮)と、棋士VSソフト開発者として再び相まみえることとなった心境を聞かれた陸は、「(開発者が元ライバルであることは)特に意識はしてません。僕が闘うのは……あくまで彼が作ったコンピュータソフトなので」と冷静沈着に答える姿も収められている。

■公開情報
『AWAKE』
12月25日(金)、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
出演:吉沢亮、若葉竜也、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まこと
監督・脚本:山田篤宏
制作・配給:キノフィルムズ
製作:木下グループ
2019年/日本/日本語/119分/カラー/シネマスコープ/5.1ch
(c)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
公式サイト:awake-film.com
公式Twitter:@awake_eiga2020
公式Instagram:@awake_eiga2020