劇団ノーミーツ「それでも笑えれば」河邑ミク・めがねら7名のメインキャスト発表
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劇団ノーミーツ 第3回長編公演「それでも笑えれば」の出演者。
劇団ノーミーツ「それでも笑えれば」のメインキャストが決定した。
劇団ノーミーツは、“NO密で濃密なひとときを”をテーマに、稽古から上演までをリモートで行っている団体。このたび出演が決定したのは、河邑ミク、めがね、相馬理、上谷圭吾、石山蓮華、オツハタ、藤井咲有里の7名だ。
本作は、観客の選択が物語の行末を左右する“観客選択式演劇”となっており、劇中では“選択”をテーマに芸人の物語が展開。自身もお笑い芸人である河邑は「芸人が芸人役を演じるという、なんともリアルな演劇をさせていただきます。もちろんオンライン演劇というのは自分にとって初めての経験なのですが、本番どうなるのかとても楽しみです」と期待を寄せる。
YouTuber・女優のめがねは「私はこの作品を通して、選択することでどう人生が変わり、どうすることが良いのか、皆様の人生にとって、1つひとつの選択がどれほど大切なことか、お伝えできればいいなぁと思っております。そして公演が終わる頃には、私も選択をして悩みも解決できますように」とコメント。そして脚本・演出を手がける小御門優一郎は「今年のそれぞれの“選択”を、労い合うような作品にしていけたら」と思いを語った。
「それでも笑えれば」の配信は、スマートフォン、パソコンから観賞可能なオンライン劇場・ZAにて、12月26・27日、29・30日に行われる。配信時間は約1時間30分を予定。チケットの一般販売は12月1日にスタート。
小御門優一郎 コメント
緊急事態宣言が発令されたばかりの2020年4月、「会わずに作る」劇団ノーミーツを旗揚げしたのは我々にとって大きな“選択”でした。演劇に限らず、ライブエンタメを愛する私たちにとって、創作過程や作品が公開される場で「人と会う」ことは、最も重要な価値の一つだったからです。これまでの価値観が揺るがされ、本質が問われるような"選択"を、今年はいつもより多くした気がします。きっと多くの人にとって、2020年はそんな1年だったことかと思います。
今私が思うことは、何か重大な局面に差し掛かった時、それに果敢に立ち向かう選択ばかりが称賛されるべきではなく、耐え忍ぶこと、諦めること、あえて何もしないことだって、自分で選んだのであれば、それは尊い選択であるということです。
そんな“選択”の物語を、2020年の締め括りにみなさんと一緒に作ります。今年のそれぞれの“選択”を、労い合うような作品にしていけたらと思います。
河邑ミク コメント
私は普段、芸人をやっているんですが「それでも笑えれば」は、なんと芸人の物語なんです。芸人が芸人役を演じるという、なんともリアルな演劇をさせていただきます。もちろんオンライン演劇というのは自分にとって初めての経験なのですが、本番どうなるのかとても楽しみです。公演を観た方に大きめの声で「ええやん」と言っていただける様にがんばります!
めがね コメント
今回の作品テーマは“選択”。最近生きづらいなぁってなんとなく思いながら生きていましたが、今回のオーディションの時にテーマを聞いて気付きました。私は様々な選択を強いられる中、間違った方を選びながら過ごしていたのかも。だから今悩んでいることもあります。私はこの作品を通して、選択することでどう人生が変わり、どうすることが良いのか、皆様の人生にとって、1つひとつの選択がどれほど大切なことか、お伝えできればいいなぁと思っております。そして公演が終わる頃には、私も選択をして悩みも解決できますように。
相馬理 コメント
先の見えない生活の中で新たな演劇スタイルに衝撃と魅力を感じていたこの作品に参加できる事をとてもうれしく思います。私にとってリモートでの初の長編作、そして生配信なのでとてもドキドキしますが楽しみです。芝居経験も浅く未熟者ですが、皆さんの何かのきっかけになるよう精一杯がんばります。今年の締めくくりとして是非ご覧ください。
上谷圭吾 コメント
劇団ノーミーツ長編公演には、2回目の出演となります。旗揚げ公演である「門外不出モラトリアム」の時、オンライン配信でありながらも確かにそこには共演者の熱、お客様の息を感じました。不思議と劇場のように今目の前で行われている感覚がそこにはありました。今回の公演でも、素敵な共演者の方々と2020年の締めくくりとしてステキな作品をお届けできればと思います。
石山蓮華 コメント
主人公たちのライバル「相原カオリ」役として参加いたします、石山蓮華です。リモート演劇という新しい表現がどう出来ていくのかを一番近くで見たかったので、本作のオーディションを受けました。今年してきた判断が、正解か不正解かまだわかりません。ずっとわからないままかもしれません。ただ、演劇や表現のおもしろさはわからなさの中から出てくるはずだと思っています。この年の瀬、いいもの観たなと思ってもらえるよう精一杯取り組んで行きます。どうぞよろしくお願いいたします!
オツハタ コメント
新型コロナウィルスは世界を変えました。きっと皆さんが見る世界も変わったことと思います。外出自粛期間に俳優になることを決めた僕の世界はがらりと変わりました。2020年5月初旬の僕が下した選択。あの時の俺、今の俺を見てどう思うんだろう? そんな事ばかり考えています。これからする選択によって生まれる、僕や僕以外の皆が、未来で元気でやっていてほしいです。選択されなかった方の自分たちを認めながら、皆で生きていきましょう。最高の年末、そして新しい年を、皆で迎えられますように!
藤井咲有里 コメント
ドラクエとFFが大好きです。RPGには道を切り拓き進み行く夢とロマンがあり、画面を越えて己がその世界に没入してしまう不思議があります。これは、自分で選択して進んでいるからこそ生まれる素敵さなのだと私は思っています。今作は観客選択スタイルの劇。何それ、初めて! どんな作品が生まれどんな体験をお客さまに贈ることができるのでしょう。空間の共有ができないのがオンラインの難しさだと私は感じてきましたが、観客が主人公と共に選択し進んで行く物語の先にはどんな景色が現れるのか……。一緒に冒険、してみませんか?
劇団ノーミーツ 第3回長編公演「それでも笑えれば」配信
2020年12月26日(土)・27日(日)、29日(火)・30日(水)
製作総指揮:広屋佑規
企画・プロデュース:林健太郎
脚本・演出:小御門優一郎
出演:河邑ミク、めがね、相馬理、上谷圭吾、石山蓮華、オツハタ、藤井咲有里 ほか