Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 映画ポケモン「ココ」上白石萌歌や中村勘九郎がアフレコ披露、山寺宏一はエゴサ告白

映画ポケモン「ココ」上白石萌歌や中村勘九郎がアフレコ披露、山寺宏一はエゴサ告白

映画

ニュース

ナタリー

左から中川翔子、中村勘九郎、上白石萌歌、山寺宏一。

「劇場版ポケットモンスター ココ」のアフレコイベントが、本日11月28日に東京・アバコクリエイティブスタジオで開催され、声優の上白石萌歌、中村勘九郎、山寺宏一、中川翔子が登壇した。

ポケモンたちの楽園・オコヤの森を舞台に、ポケモンと人間という種族を超えた親子の絆を描く本作。上白石がポケモンと人間のはざまで揺れ動くココ、中村がココを育てる幻のポケモン・ザルードに声を当てた。山寺は研究所のゼッド博士役、中川は研究員のカレン役で参加している。

イベントでは、ココがサトシやピカチュウと会話するシーンや、ザルードが群れを離れる決意をするシーン、ココたちが研究所を訪れるシーンなどのアフレコが行われた。上白石がポケモン語を披露すると、中川から「ココだー!」と歓声が。重心を低くして情感たっぷりに演じていた中村は、力みすぎてタイミングを外してしまい「すみません、合わなかったです!(笑)」と笑いを起こした。

質疑応答コーナーでは、監督の矢嶋哲生がキャストたちについてコメントした。性別的には男であるココを演じた上白石は、矢嶋から「男の子の声に苦労されていた印象でした」と言われ、「男の子役をできるのもアニメーションの特徴の1つだと思っています。音響監督の三間(雅文)さんに『女の子は頭で怒るけど、男の子は腹で怒るんだ』と言っていただいたので、ひざを曲げて、なるべくココと同じ体勢で声を吹き込みました」と振り返る。

今回声優に初挑戦した中村へは、矢嶋から「アフレコ時は姿勢が低く、ザルードのように四つ足になっちゃうんじゃないかと思って見ていました」とコメントが。それを受け中村は「だんだん低くなってしまったので、そのたびにマイク位置を直していただいて、本当に申し訳ないなと思っていました(笑)」と謝罪した。

ポケモン映画に23年連続で出演している山寺に関して、矢嶋は「ネタバレになっちゃうかなと思うんですが……ポケモン史上最大の◯◯だと思います。ぜひ本編を観てください」と言及。中川に「令和に入って初めて聞いたかも!みたいなパワーワードでした」と言われた山寺は「気持ちを込めてやりました。これで駄目だったら来年ないと思うので……(笑)」とジョークを飛ばす。また中川は、今回初めて山寺と同時にアフレコを行ったそうで「山寺さんの、声を発するたびに稲妻が走るようなお芝居を受けられてうれしかった」と感激した様子だった。

イベント中盤には、キャストたちが“ココだけマル秘情報”を披露するコーナーも。山寺は、後輩声優・花江夏樹の「情熱大陸」にインタビュー出演したあと、エゴサーチで反響を調べたことを告白。「『山ちゃん老けたねー』ってコメントがいっぱいあったので、ショックを受けて、電気バリブラシを大枚はたいて買いまして。今日メイクさんに使ってもらって、ここに登場してます」と笑いを誘う。さらに実はインドア派だという中村は、昨日花江と小野賢章のゲーム実況配信をリアルタイムで視聴したことを明かした。

最後に、劇中音楽のプロデュースを担当した岡崎体育が、急遽キャストたちへ質問を投げかけた。後方で密かに見守っていた岡崎がマイクを握ると、キャストたちも騒然。「声を吹き込むに当たって一番大切にしていることは?」と聞かれた山寺は「心を込めて演じることです。すみません、当たり前で」と回答する。また「昨日の晩ごはん、何を食べましたか?」と質問された中川は、驚きつつも「あさりを煮たやつです」と返答。質問を終えた岡崎は「僕も急に振られたもんで……」と笑った。

「劇場版ポケットモンスター ココ」は、12月25日より全国ロードショー。

(c)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (c)Pokemon (c)2020 ピカチュウプロジェクト