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ロロの初期作が来年1月にアトリエ春風舎で上演 若手を起用

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CINRA.NET

ロロの舞台『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』が2021年1月29日から東京・小竹向原のアトリエ春風舎で上演される。

三浦直之が脚本と演出を務め、これまでに何度も再演されている同作。三浦がロロ旗揚げ1年目に書いた作品で、「10代のころに読んだり観たりしてきた漫画、アニメ、ライトノベルへの愛情を目一杯詰め込んで書いたボーイミーツガールの物語」という。

出演者は朝倉千恵子、大中喜裕、門田宗大、金井美樹、関彩葉、高野栞で、最年少は20歳。ロロの公演で同劇団メンバーが出演しない舞台は初めてとのこと。昨年に新作公演のオーディションを通じて100人ほどの若手俳優たちと出会ったことが起用のきっかけになったという。

また「中堅と呼ばれる世代になったロロから、次の世代に何かを手渡す活動もしていきたい」という想いや、コロナ禍で特に若い演劇人たちの活躍の機会が失われている現状から、スタッフを下の世代に依頼して雇用創出にも取り組んだという。

チケットは12月26日から販売開始。

三浦直之のコメント

『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』はロロ旗揚げ一年目に書いた作品です。僕が10代のころに読んだり観たりしてきた漫画、アニメ、ライトノベルへの愛情を目一杯詰め込んで書いたボーイミーツガールの物語で、これまで何度も再演を重ねてきました。でも、現在の僕はこの物語をかつてのように肯定することができません。ここで描かれる男性や女性の姿にどうしても違和感を抱いてしまいます。
今作は、その違和感にとことん向き合ってみようとおもいます。