冤罪か、有罪か　実話描く仏法廷映画『私は確信する』予告編＆ポスター到着

映画『私は確信する』の予告編とポスタービジュアルが到着した。

2021年2月12日から公開される同作は、フランスで実際に起こり、「ヒッチコック狂による完全犯罪」と騒がれたという「ヴィギエ事件」を映画化した作品。妻スザンヌ・ヴィギエ殺害の容疑者となった大学教授ジャックの無実を信じるノラは、敏腕弁護士デュポン＝モレッティのアシスタントとなって事件の調査を始めるが、やがて刑事、ベビーシッター、スザンヌの愛人らの食い違う証言などから新たな真実と疑惑と浮かび上がるというあらすじだ。実在の弁護士デュポン＝モレッティ役をオリヴィエ・グルメ、シングルマザーのノラ役をマリーナ・フォイスが演じる。

スザンヌ・ヴィギエが失踪し、ジャックが起訴されたシーンから始まる予告編では、遺体、証拠、動機もないことから冤罪を確信したノラがモレッティ弁護士のもとへ押し掛ける姿や、約250時間に及ぶ通話記録に録音された「ヒッチコックの真似よ」「ヒッチコックマニアなの」という音声、法廷で証人が「ちらっと見ただけで浴槽に血があったと？」「被告人の家族から父親を奪うと考えなかった？」と詰問される様子、モレッティ弁護士が「無罪を尊重せず正義は踏みにじられた」と声を荒げる場面などが確認できる。

ポスタービジュアルには「冤罪か、有罪か――。真実は二重の歪みにひそむ。」というコピーが据えられている。
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